すばる望遠鏡

40年間の観測から木星の気温に謎のパターンを発見 1701物理及び化学

40年間の観測から木星の気温に謎のパターンを発見

2022-12-19 国立天文台NASA の宇宙探査機と地上望遠鏡の観測データを用い、木星の対流圏上層部の温度を、今までで一番長い期間追跡調査をした結果、木星の気温が四季とは関係なしに一定の間隔で変動することが発見されました。木星の対流圏は...
すばる望遠鏡の新観測装置PFSが、エンジニアリング・ファーストライトを達成 1701物理及び化学

すばる望遠鏡の新観測装置PFSが、エンジニアリング・ファーストライトを達成

2022-11-11 国立天文台すばる望遠鏡に搭載されたPFSの「主焦点装置」。(クレジット:Kavli IPMU) オリジナルサイズ(3.9MB)すばる望遠鏡に新たに搭載する観測装置、超広視野多天体分光器PFS(Prime Focus S...
衛星銀河観測で見えてきた、天の川銀河の普遍性と特異性 1701物理及び化学

衛星銀河観測で見えてきた、天の川銀河の普遍性と特異性

2022-08-30 国立天文台すばる望遠鏡の超広視野主焦点カメラを用いて、我々の住む天の川銀河と同程度の質量の銀河9つの周囲を撮像した結果、93 個もの衛星銀河の候補天体が発見されました。これらの衛星銀河の個数や配置を天の川銀河の衛星銀河...
ad
低温の恒星を回る惑星を赤外線で発見~「超地球」が生命を宿す可能性は?~ 1701物理及び化学

低温の恒星を回る惑星を赤外線で発見~「超地球」が生命を宿す可能性は?~

2022-08-01 国立天文台今回発見された太陽系外惑星系の模式図。緑色の輪は、惑星の表面に液体の状態で水が存在できるハビタブルゾーンを表しています。惑星「ロス508b」は、中心にある低温の恒星「ロス508」を楕円(だえん)軌道(水色の線...
急激に超高輝度となる天体が発生する瞬間を初めて捉えた 1701物理及び化学

急激に超高輝度となる天体が発生する瞬間を初めて捉えた

2022-07-13 国立天文台今回発見された天体について、提唱されている複数の起源を描いた想像図。(クレジット:東京大学Kavli IPMU) オリジナルサイズ(921KB)すばる望遠鏡の超広視野主焦点カメラ「ハイパー・シュプリーム・カム...
131億光年かなたに潜む超巨大ブラックホールの前兆を発見 1701物理及び化学

131億光年かなたに潜む超巨大ブラックホールの前兆を発見

2022-04-13 国立天文台コペンハーゲン大学の藤本征史さんを中心とする国際研究チームは、ハッブル宇宙望遠鏡やすばる望遠鏡などの宇宙・地上望遠鏡を用いて、地球から約 131 億光年かなたの遠方宇宙に潜む、塵に覆われた非常にコンパクトな天...
海王星は思ったより冷たい - 大気温度の予想外の変化が明らかに 1701物理及び化学

海王星は思ったより冷たい - 大気温度の予想外の変化が明らかに

2022-04-11 国立天文台海王星の大気温度が過去 20 年間で予想外に変動していたことが、すばる望遠鏡などの大型望遠鏡による中間赤外線の観測から明らかになりました。ひとつの季節が 40 年以上かけてゆっくりと移り変わる海王星で、このよ...
すばる望遠鏡が捉えた、生まれつつある惑星 1701物理及び化学

すばる望遠鏡が捉えた、生まれつつある惑星

2022-04-05 国立天文台すばる望遠鏡によるぎょしゃ座AB星の赤外線画像。すばる望遠鏡などの観測から、これまで知られていた渦巻き構造を伴った原始惑星系円盤だけでなく、今回新たに発見された原始惑星がはっきりと見えています。主星はこの円盤...
惑星探しのデータから、未開拓の低温度星の化学組成を調査 1701物理及び化学

惑星探しのデータから、未開拓の低温度星の化学組成を調査

2022-03-29 アストロバイオロジーセンター図1:M型矮性のイメージ図と、そこで観測されたナトリウム(Na)と鉄(Fe)のスペクトル。(クレジット:アストロバイオロジーセンター)アストロバイオロジーセンターの研究者を中心とする国際チー...
すばる望遠鏡の星空ライブカメラ、さいだん座「新」流星群を捉える 1701物理及び化学

すばる望遠鏡の星空ライブカメラ、さいだん座「新」流星群を捉える

2021年秋に誕生した新しい「さいだん座流星群」の活動の様子を、すばる望遠鏡の「星空ライブカメラ」が捉えていました。その出現を確認したのは、日頃から星空ライブカメラを楽しんでいた一般市民の方々でした。
星のゆりかごを撮影した画像から多数の浮遊惑星を発見 1701物理及び化学

星のゆりかごを撮影した画像から多数の浮遊惑星を発見

すばる望遠鏡の超広視野主焦点カメラ(HSC)などを用いて星形成領域を撮影した画像から、およそ100個もの浮遊惑星が発見されました。星形成の理論モデルと比較した結果、これらのほとんどは、通常の惑星と同様に恒星の周りで生まれた後に、それぞれの惑星系から放出されたことが明らかになりました。宇宙空間を漂う惑星質量の天体について、その正体と起源に迫る重要な成果です。
銀河団の「向かい風」が作る超淡銀河 1701物理及び化学

銀河団の「向かい風」が作る超淡銀河

数百から数千もの銀河からなる銀河団は高温ガスに満ちており、その中を移動するメンバー銀河は高温ガスを「向かい風」のように受けています。この「向かい風」が、銀河団に数多く存在する淡く広がった矮小銀河 (超淡銀河) の形成に大きな役割を果たしている様子が、すばる望遠鏡の広視野画像などを用いた研究から明らかになりました。
ad
タイトルとURLをコピーしました