1701物理及び化学

極低温で現れる先進的合金の特異な変形メカニズムを解明 0501セラミックス及び無機化学製品

極低温で現れる先進的合金の特異な変形メカニズムを解明

先進的な合金「ハイエントロピー合金」が持つ、極低温で延性が増大する特性の原因を、結晶の欠陥など、複数の要因が協働的に作用するためであることを突き止めた。
アルマ望遠鏡でブラックホールジェットと星間ガスの衝突を観測 1701物理及び化学

アルマ望遠鏡でブラックホールジェットと星間ガスの衝突を観測

銀河「MG J0414+0534」にある超巨大ブラックホールから噴き出すジェットが、銀河内の星間ガス雲を激しく揺さぶっている様子を、アルマ望遠鏡がこれまでにない高い解像度で捉えた。
シリコン量子ビットの高精度交換操作を実現 0403電子応用

シリコン量子ビットの高精度交換操作を実現

量子コンピュータ実用化に向け、シリコン量子ドットデバイス中の電子スピンにおいて、高い精度を持つスピン交換操作の実装に成功した。
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二重ドーナツ型の超分子コイル~磁気に応答して電気が流れる巨大なチオフェン環状分子~ 0403電子応用

二重ドーナツ型の超分子コイル~磁気に応答して電気が流れる巨大なチオフェン環状分子~

チオフェン分子を環状に連結した6T4A-4Buリング型分子に酸化処理を施すことで、世界で前例のない二重ドーナツ型構造の巨大超分子を作ることに成功した。
連星系で作られる惑星の軌道の謎に迫る 1701物理及び化学

連星系で作られる惑星の軌道の謎に迫る

2020-03-25 国立天文台アルマ望遠鏡を用いた観測によって、連星系を取り巻く原始惑星系円盤の新たな性質が明らかになりました。軌道の小さな連星系では、連星系の軌道面と原始惑星系円盤の軌道面が一致していましたが、間隔の離れた連星系では、連...
フラストレートした量子磁性体の量子シミュレーション方法を提唱~負の絶対温度をもつ気体の有効利用 1700応用理学一般

フラストレートした量子磁性体の量子シミュレーション方法を提唱~負の絶対温度をもつ気体の有効利用

負温度の原子気体が、物性物理学における難題である「量子磁性体におけるフラストレーションの効果」を解明するためのシミュレーターとして機能することを示した。
星形成プロジェクト:近傍の星形成領域の電波地図作り 0300航空・宇宙一般

星形成プロジェクト:近傍の星形成領域の電波地図作り

2020-03-23 国立天文台「星形成プロジェクト」による3つの領域(オリオンA領域、わし座領域(Aquila Rift)、 M17領域)の一酸化炭素輝線強度の電波地図。背景に、実際の観測時に撮影した星空の写真を重ねています。(クレジット...
コロイド状量子ドットレーザーダイオード実現が間近に迫る 0403電子応用

コロイド状量子ドットレーザーダイオード実現が間近に迫る

(Colloidal quantum dot laser diodes are just around the corner)光共振構造を持たせた LED に、コロイド状量子ドットを統合した半導体レーザーを開発。
直接観測でナノスケール化による金属の絶縁体化を完全解明 1701物理及び化学

直接観測でナノスケール化による金属の絶縁体化を完全解明

半世紀の問題解決と次世代ナノデバイスへの指針2020-03-21 東京大学,広島大学発表のポイント 半世紀前に予言された、本来金属であるビスマスの単結晶がナノスケールで絶縁体に変化する現象の直接観測に初めて成功しました。 「トポロジカル物質...
室温でテラヘルツ周波数を高効率に変換できる物質を発見 0403電子応用

室温でテラヘルツ周波数を高効率に変換できる物質を発見

テラヘルツ周波数(毎秒1兆回の振動数)帯の電磁波の周波数を極めて高効率に変換できる物質を発見し、さらにそのメカニズムを解明した。
たった1つの光子が持つ圧力によって制御された音波の実現~振動の量子制御の課題克服へ一歩前進~ 0403電子応用

たった1つの光子が持つ圧力によって制御された音波の実現~振動の量子制御の課題克服へ一歩前進~

超伝導回路の特性を利用することで、超伝導共振器に蓄えられた電磁波(マイクロ波)に巨大な輻射圧を持たせることに成功。たった1つの光子の輻射圧で、物体表面に局在化した音波に十分に大きな影響を与えることができた。
ガラス状態における分子運動の不均一性を「ずり」で解消~摩擦・応力下でも丈夫な素材の開発に貢献~ 0501セラミックス及び無機化学製品

ガラス状態における分子運動の不均一性を「ずり」で解消~摩擦・応力下でも丈夫な素材の開発に貢献~

粘性が増して急に流れにくくなる「ガラス転移」。X線光子相関分光法(XPCS)を用いて、ガラス転移温度付近の「ガラス状態」で見られる分子運動の不均一性が、「ずり」と呼ばれるひずみによって解消される現象の観測に初めて成功した。
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