国立極地研究所

千葉時代(チバニアン)提案に不可欠な環境変動記録の復元 1703地質

千葉時代(チバニアン)提案に不可欠な環境変動記録の復元

千葉複合セクションの位置する場所では約80万年前から約75万年前までの時期に、寒冷(氷期)→温暖(間氷期)→寒冷(氷期)と激しく気候・海洋環境が変化したこと、この温暖期中で最も暖かかった時期の長さが約1万年間であることが分かった。
原始太陽系円盤の中心近くで結晶化したシリカを隕石中に世界で初めて発見 1703地質

原始太陽系円盤の中心近くで結晶化したシリカを隕石中に世界で初めて発見

南極隕石中に太陽が誕生して間もない頃に形成したシリカ(石英; SiO2)結晶を世界で初めて発見した。
北極海航路上の海氷厚分布を高精度に予測できる時間スケールを特定 0200船舶・海洋一般

北極海航路上の海氷厚分布を高精度に予測できる時間スケールを特定

北極海航路を安全に活用するための海氷状況の予測に、海氷厚分布の4日目以降は予測精度が著しく低下することが大きく影響することを明らかにした。
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南極観測:昭和基地NOW!! 1702地球物理及び地球化学

南極観測:昭和基地NOW!!

極夜のはじまり、太陽とお別れ 2018年5月31日 国立極地研究所 おそろいのお面でハイッチーズ! 5月31日。ここ昭和基地ではこの日から1日中、太陽が昇らない“極夜期”に入りました。地球は公転面に対し約23.4度地軸が傾いているため、季節...
小型水中無人探査機(ROV)による南極湖沼の湖底連続撮影 1900環境一般

小型水中無人探査機(ROV)による南極湖沼の湖底連続撮影

南極の湖底および海氷下の生物分布状況を調査 2018/05/22 国立大学法人 東京海洋大学 大学共同利用機関法人情報・システム研究所, 国立極地研究所 1. 概要 東京海洋大学(学長 竹内俊郎)の後藤慎平、国立極地研究所(所長 中村卓司)...
深海底の緩やかな起伏が表層海流と海面水温前線を生む 0200船舶・海洋一般

深海底の緩やかな起伏が表層海流と海面水温前線を生む

深海底の緩やかな地形が、磯口ジェットのような気候変動や水産資源に重要な役割を持つ表層海流を効果的につくりだす海流形成メカニズムを発見した。
太陽の自転周期が雷の発生に影響している 1702地球物理及び地球化学

太陽の自転周期が雷の発生に影響している

江戸時代の古典籍に含まれる日々の天気の記録などから、太陽の27日の自転周期が過去300年にわたって日本での雷の発生に影響を及ぼしてきたことを明らかにしました。
南極隕石1000個の新たな分類結果を公表しました 1702地球物理及び地球化学

南極隕石1000個の新たな分類結果を公表しました

国立極地研究所は、南極のやまと山脈およびセールロンダーネ山地付近の裸氷帯で採取した南極隕石1000個の初期分類結果を、南極隕石ニュースレター(Meteorite Newsletter Vol.26)として公表しました。
北極の植物病原菌は生態系全体の炭素動態に影響を及ぼす 1903自然環境保全

北極の植物病原菌は生態系全体の炭素動態に影響を及ぼす

2018/03/27 大学共同利用機関法人情報・システム研究機構 国立極地研究所 横浜国立大学の増本翔太産学官連携研究員と国立極地研究所(所長:中村卓司)の内田雅己准教授を中心とする研究グループは、北極圏のスピッツベルゲン島(ノルウェー)に...
海氷減少で最大波高が上昇 0200船舶・海洋一般

海氷減少で最大波高が上昇

我が国初の北極海波浪観測により、夏季北極海における海氷面積は減少し、開放水面では強風が吹く確率が増大するため、船舶が遭遇しうる最大波高と最大風速は長期的に上昇していることを明らかにした。
南極の気温と二酸化炭素変動の不一致は日射量が引き起こす 1702地球物理及び地球化学

南極の気温と二酸化炭素変動の不一致は日射量が引き起こす

日本の南極地域観測隊が南極ドームふじで掘削したアイスコアの分析によって、過去72万年間の南極の気温と周辺海域の水温変動を復元しました。
南極観測:越冬成立式・福島ケルン慰霊祭 1700応用理学一般

南極観測:越冬成立式・福島ケルン慰霊祭

2018年2月20日 国立極地研究所 昭和基地 19広場にて越冬成立式を行いました 第59次越冬隊の越冬成立式が2018年2月20日に執り行われました。 既に2月1日から基地の維持・管理は59次隊が引き継いでいますが、越冬成立はそれに加えて...
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