理化学研究所

スーパーコンピュータ「富岳」 TOP500、HPCG、HPL-AI、Graph500にて3期連続世界第1位を獲得 1601コンピュータ工学

スーパーコンピュータ「富岳」 TOP500、HPCG、HPL-AI、Graph500にて3期連続世界第1位を獲得

Cは、世界のスーパーコンピュータの性能ランキングである第57回「TOP500」リストで、3期連続の世界第1位を獲得した。
生命科学実験の効率的な自動化を実現するスケジューリング手法を開発 1504数理・情報

生命科学実験の効率的な自動化を実現するスケジューリング手法を開発

実験手順を複数の機器で効率よく実行するためのスケジューリング問題に対して、混合整数計画問題として数理的に定式化した上で、分枝限定法を用いて解を求める方法を開発した。
ジアステレオ収束的な(3+2)環化付加型反応の開発 ~鍵と鍵穴から誘導適合へ~ 0502有機化学製品

ジアステレオ収束的な(3+2)環化付加型反応の開発 ~鍵と鍵穴から誘導適合へ~

ニッケル錯体触媒を用いて、基質の異性化を活用したα-ケトエステルエノラートとニトロンとのジアステレオ収束的な(3+2)環化付加型反応の開発に成功した。医薬や農薬の開発する際のビルディングブロックとして重要な連続不斉点を持つ複雑なキラル分子(不斉分子)の選択的供給に貢献すると期待。
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シリコン3量子ビットを実現~シリコン量子コンピュータの複数量子ビット制御に指針~ 1700応用理学一般

シリコン3量子ビットを実現~シリコン量子コンピュータの複数量子ビット制御に指針~

シリコン量子ドットデバイス中の電子スピンを用いて、3量子ビットの制御および量子もつれ状態の生成に成功した。
お金の流れのネットワーク構造を世界で初めて解明 1505金融工学

お金の流れのネットワーク構造を世界で初めて解明

最新のビッグデータ・ネットワーク科学を用いて、地方銀行の企業口座間のお金の流れの構造を解明することに成功した。
酸化亜鉛でスピン軌道相互作用と電子相関の共存を実証 ~新しい電子相開拓への手がかり~ 1701物理及び化学

酸化亜鉛でスピン軌道相互作用と電子相関の共存を実証 ~新しい電子相開拓への手がかり~

高品質の酸化亜鉛においてスピン軌道相互作用効果と強いクーロン相互作用(電子相関)が共存することを実証した。
”自然界”を効率的に学習する方法を開発~量子系ハミルトニアンの効率的な学習に必要なデータ数は?~ 1700応用理学一般

”自然界”を効率的に学習する方法を開発~量子系ハミルトニアンの効率的な学習に必要なデータ数は?~

量子力学に従う多粒子系(量子多体系)を特徴付けるエネルギー関数、すなわちハミルトニアンを少ないサンプルデータ数で効率的に学習する新手法を開発した。ハミルトニアン学習におけるデータサンプル数の必要十分条件は、量子多体系の粒子数Nに対してNα(1/2 < α < 3)であることを明らかにした。
結晶の世界をのぞくニューラルネットワーク~固体系のミクロな量子多体物性に迫る~ 1602ソフトウェア工学

結晶の世界をのぞくニューラルネットワーク~固体系のミクロな量子多体物性に迫る~

機械学習におけるニューラルネットワークの表現能力を応用して、固体系の電子状態に関する第一原理計算を精密に行う手法を提唱した。
荷電対称性の破れを発見~クリプトン-70とセレン-70の形状は大きく異なっていた~ 1701物理及び化学

荷電対称性の破れを発見~クリプトン-70とセレン-70の形状は大きく異なっていた~

クリプトン-70(70Kr、陽子数36、中性子数34)の形状を調べたところ、セレン-70(70Se、陽子数34、中性子数36)と大きく異なっており、「荷電対称性の破れ」を発見した。
温室効果・オゾン層破壊の原因である亜酸化窒素の生物的発生機構の解明 1900環境一般

温室効果・オゾン層破壊の原因である亜酸化窒素の生物的発生機構の解明

微生物によるN2O産生の主役である一酸化窒素還元酵素(NOR: Nitric Oxide Reductase)に着目し、N2O産生の分子機構を、X線自由電子レーザー(XFEL)施設SACLAを用いた無損傷結晶構造解析と時分割赤外分光法の最先端の計測手法を組み合わせることにより、原子・電子レベルで解明することに成功した。
HPCI共用ストレージへのデータ転送サービス開始 1603情報システム・データ工学

HPCI共用ストレージへのデータ転送サービス開始

X線自由電子レーザー(XFEL)施設「SACLA」で得られた実験データの大規模解析のため、SACLAからHPCI共用ストレージへのデータ転送サービスを開始した。
半導体量子ビットの確率的テレポーテーションに成功 0403電子応用

半導体量子ビットの確率的テレポーテーションに成功

半導体量子ドット中の電子スピン量子ビットを用いた「確率的テレポーテーション」に成功した。半導体量子コンピューターの大規模化において重要なステップである、3量子ビットのアルゴリズムを実現したもの。大規模な量子計算に向けた研究開発が一層進むと期待できる。
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