国立天文台

臨終間近の老星が変身する瞬間をアルマ望遠鏡が捉えた 1701物理及び化学

臨終間近の老星が変身する瞬間をアルマ望遠鏡が捉えた

老齢の星から噴き出すガスのジェットとその周囲の物質の分布が、これまでにない解像度で描き出され、詳しい分析の結果、ジェットが噴き出し始めたのは今からわずか60年ほど前であることや、このジェットが星の周囲のガス雲を今まさに変形させつつあることが明らかになった。
M87ジェットの根元が次第に加速する様子を捉えることに成功 1701物理及び化学

M87ジェットの根元が次第に加速する様子を捉えることに成功

2020-03-04   国立天文台台湾の中央研究院天文及天文物理研究所のパク・ジョンホ研究員や国立天文台水沢VLBI観測所の秦和弘助教を中心とする東アジアの国際研究チームが、楕円銀河M87の中心にある巨大ブラックホール近傍から噴出するジェ...
大型低温重力波望遠鏡KAGRA観測開始 1701物理及び化学

大型低温重力波望遠鏡KAGRA観測開始

2020-02-25   国立天文台大型低温重力波望遠鏡KAGRAのアームトンネル(クレジット:国立天文台) オリジナルサイズ(6.6MB)大型低温重力波望遠鏡KAGRA(かぐら)が観測を開始しました。KAGRAは、東京大学宇宙線研究所、高...
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オリオン座に潜む赤ちゃん星たちのポートレート 1701物理及び化学

オリオン座に潜む赤ちゃん星たちのポートレート

アルマ望遠鏡とアメリカにある電波望遠鏡カール・G・ジャンスキー VLA (Very Large Array)を用いて、オリオン座の星形成領域にある300個を超える原始星を観測し、原始星を取り巻くガスと塵の円盤の画像を得ることに成功した。
地上大型電波望遠鏡により、土星の衛星タイタンの大気成分の詳細な観測に成功 1701物理及び化学

地上大型電波望遠鏡により、土星の衛星タイタンの大気成分の詳細な観測に成功

太陽系外からの放射線が大気成分に与える影響を明らかに202002-14   国立天文台NASAの土星探査機カッシーニが撮影した、土星の衛星タイタン(Credit: NASA/JPL-Caltech/Space Science Institu...
直接撮像で迫る太陽系外巨大ガス惑星と褐色矮星の形成過程 1701物理及び化学

直接撮像で迫る太陽系外巨大ガス惑星と褐色矮星の形成過程

ケック望遠鏡とすばる望遠鏡を使った高解像度直接撮像観測から、太陽系外の巨大ガス惑星と褐色矮星の軌道を 27 の系について求めた。巨大ガス惑星と褐色矮星とが異なる軌道の特徴を示し、両者は別々の形成過程を経た可能性があることを明らかにした。
アルマ望遠鏡がとらえた、連星系を成す星の最期 1701物理及び化学

アルマ望遠鏡がとらえた、連星系を成す星の最期

アルマ望遠鏡によって、連星系 を成すふたつの星が織りなす美しいガスの広がりが撮影された。
いて座の新星を日本の天体捜索者が発見 1701物理及び化学

いて座の新星を日本の天体捜索者が発見

2020-02-04   国立天文台山本稔さんが発見翌日に撮影した新星画像。(クレジット:山本稔)いて座に11等級の新星が発見されました。2020年1月31日(日本時、以下同じ)の早朝、日本人天体捜索者がいて座の方向に新星を発見しました。愛...
宇宙の大規模構造の複雑な統計パターンを高速予言する人工知能(AI)ツールを開発 1600情報工学一般

宇宙の大規模構造の複雑な統計パターンを高速予言する人工知能(AI)ツールを開発

「ダークエミュレータ」と名付けられた機械学習装置は、宇宙のダーク成分の量や性質などをさまざまに変えて計算した101のバーチャル宇宙から対応関係を「学習」。新しい宇宙モデルに対して予想される観測結果の理論予言を高速に行うことを可能にした。
重い原始星が吐き出す「熱の波」 1701物理及び化学

重い原始星が吐き出す「熱の波」

重い原始星が育っていくときに発する「熱の波」が目撃された。
彗星と星形成領域にリンを含む分子を検出~アルマ望遠鏡と彗星探査機ロゼッタの協働 0303宇宙環境利用

彗星と星形成領域にリンを含む分子を検出~アルマ望遠鏡と彗星探査機ロゼッタの協働

アルマ望遠鏡と欧州宇宙機関(ESA)の彗星探査機ロゼッタの力を合わせて、星形成領域から彗星に至るリンの旅路を追跡した。リンを含む分子が形成される場所はどこなのか、リンはどのようにして彗星に運ばれるのか、特定のリン分子が地球の生命誕生に重要な役割を果たした可能性があることを初めて明らかにした。
双曲線軌道を描く天体の起源~恒星間天体か?それともオールトの雲からか?~ 1701物理及び化学

双曲線軌道を描く天体の起源~恒星間天体か?それともオールトの雲からか?~

近年立て続けに発見された極端な双曲線軌道を描く天体は、天体の軌道の進化と分布に着目した研究の結果、太陽系外起源である可能性が高いことが分かった。
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