分子科学研究所

電子の蝶々型の空間分布を1000億分の2メートルの精度で観測! 1701物理及び化学

電子の蝶々型の空間分布を1000億分の2メートルの精度で観測!

放射光X線を用いた電子軌道の新規観測手法を提案2020-10-01 分子科学研究所名古屋大学大学院工学研究科の鬼頭 俊介 博士研究員 (当時、分子科学研究所 特別共同利用研究員 兼任)、萬條 太駿 大学院博士後期課程学生、片山 尚幸 准教授...
超伝導体内の電流を光で操ることに成功~究極の短パルスレーザー技術が拓くペタヘルツ電子テクノロジー~ 1700応用理学一般

超伝導体内の電流を光で操ることに成功~究極の短パルスレーザー技術が拓くペタヘルツ電子テクノロジー~

2020-08-0-19 分子科学研究所発表のポイント 物質中に方向の定まった正味の(平均してもゼロにならない)電流を振動電場である光電場によって流すことはできなかった。 超短パルス光の位相制御技術を用いて、超伝導体中に方向の決まった電流を...
分子モーターの1方向性運動モデルの新規推定法の開発~キチナーゼの運動メカニズム解明につながる~ 1701物理及び化学

分子モーターの1方向性運動モデルの新規推定法の開発~キチナーゼの運動メカニズム解明につながる~

2020-07-28 分子科学研究所発表のポイント 分子モーターは、化学エネルギーを使って1方向に運動する 1分子観察による運動データから、ベイズ推定法*1に基づいて、分子モーターの運動モデルを推定する新規手法を開発した 糖鎖を分解して1方...
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グラフェンを用いた電子源用新規基板~半永久的再利用可能な基板~ 0403電子応用

グラフェンを用いた電子源用新規基板~半永久的再利用可能な基板~

2020-06-29 分子科学研究所名古屋大学シンクロトロン光研究センターの郭磊助教、高嶋圭史教授、米国・ロスアラモス国立研究所の山口尚登研究員、高エネルギー加速器研究機構加速器研究施設の山本将博准教授、自然科学研究機構分子科学研究所の松井...
金属状の量子気体:全く新しい量子シミュレーション・プラットフォーム 1701物理及び化学

金属状の量子気体:全く新しい量子シミュレーション・プラットフォーム

2020-06-23 分子科学研究所発表のポイント 気体の原子を0.5ミクロン間隔で格子状に整列させたミクロンサイズの結晶中で隣り合った原子の電子どうしが重なり合う「金属状の量子気体」を世界で初めて創り出すことに成功した。 新物質「金属状の...
光電子運動量顕微鏡:マイクロメートルの機能性材料の電子状態を空間・運動量分解能 2004放射線利用

光電子運動量顕微鏡:マイクロメートルの機能性材料の電子状態を空間・運動量分解能

50 nm・0.01 Å-1で可視化2020-05-19 分子科学研究所概要光電子分光は、X線を試料表面に照射し飛び出す光電子を計測し、試料の組成や電子物性を解明する分析法です。今回、UVSOR(1)に最新の光電子分光測定装置Momentu...
「スピンを噴き出すキラルな結晶」 磁石を使わず検出可能に! 1700応用理学一般

「スピンを噴き出すキラルな結晶」 磁石を使わず検出可能に!

2020-04-22 分子科学研究所大阪府立大学(学長:辰巳砂 昌弘)と分子科学研究所(所長:川合 眞紀)と放送大学(学長:來生 新)と東邦大学(学長:高松 研)において、戸川 欣彦教授(大阪府立大学)と山本 浩史教授(分子科学研究所)と岸...
分子を「ねじって」切断する 〜タンパク質骨格をつくるアミド結合の新活性化手法を開拓〜 0502有機化学製品

分子を「ねじって」切断する 〜タンパク質骨格をつくるアミド結合の新活性化手法を開拓〜

2020-04-21 分子科学研究所発表のポイント◆アミド分子をかご型分子に閉じ込めてねじることで、加水分解反応の促進に成功。◆分子の新しい活性化手法として分子変換技術や触媒の開発につながる成果。◆新しい仕組みの人工酵素やプロドラッグの活性...
氷の表面における異常に高いプロトン活性の実証 1700応用理学一般

氷の表面における異常に高いプロトン活性の実証

結晶氷の表面と内部における水分子間のH/D同位体交換反応の同時観測を通じ、氷表面のプロトン活性が氷内部に比べて3桁以上高い事を解明する事に成功した。
細胞内の物流を促す分子のパスポートを利用したバイオ医薬品の生産向上 0502有機化学製品

細胞内の物流を促す分子のパスポートを利用したバイオ医薬品の生産向上

3030-03-13     名古屋市立大学,生命創成探究センター,分子科学研究所, 基礎生物学研究所名古屋市立大学薬学研究科の矢木宏和講師と自然科学研究機構生命創成探究センターの加藤晃一教授(分子科学研究所/名古屋市立大学兼任)らの研究グ...
結晶化した有機顔料は10マイクロメートルの厚さでも光と電気を変換できる 0401発送配変電

結晶化した有機顔料は10マイクロメートルの厚さでも光と電気を変換できる

2020-02-10    分子科学研究所国立大学法人東京農工大学大学院工学研究院先端物理工学部門の嘉治寿彦准教授と片山美樹雅研究員(当時)、分子科学研究所物質分子科学研究領域分子機能研究部門の平本昌宏教授、中尾聡研究員(当時)らの研究グル...
「第二世代」バイオディーゼル燃料合成の触媒を開発 0502有機化学製品

「第二世代」バイオディーゼル燃料合成の触媒を開発

従来の均一系・不均一系触媒よりも高活性(少量の触媒量で高収率)で再利用性の高い固定化触媒を開発し、それを用いて「第二世代バイオディーゼル燃料」をカーボンニュートラル・省資源・省エネで合成することに成功した。
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