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熱関連材料の熱物性を容易に検索可能なデータベースシステムを開発・公開 0500化学一般

熱関連材料の熱物性を容易に検索可能なデータベースシステムを開発・公開

熱関連材料の各種熱物性情報とそれらの関連データを収集・体系化したデータベースシステム「PropertiesDB Web」を開発し、TherMATのHPで公開しました。さまざまな熱物性をもつ物質の探索が容易となり、熱関連材料である断熱材、熱の輸送を可能とする蓄熱材や冷媒、熱を電気に変換する熱電変換材料などの開発に掛かる時間を短縮できます。同時に各種熱関連材料を部素材としたモジュール開発も加速させ、将来の脱炭素化に向けた熱マネジメント技術の進展に貢献します。
3D プリント構造に高い強度を付与する新しいポリマー (Polymer discovery gives 3D-printed sand super strength) 0500化学一般

3D プリント構造に高い強度を付与する新しいポリマー (Polymer discovery gives 3D-printed sand super strength)

バインダージェット式積層造形(BJAM)での硅砂を使用した造形構造を強化する、ポリエチレンイミン(PEI)結合剤を開発。インクジェットプリンティングから派生した BJAM は、産業利用されている他の 3D プリンティング方式に比べ安価で造形速度が速く、多様な粉末材料による 3D パーツの作製が可能なためコストとスケーラビリティーに優れている。
光を遮りながら景色を楽しめる「スマートな」窓 (‘Smart’ window blocks rays without blocking views) 0500化学一般

光を遮りながら景色を楽しめる「スマートな」窓 (‘Smart’ window blocks rays without blocking views)

景観を遮ることなく熱の伝導を制御して室内の冷暖房のエネルギー量の低減を助ける、「スマート」なエレクトロクロミック(EC)窓の新材料を開発。ネオジムとニオブでドープした(Nd-Nb co-doped)二酸化スズ(SnO2)/非結晶質三酸化タングステン(a-WO3)のナノ構造の新材料をガラス窓に塗布し、通電のオンオフ切り替えで赤外光の透過・遮蔽を制御する。
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塩基の代わりに酸を使うクロスカップリング反応~放射光が解き明かすルイス酸の役割~ 0500化学一般

塩基の代わりに酸を使うクロスカップリング反応~放射光が解き明かすルイス酸の役割~

2021-12-22 理化学研究所,大阪大学,東京医科歯科大学 理化学研究所(理研)生命機能科学研究センター分子標的化学研究チームの丹羽節副チームリーダー(研究当時、現東京医科歯科大学生体材料工学研究所生命有機化学分野准教授)、細谷孝充チー...
界面活性剤の作る玉ねぎ構造に隠れた欠陥を発見 0500化学一般

界面活性剤の作る玉ねぎ構造に隠れた欠陥を発見

界面活性剤の二分子膜が水中で形成する玉ねぎ状の多重膜構造(オニオン構造)の内部に隠れた直線状の欠陥を発見した。オニオン構造の内部と外部は欠陥を通してつながっていることを意味し、オニオンの内部構造の理解にとどまらず、医薬品分野をはじめとするオニオン構造の応用に役立つと期待される。
次世代の発光植物 (The next generation of glowing plants) 0500化学一般

次世代の発光植物 (The next generation of glowing plants)

太陽光や LED の光で充電して発光する植物を開発。LED による 10 秒間の充電後、第一世代発光植物(2017 年開発)の 10 倍の輝度で数分間発光し、繰り返し充電できる。
MOF で光を放つペロブスカイト LEDs (Perovskite LEDs shine in metal-organic framework) 0500化学一般

MOF で光を放つペロブスカイト LEDs (Perovskite LEDs shine in metal-organic framework)

金属有機構造体(MOF)の薄膜で安定化したペロブスカイトナノ結晶による発光ダイオード(LED)の優れた性能を実証。MOFとペロブスカイトナノ結晶でLED の発光層としての統合に成功。安価な溶液コーティング技術で作製する。
最少の実験回数で高い予測精度を与える汎用的AI技術を開発 0500化学一般

最少の実験回数で高い予測精度を与える汎用的AI技術を開発

化学マテリアルズオープンプラットフォームからなる水平連携において、強度や脆さといった材料物性を機械学習で予測する際に、材料の構造から得られる情報を有効に活用し、少ない実験回数で、予測値と実値の誤差を小さくできるAI技術を開発しました。
マイクロ波と光のアンサンブル ~マイクロ波・光協働化学とカーボンニュートラルへ期待~ 0500化学一般

マイクロ波と光のアンサンブル ~マイクロ波・光協働化学とカーボンニュートラルへ期待~

光とマイクロ波の協働的な触媒的化学合成反応系の開発に成功しました。有機分子であるフェニルアセチレンを光触媒とするジメチルスルホキシドの酸素酸化系を構築し、ここにマイクロ波を照射することで、有機分子におけるマイクロ波効果の観測に成功しました。
有機無機ペロブスカイトの光誘起構造変化を観測~次世代太陽電池の性能向上に期待~ 0500化学一般

有機無機ペロブスカイトの光誘起構造変化を観測~次世代太陽電池の性能向上に期待~

複数種のハロゲン化物イオンを含むペロブスカイトを対象に、光照射による発光特性の変化がサブオングストローム(Å)レベルのごく僅かな結晶構造の変化によって起こることを見出しました。また、この構造変化は、結晶表面の格子欠陥を不活性化することで抑制できることがわかりました。
イースト菌で石油化学プロセスの代替を創出 (Using Yeast to Create Alternative Petrochemical Processes) 0500化学一般

イースト菌で石油化学プロセスの代替を創出 (Using Yeast to Create Alternative Petrochemical Processes)

パンの製造やアルコール醸造に利用されている酵母の一種であるサッカロミカス・セルビシエ(S-cervisiae)の遺伝子改変菌株の細胞抽出物を利用した、インビトロ・セルフリー(無細胞)生合成(バイオケミカル生産)プロセスを開発。
常温・常圧で二酸化炭素の多孔性材料への変換に成功~カーボンニュートラルを目指す新たな手法~ 0500化学一般

常温・常圧で二酸化炭素の多孔性材料への変換に成功~カーボンニュートラルを目指す新たな手法~

常温・常圧下において二酸化炭素(CO2)を有用な多孔性材料へと変換する新しい手法の開発に成功した。
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