1702地球物理及び地球化学 世界の気温変動が地球の水循環に影響(Global temperature variations impact the planet’s water cycle)
2023-11-03 ライス大学 ◆気候変動が地球の水循環に及ぼす影響を理解するための新しい研究が行われました。研究では、過去2,000年間の地球の気温変動が水循環に与えた影響を追跡するため、水の同位体（原子の種類と質量の違い）と気候データ...
1702地球物理及び地球化学
1702地球物理及び地球化学 
1702地球物理及び地球化学 シドニー沖の怪物渦潮は新たな海洋熱波をもたらすか？(Will a monster eddy current off the coast of Sydney bring a new marine heatwave?)
2023-11-03 ニューサウスウェールズ大学(UNSW) ◆シドニー沖で巨大な海水渦が発生し、その温かい渦が海洋熱波を引き起こすことが判明しました。現在、さらに大きな渦が形成されており、通常よりも30％多い熱を持っています。 ◆渦は海底...
1702地球物理及び地球化学 古代惑星の残骸が地球の奥深くに眠っていた(The Remains of an Ancient Planet Lie Deep Within Earth)
2023-11-01 カリフォルニア工科大学(Caltech) ◆1980年代、地球の中心近くで2つの大陸サイズの異常な物質の塊large low-velocity provinces (LLVPs)が発見されました。これらはアフリカ大陸と...
1702地球物理及び地球化学 南極氷河の下を流れる雪解け水が氷河の後退を加速させている可能性(Meltwater Flowing Beneath Antarctic Glaciers May Be Accelerating Their Retreat)
2023-10-27 カリフォルニア大学サンディエゴ校(UCSD) ◆新たな南極氷床モデルの研究から、南極氷床の氷が海底から流れ出る融水によって、氷が速く減少していることが示唆されています。このモデルのシミュレーションによると、この効果は高...
1702地球物理及び地球化学 アルプスの岩石が地球内部のプレート運動のダイナミクスを明らかにする(Alpine rock reveals dynamics of plate movements in Earth’s interior)
2023-10-27 ゲーテ大学 ◆地球科学者は山岳帯の岩を分析して、それらの岩が過去に深部に沈み、その後表面に戻る過程を調査し、これによりプレートテクトニクスと山脈形成のメカニズムを理解しようとしています。 ◆特定の岩石は、地球の内部でプ...
1702地球物理及び地球化学 オーストラリアにおける大規模な山火事の危険を予測する新しいシステム(New system to predict extreme bushfire danger in Australia)
2023-10-27 ニューサウスウェールズ大学(UNSW) ◆UNSW Canberraの研究者が、南東オーストラリアでの大規模な山火事に対する世界初の警告システムを開発しました。このシステムは気温と河川流量データを調査し、数か月前から大...
1702地球物理及び地球化学 NASAと太平洋災害センターが地滑り災害の認識を高める(NASA, Pacific Disaster Center Increase Landslide Hazard Awareness)
2023-10-26 NASA A humanitarian worker from USAID observes the impacts of a landslide. USAID deployed an elite Disaster A...
1702地球物理及び地球化学 グリーンランド氷床南東部高地の夏季融解量の増加を復元 ～グリーンランド南東ドームアイスコアの高精度年代の構築～
2023-10-18 北海道大学,北見工業大学,金沢大学,国立極地研究所,東海国立大学機構,名古屋大学,弘前大学 ポイント グリーンランド南東部アイスコアの1799年～2020年の年代スケールを半年という高精度で確立。 北極域の温暖化に伴っ...
1702地球物理及び地球化学 氷床表面の融解はグリーンランドで加速し、南極では減速している(Ice sheet surface melt is accelerating in Greenland and slowing in Antarctica)
2023-10-16 カリフォルニア大学校アーバイン校(UCI) ◆最新の研究によれば、グリーンランドの氷の融解速度は過去数十年で増加しており、アンターシャの氷は逆の傾向を示しています。この研究は、カリフォルニア大学アーバイン校とオランダの...
1702地球物理及び地球化学 エル・ニーニョが熱帯雨林の二酸化炭素吸収を決めていた
2023-10-12 東京大学 発表のポイント 熱帯雨林と大気との間でやり取りされる二酸化炭素と水蒸気は、地球規模の炭素収支と水循環に重大な意味を持ちます。ボルネオ熱帯雨林の二酸化炭素吸収の年々変動は、エル・ニーニョ南方振動(ENSO)に影...
1702地球物理及び地球化学 パキスタンの異常モンスーンに対する自然気候要因の影響を明らかにする新たな研究(New study reveals the influence of natural climate drivers on extreme monsoons in Pakistan)
2023-10-12 オークリッジ国立研究所(ORNL) ◆米国エネルギー省のオークリッジ国立研究所の研究者による研究によれば、パキスタンでの極端な気象の増加には、自然の気候変動が大きな影響を与えており、21世紀におけるモンスーンの変動の約...
1702地球物理及び地球化学 鳥島近海の地震活動の評価
2023-10-11 地震調査研究推進本部地震調査委員会 〇 鳥島近海（鳥島から南西に約 100 ㎞）では、10 月２日以降、10 月８日までにマグニチュード（M）6.0 を超える地震が４回発生するなど、地震活動が活発な状況が継続していた。...