緊急地震速報等に活用する海底地震観測点の追加について ~「南海トラフ海底地震津波観測網(N-net)沿岸システム」の活用開始~

2026-03-06 気象庁,防災科学技術研究所

気象庁は、緊急地震速報の迅速化と精度向上のため、防災科学技術研究所が整備した「南海トラフ海底地震津波観測網(N-net)沿岸システム」の地震観測データを2026年3月12日から新たに活用する。N-netは南海トラフ地震の想定震源域に設置された海底観測網で、地震計と水圧計を備えた観測点により地震と津波を同時に観測できる。今回追加される沿岸システムの18地点の観測データを利用することで、四国沖から日向灘周辺の地震に対する緊急地震速報(警報)が最大約6秒早く発表できる見込みである。既に運用されている沖合システムと合わせると、最大約20秒の早期化が期待される。また、海域特有の地下構造を反映した新しい地下構造モデルを導入し、震源推定の精度向上も図る。これにより津波警報の震源推定精度の改善にもつながると期待される。

緊急地震速報等に活用する海底地震観測点の追加について ~「南海トラフ海底地震津波観測網(N-net)沿岸システム」の活用開始~

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