0401発送配変電 強磁性体における熱電性能の顕著な増大を発見 Fe, V, Al, Siを含んだ弱い強磁性合金で、強磁性転移温度 (Tc) 周辺の非常に幅広い温度域で熱電性能の向上がみられ、特にTcが室温に近い場合、Tc近辺では変換効率を最大で2倍程度も向上させることがわかった。 2019-03-05 0401発送配変電0403電子応用1701物理及び化学
1701物理及び化学 単一分子電界発光の機構解明~発光過程における分子内電子間クーロン相互作用が鍵~ 単一分子の「電界発光」(エレクトロルミネッセンス)において、電子間に働くクーロン相互作用を考慮して電子の運動を調べる理論を構築し、この理論を用いて発光機構を解明した。 2019-03-04 1701物理及び化学
1701物理及び化学 中性子星の連星をつくる、外層が大きく剥がれた星の超新星爆発を発見 中性子星と連星を成している星の外層が大きく剥がれ、その状態で超新星爆発を起こすと、中性子星どうしの連星が作られるという説を唱えてきた。よく一致する特徴を示す超新星が、過去の観測データからこのたび発見された。 2019-03-04 1701物理及び化学
1701物理及び化学 最新の原子核物理学で探るIa型超新星爆発の点火条件 量子力学的に共鳴状態が許されるかどうかの妥当性を含めて理論的な考察を加え、大きな炭素核融合の反応断面積がIa型超新星の点火に与える影響を調べた。白色矮星連星合体が超新星爆発を起こす前に中性子星として崩壊する確率が大きくなることが明らかに。 2019-03-04 1701物理及び化学
1701物理及び化学 非一様原始磁場は「ビッグバンリチウム問題」を解決できるか? 元素合成計算によって、原始磁場のゆらぎの効果を考慮することで原始7Li存在量が減少し、「ビッグバンリチウム問題」の解決に寄与することが明らかになった。 2019-03-04 1701物理及び化学
1701物理及び化学 マグネシウム-40原子核のガンマ線分光に成功 理研の重イオン加速器施設「RIビームファクトリー(RIBF)」を用いて、中性子過剰なマグネシウム-40(40Mg、陽子数12、中性子数28)原子核のガンマ線分光に成功し、二つのガンマ線を観測した。 2019-02-28 1701物理及び化学
1701物理及び化学 赤ちゃん星はふたつの発声法で産声を上げる 2019-02-26 国立天文台 アルマ望遠鏡の観測にもとづいた、原始星MMS5/OMC-3の想像図。中央にある原始星から、細く絞られたものと幅が広いものの2種類のガス流が噴き出しているようすが描かれている。 アルマ望遠鏡による観測で、原... 2019-02-26 1701物理及び化学
1600情報工学一般 新しい光誘起超伝導メカニズムの発見 モット絶縁体にパルス光を照射することにより、「ηペアリング状態」と呼ばれる珍しい超伝導(ηペアリング超伝導)が生じ得ることを、スーパーコンピュータ「京」などによる計算機シミュレーションをもとにして理論的に予言した。 2019-02-23 1600情報工学一般1701物理及び化学
0400電気電子一般 ナノ空間に閉じ込められた水の「負の誘電率」を発見 層状化合物のナノ層間にリチウムイオンと共に閉じ込められた水分子が負の誘電率を持つことを発見した。また、水が負の誘電率を持つことで、層状化合物の電気二重層容量が大幅に増大することを実験・理論の両面から実証した。 2019-02-21 0400電気電子一般0401発送配変電0405電気設備1701物理及び化学
0300航空・宇宙一般 中性子星合体からの光を分析する世界最高精度の原子データの構築 宇宙の彼方で起こった中性子星同士の衝突と大爆発に由来する光の分析を可能とするデータを、世界最高の精度で求めることに成功した。宇宙に存在する金やプラチナなどの貴金属の起源を解明する重要な手がかりとなる。 2019-02-21 0300航空・宇宙一般1700応用理学一般1701物理及び化学
1701物理及び化学 単極子を制御できる新たな物質 スピネル型構造を持つイリジウム酸化物の薄膜を基板で制御することにより、スピンのN極とS極が分化した単極子(モノポール)が粒子のように振る舞う「U(1)量子スピン液体」という状態が、従来よりも高温で出現しうることを理論的に発見した。 2019-02-13 1701物理及び化学
1701物理及び化学 ガス雲を振り回す野良ブラックホール アルマ望遠鏡で天の川銀河の中心核「いて座 A*」から約20光年離れた異常な㏿度を持つ分子ガス雲に、高解像度の電波観測を行い「見えない重力源」に強く引っ張られ公転運動する様子を捉えた。太陽の3万倍にも匹敵する質量が集中していることが明らかに。 2019-02-12 1701物理及び化学