0504高分子製品

環状構造を高密度に有する新しい炭素主鎖骨格ポリマーの開発 0504高分子製品

環状構造を高密度に有する新しい炭素主鎖骨格ポリマーの開発

2025-09-01 愛媛大学愛媛大学の下元浩晃准教授・井原栄治教授らは、ジアゾ酢酸エステルをモノマーとする独自の重合法により、主鎖炭素上に高密度で環状構造を導入できる新しい炭素主鎖骨格ポリマーを開発した。従来の環化重合では合成可能な構造に...
二酸化炭素から作る新しいプラスチック:100%再生可能資源由来を達成~カーボンネガティブな次世代プラスチックに向けて~ 0504高分子製品

二酸化炭素から作る新しいプラスチック:100%再生可能資源由来を達成~カーボンネガティブな次世代プラスチックに向けて~

2025-08-29 東京大学東京大学の野崎京子教授らの研究チームは、二酸化炭素と植物由来のイソプレンを原料とする新規ラクトン「COOIL」を効率的に合成し、その高分子化に世界で初めて成功しました。従来のCO₂由来プラスチックでは化石資源を...
極限環境に対応可能な超弾性エアロゲルを開発(Scientists develop ultra-resilient “frozen smoke” aerogel for extreme environments) 0504高分子製品

極限環境に対応可能な超弾性エアロゲルを開発(Scientists develop ultra-resilient “frozen smoke” aerogel for extreme environments)

2025-08-01 浙江大学(ZJU)浙江大学・高超(Gao Chao)教授の高分子科学・工学研究室は、「凍った煙」とも呼ばれる非常に軽量なエアロゲルの新型素材を開発した。これは、ドーム形状の微細孔を持つ高弾性エアロゲルで、グラフェン酸化...
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貝殻に触発された新たなプラスチックリサイクル材料を開発(Seashells Inspire a Better Way to Recycle Plastic) 0504高分子製品

貝殻に触発された新たなプラスチックリサイクル材料を開発(Seashells Inspire a Better Way to Recycle Plastic)

2025-08-13 ジョージア工科大学ジョージア工科大学の研究チームは、貝殻の層状構造(硬い鉱物の「レンガ」と柔らかいタンパク質の「モルタル」)に着想を得て、リサイクルプラスチックを強く信頼できる素材に変える新手法を開発した。回収HDPE...
画期的なスマートプラスチック:自己修復機能、形状変化機能、そして鋼鉄よりも強靭(Breakthrough Smart Plastic: Self-Healing, Shape-Shifting, and Stronger Than Steel) 0504高分子製品

画期的なスマートプラスチック:自己修復機能、形状変化機能、そして鋼鉄よりも強靭(Breakthrough Smart Plastic: Self-Healing, Shape-Shifting, and Stronger Than Steel)

2025-08-11 テキサス A&M大学テキサスA&M大学の研究チームは、ATSP(芳香族熱硬化性コポリエステル)というカーボンファイバー強化プラスチック複合材料が、自己修復・形状回復機能を備え、さらになんと鋼より強靭であることを発見しま...
必要に応じて曲げたり、跳ね返ったり、エネルギーを吸収したりする新素材を開発(LLNL team develops new material that bends, bounces and absorbs energy on demand) 0504高分子製品

必要に応じて曲げたり、跳ね返ったり、エネルギーを吸収したりする新素材を開発(LLNL team develops new material that bends, bounces and absorbs energy on demand)

2025-08-07  ローレンスリバモア国立研究所(LLNL)ローレンス・リバモア国立研究所(LLNL)らの研究チームは、液晶エラストマー(LCE)を用いた、外部刺激に応じて形状や硬さを変え、衝撃を吸収できる新素材を開発した。3Dプリント...
超強力接着性ハイドロゲルのデノボ設計に成功!~データ駆動型アプローチで材料開発の新境地を開拓~ 0504高分子製品

超強力接着性ハイドロゲルのデノボ設計に成功!~データ駆動型アプローチで材料開発の新境地を開拓~

2025-08-07 北海道大学北海道大学の研究チームは、タンパク質データと機械学習を統合したデータ駆動型手法により、超強力接着性ハイドロゲルのデノボ設計に成功した。約2.5万種のタンパク質情報を基に高分子鎖の配列を最適化し、最大1 MPa...
生体のしくみにヒント 分子を自動で仕分けて並べてつなげる新技術~ナノ空間を利用したマルチタスク型ポリマー合成法を開発~ 0504高分子製品

生体のしくみにヒント 分子を自動で仕分けて並べてつなげる新技術~ナノ空間を利用したマルチタスク型ポリマー合成法を開発~

2025-08-05 東京大学東京大学の研究グループは、金属有機構造体(MOF)のナノ細孔を利用し、異なるモノマーを自動で選別・整列・単独重合させる「マルチタスク型ポリマー合成法」を開発。混合物からでも単一ポリマーを効率的に合成でき、分子レ...
藻類を活用した次世代プラスチックの開発(From pond to polymer: Algae powers next generation plastics) 0504高分子製品

藻類を活用した次世代プラスチックの開発(From pond to polymer: Algae powers next generation plastics)

2025-08-05 バージニア工科大学 (Virginia Tech)バージニア工科大学の研究チームが、藻類を原料とした新たな生分解性プラスチックの合成法を開発。微細藻類を全細胞のまま用い、化学成分と組み合わせることで、持続可能かつ石油由...
紫外線で使い捨てマスクが環境に与える化学的変化を解明(Sun Exposure Changes Chemical Fate of Littered Face Masks) 0504高分子製品

紫外線で使い捨てマスクが環境に与える化学的変化を解明(Sun Exposure Changes Chemical Fate of Littered Face Masks)

2025-07-31 ワシントン大学セントルイス校ワシントン大学の研究により、捨てられた使い捨てマスク(主成分ポリプロピレン)が日光と金属イオンにさらされると、活性酸素種の生成を通じて化学的に分解され、数時間でマンガン酸化物の薄膜を形成する...
新しい自律型システムがポリマー材料の探索を劇的に加速(New system dramatically speeds polymer materials search) 0504高分子製品

新しい自律型システムがポリマー材料の探索を劇的に加速(New system dramatically speeds polymer materials search)

2025-07-28 マサチューセッツ工科大学 (MIT)MITの研究チームは、ポリマー材料の設計を高速化する自律実験プラットフォームを開発した。AIがポリマーブレンド候補を選び、ロボットが混合・評価を行う閉ループ方式で、1日最大700種類...
より安全なノンスティックコーティングの代替を開発(U of T researchers develop safer alternative to non-stick coatings) 0504高分子製品

より安全なノンスティックコーティングの代替を開発(U of T researchers develop safer alternative to non-stick coatings)

2025-07-29 トロント大学(U of T)トロント大学の研究チームは、環境や健康への影響が懸念されるPFAS(テフロンなど)に代わる安全なノンスティックコーティングを開発した。主成分はシリコーン系ポリマーPDMSで、先端に最短のPF...
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