すばる望遠鏡

世界初!129億年前の初期宇宙で巨大ブラックホールの住む親銀河を検出~すばる×JWSTで銀河・巨大ブラックホールの黎明期に迫る~ 1701物理及び化学

世界初!129億年前の初期宇宙で巨大ブラックホールの住む親銀河を検出~すばる×JWSTで銀河・巨大ブラックホールの黎明期に迫る~

2023-06-29 東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構図1. ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡 (JWST) の近赤外線カメラ NIRCam を用いて波長3.56 マイクロメートルの赤外線で観測したクェーサー HSC J223...
星屑を再利用して成長を続ける太古の巨大銀河 1701物理及び化学

星屑を再利用して成長を続ける太古の巨大銀河

2023-05-31 国立天文台銀河で生まれた星の一部は超新星爆発を起こし、その残骸を膨大なエネルギーとともに銀河の外へ放出しますが、この残骸は再び銀河へと舞い戻り、次世代の星の新たな糧となります。今回すばる望遠鏡とケック望遠鏡が、この星の...
ブラックホールの合体で光は放たれるか?-すばる望遠鏡とカナリア大望遠鏡の連携による重力波天体の探索 1701物理及び化学

ブラックホールの合体で光は放たれるか?-すばる望遠鏡とカナリア大望遠鏡の連携による重力波天体の探索

2023-04-12 (ハワイ現地時間) 国立天文台国立天文台とスペインカナリア天体物理研究所の研究者を中心とする国際研究チームは、北半球にある2つの大型望遠鏡を用いて、ブラックホール同士の合体による重力波事象をこれまでにない深さで追観測し...
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ダークマターを見る!― HSC 国際チームが宇宙の標準理論を検証 1701物理及び化学

ダークマターを見る!― HSC 国際チームが宇宙の標準理論を検証

2023-04-03  自然科学研究機構すばる望遠鏡の超広視野主焦点カメラによる大規模撮像探査(HSC-SSP)の国際共同研究チームは、全探査の半分弱にあたる中間データを用いて、宇宙のダークマターの分布を精密に測定し、宇宙の標準理論を検証し...
機械学習で読み解く化石星からのメッセージ~宇宙で最初に生まれた星は孤独ではなかった~ 1701物理及び化学

機械学習で読み解く化石星からのメッセージ~宇宙で最初に生まれた星は孤独ではなかった~

2023-03-23 国立天文台今回の研究の模式図。「初代星」が単独で誕生するのか、それとも集団で誕生するのかによって、その次の世代として誕生する「古い星」の元素組成に違いが生じると予想される。研究チームは機械学習によって、この違いから生じ...
55 億光年先の宇宙で最大級のモンスター超銀河団を発見 1701物理及び化学

55 億光年先の宇宙で最大級のモンスター超銀河団を発見

2023-01-19 国立天文台国立天文台と広島大学を中心とした研究チームは、すばる望遠鏡の超広視野主焦点カメラを用いた大規模観測から、約 55 億光年先の宇宙において、巨大な超銀河団を発見しました。およそ満月 15 個分の天域にまたがって...
ヒアデス星団に所属する、巨大惑星に似た褐色矮星を直接撮像で発見 1701物理及び化学

ヒアデス星団に所属する、巨大惑星に似た褐色矮星を直接撮像で発見

2022-12-20 国立天文台すばる望遠鏡の超高コントラスト補償光学システムを利用した観測により、太陽のような恒星を周回する褐色矮星の姿が捉えられました。直接撮像に加えて位置天文衛星などのデータを組み合わせる新しい手法を用いて、この天体 ...
40年間の観測から木星の気温に謎のパターンを発見 1701物理及び化学

40年間の観測から木星の気温に謎のパターンを発見

2022-12-19 国立天文台NASA の宇宙探査機と地上望遠鏡の観測データを用い、木星の対流圏上層部の温度を、今までで一番長い期間追跡調査をした結果、木星の気温が四季とは関係なしに一定の間隔で変動することが発見されました。木星の対流圏は...
すばる望遠鏡の新観測装置PFSが、エンジニアリング・ファーストライトを達成 1701物理及び化学

すばる望遠鏡の新観測装置PFSが、エンジニアリング・ファーストライトを達成

2022-11-11 国立天文台すばる望遠鏡に搭載されたPFSの「主焦点装置」。(クレジット:Kavli IPMU) オリジナルサイズ(3.9MB)すばる望遠鏡に新たに搭載する観測装置、超広視野多天体分光器PFS(Prime Focus S...
衛星銀河観測で見えてきた、天の川銀河の普遍性と特異性 1701物理及び化学

衛星銀河観測で見えてきた、天の川銀河の普遍性と特異性

2022-08-30 国立天文台すばる望遠鏡の超広視野主焦点カメラを用いて、我々の住む天の川銀河と同程度の質量の銀河9つの周囲を撮像した結果、93 個もの衛星銀河の候補天体が発見されました。これらの衛星銀河の個数や配置を天の川銀河の衛星銀河...
低温の恒星を回る惑星を赤外線で発見~「超地球」が生命を宿す可能性は?~ 1701物理及び化学

低温の恒星を回る惑星を赤外線で発見~「超地球」が生命を宿す可能性は?~

2022-08-01 国立天文台今回発見された太陽系外惑星系の模式図。緑色の輪は、惑星の表面に液体の状態で水が存在できるハビタブルゾーンを表しています。惑星「ロス508b」は、中心にある低温の恒星「ロス508」を楕円(だえん)軌道(水色の線...
急激に超高輝度となる天体が発生する瞬間を初めて捉えた 1701物理及び化学

急激に超高輝度となる天体が発生する瞬間を初めて捉えた

2022-07-13 国立天文台今回発見された天体について、提唱されている複数の起源を描いた想像図。(クレジット:東京大学Kavli IPMU) オリジナルサイズ(921KB)すばる望遠鏡の超広視野主焦点カメラ「ハイパー・シュプリーム・カム...
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