農研機構

1204農業及び蚕糸

ジャガイモシストセンチュウ類2種の同時判別技術標準作業手順書

2022-03-02 農研機構 カテゴリ:標準作業手順書(SOP) タイトル:ジャガイモシストセンチュウ類2種の同時判別技術標準作業手順書 発行年月日:2022年3月 1日 概要: ジャガイモシストセンチュウとジャガイモシロシストセンチュウ...
1202農芸化学

「わい化栽培リンゴ『ふじ』における着色向上のための 窒素施肥」の標準作業手順書を公開

リンゴ「ふじ」の果実は、着色期の高温や窒素施肥量の増加により着色不良となることが知られており、近年の温暖化の進行により着色不良果の増加が懸念されています。農研機構は、果皮の着色も考慮した窒素施肥基準とその解説を記載した標準作業手順書(SOP)2)を作成し、ウェブサイトで公開しました。栽培地域の年平均気温で施肥量を区分するとともに、樹勢に応じて窒素施肥量を増減する指標などを記載しています。
1200農業一般

AIで果実とその熟度を自動判別し、収穫量を予測する装置を「国際ロボット展2022」に出展します

トマトやパプリカ等の施設栽培において、AIによる着果情報のモニタリング技術を開発してきました。検出された果実画像を基に、果実の位置と熟度を特定し、収穫可能果実数から日ごとの収穫データを予測します。
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1202農芸化学

イチジク株枯病抵抗性台木「励広台(れいこうだい)1号」標準作業手順書

イチジク株枯病は、国内の多くの産地で被害が報告されているイチジクの難防除病害で、主に土壌感染で被害が拡大するため、これを防ぐ抵抗性台木の開発が望まれていました。イチジク属の野生種であるイヌビワが持つ本病害への極めて強い抵抗性に着目して、イチジクとイヌビワの種間雑種からイチジク株枯病抵抗性台木の新品種「励広台1号」を育成しました。2022年の秋季より接ぎ木苗木の販売を開始します。
1204農業及び蚕糸

株出し多収製糖用サトウキビ品種「はるのおうぎ」の種苗を一般農家へ配布開始

株出し多収性に優れる製糖用サトウキビ品種「はるのおうぎ」について、令和4年2月から熊毛地域の一般農家への種苗配布が開始されます。「はるのおうぎ」は株出し栽培でのサトウキビ収量が減収傾向にある熊毛、大島地域の生産現場のニーズに応えることができます。また、「はるのおうぎ」の普及拡大に向けて標準作業手順書を作成しホームページで公表しました。
1200農業一般

AIが明らかにする育種家の感性〜育種家は何を感じてカンキツの剥皮性と果実硬度を評価するのか〜

カンキツの果実断面の画像から、果実の形態的な特徴を定量的かつ自動的に評価する技術を開発しました。この技術と機械学習の手法を組み合わせることで、これまでブラックボックスとされてきた育種家の感性を紐解き、カンキツの剥皮性と果実硬度に強く関連する果実の形態的な特徴を明らかにすることができました。
1204農業及び蚕糸

カンキツの高品質果実安定生産技術シールディング・マルチ栽培(NARO S.マルチ)標準作業手順書

甘くて美味しいカンキツ(温州ミカンなど)を安定して生産できるシールディング・マルチ栽培(NARO S.マルチ)を開発しました。NARO S.マルチは、専用のNARO S.シートを園内に埋設したうえで、シートマルチ栽培を行う技術です。NARO S.マルチは、温暖化に対応した技術で大規模化にも適しています。また、低コストで、園地の排水設計ができていれば既存園でもすぐに導入可能です。
1200農業一般

「玄米貯蔵倉庫におけるコクゾウムシ管理の手引き」標準作業手順書を公開

玄米貯蔵倉庫で発見される害虫の4割を占めるコクゾウムシに対する、貯穀倉庫の管理手法をまとめた標準作業手順書を公開しました。フェロモントラップを用いたコクゾウムシのモニタリングの具体的手順と、その評価結果に基づいた玄米倉庫の衛生管理手法をわかりやすく紹介しています。
1202農芸化学

冷涼な地域でも収量がとれるホクホクおいしいサツマイモ新品種「ゆきこまち」

収量が高く品質も良好で、かつ冷涼地でも収量が確保できるサツマイモ新品種「ゆきこまち」を開発しました。これまでサツマイモの経済栽培が難しいとされた冷涼な地域での新たな産地形成に役立つことが期待できます。 概要
1202農芸化学

リンゴ果肉の褐変しやすさに関わる染色体領域を特定~ カットしても褐変しない品種の育成を加速~

大規模な遺伝解析により、リンゴ果肉の褐変しやすさに関わる染色体領域を3箇所特定し、これらの領域を選抜するためのDNAマーカーを開発しました。本成果により品種改良の大幅な効率化が進み、果実をカットしても褐変しないリンゴ品種の育成が加速すると期待されます。
1206農村環境

猛暑年に国内水稲の高温不稔の実態を調査、モデル化で将来予測も可能に

広範囲で記録的高温となった2018年に、出穂・開花期に高温に遭遇した水田において水稲(コシヒカリ)の不稔が通常より高い割合で発生したことを確認しました。不稔の割合と気象要素との関係を調べ、開花期の穂温から水田における不稔割合を推定するシミュレーションモデルを開発し、推定した結果、近年頻発する猛暑と出穂のタイミングによっては、国内の水田で高温不稔が発生している可能性があることがわかりました。
1204農業及び蚕糸

イネ害虫の発生調査で、専門家の目を持つAIがウンカ類を自動カウント

イネ害虫の発生調査において、調査板の画像からイネウンカ類を自動認識するAIを開発しました。ウンカ類を90%以上の精度で認識・自動カウントすることで、目視では調査板1枚当たり1時間以上かかることもある調査時間を、3~4分に短縮できます。本成果は、害虫の的確な防除や被害発生の予測に役立ちます。
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