国立天文台

若い惑星の公転面は傾いていない?:惑星系の進化に新知見 1702地球物理及び地球化学

若い惑星の公転面は傾いていない?:惑星系の進化に新知見

2020-09-03 国立天文台東京工業大学、自然科学研究機構アストロバイオロジーセンター (ABC)、ハワイ大学の研究者らは、最近発見された二つの若い惑星系に対して、すばる望遠鏡の新赤外線分光器 IRD (アイ・アール・ディー) を用いた...
三つ子星の周りで見つかった、互い違いの原始惑星系円盤 1701物理及び化学

三つ子星の周りで見つかった、互い違いの原始惑星系円盤

2020-09-04 国立天文台アルマ望遠鏡が観測した若い星オリオン座GW星の周りの原始惑星系円盤。3本のリングのうち、最も内側のリングがほぼ円形に見える一方で、外側の2本のリングは縦に伸びた楕円形に見えます。リングは実際には円形に近いと仮...
不死鳥は甦るか?~冷えた銀河団の中心で生まれた若いジェットを発見~ 1701物理及び化学

不死鳥は甦るか?~冷えた銀河団の中心で生まれた若いジェットを発見~

2020-08-31 国立天文台ほうおう座銀河団の中心にある銀河から噴き出すジェットの想像図。(クレジット:国立天文台) オリジナルサイズ(1.4MB)「ほうおう座銀河団」は約59億光年というやや遠い距離にあり、年老いて冷えてしまった銀河団...
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宇宙の重量級同士のまれな出会い~合体の過程にある超大質量ブラックホールを発見~ 1701物理及び化学

宇宙の重量級同士のまれな出会い~合体の過程にある超大質量ブラックホールを発見~

2020-08-27 国立天文台今回見つかった二重クェーサー「SDSS J141637.44+003352.2」。私たちから47億光年の距離にあり、2つのクェーサー同士は1万3000光年離れている。クレジット:Silverman et al...
冷却中間赤外線分光撮像装置 COMICS の「ファイナルライト」 1701物理及び化学

冷却中間赤外線分光撮像装置 COMICS の「ファイナルライト」

2020-08-19 国立天文台すばる望遠鏡の冷却中間赤外線分光撮像装置 COMICS (Cooled Mid-Infrared Camera and Spectrometer, コミックス) が、ハワイ時間2020年7月30日 (日本時間...
アルマ望遠鏡、予想外におとなしい赤ちゃん銀河を発見 1701物理及び化学

アルマ望遠鏡、予想外におとなしい赤ちゃん銀河を発見

2020.08.13 国立天文台アルマ望遠鏡を使った観測により、私たちが住む天の川銀河によく似た銀河が、宇宙のはるか彼方の場所に発見されました。この銀河から発せられた光が地球に届くまでに、約124億年かかる場所です。つまり、私たちは宇宙が1...
人工知能を活用したすばる銀河動物園プロジェクト 1600情報工学一般

人工知能を活用したすばる銀河動物園プロジェクト

2020-08-11 国立天文台宇宙に存在する多様な形態の銀河が人工知能によって分類されるイメージイラスト。動物画像の分類など、さまざまな場面で応用されているディープラーニング技術を銀河の形態分類に用いることで、「渦巻銀河」だけでなく、「棒...
星の卵の「国勢調査」~アルマ望遠鏡が追う星のヒナ誕生までの10万年 1701物理及び化学

星の卵の「国勢調査」~アルマ望遠鏡が追う星のヒナ誕生までの10万年

2020-08-07 国立天文台おうおうし座分子雲とそれに含まれる多数の分子雲コア。欧州宇宙機関(ESA)のハーシェル宇宙天文台が遠赤外線で観測したおうし座分子雲(背景)に、アルマ望遠鏡で観測した星のない分子雲コア12天体(ファーストコア候...
アルマ望遠鏡、渦巻き模様の惑星誕生現場を撮影 1701物理及び化学

アルマ望遠鏡、渦巻き模様の惑星誕生現場を撮影

2020-08-04 国立天文台アルマ望遠鏡が、若い星おおかみ座RU星を取り巻くガスと塵の円盤を観測し、その複雑な姿を描き出しました。中心部には塵でできた同心円状のリング構造がある一方、外側にはガスでできた渦巻き模様が広がっていました。惑星...
オリオン座「もうすぐ星が生まれる場所」目録完成~「謎の二つ目玉」原始星の発見~ 1701物理及び化学

オリオン座「もうすぐ星が生まれる場所」目録完成~「謎の二つ目玉」原始星の発見~

2020-08-04 国立天文台概要星々の誕生している場所は「分子雲」と呼ばれ、宇宙空間において分子ガスが集まっているところです。分子雲の中でも特に密度が濃くなっているところは「分子雲コア」と呼ばれており、星の誕生する現場にあたります。そし...
今の宇宙に残された、形成初期の銀河を発見~すばる望遠鏡と機械学習で銀河の酸素量の世界記録を更新~ 1701物理及び化学

今の宇宙に残された、形成初期の銀河を発見~すばる望遠鏡と機械学習で銀河の酸素量の世界記録を更新~

2020-08-01 国立天文台すばる望遠鏡で撮影されたHSC J1631+4426銀河。この銀河の酸素含有率は、これまでに報告された中で最も小さな値です。この低い酸素含有率は、この銀河にあるほとんどの星がごく最近作られたことを意味していま...
アルマ望遠鏡、超新星1987Aで作られた中性子星の兆候を発見 1701物理及び化学

アルマ望遠鏡、超新星1987Aで作られた中性子星の兆候を発見

2020-07-31 国立天文台ふたつの国際研究チームが、アルマ望遠鏡を使った観測と理論研究をもとに、1987年に出現した超新星1987Aで中性子星が作られた可能性を見出しました。もしこれが正しければ、これまでに見つかった最も若い中性子星と...
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