ハイパーカミオカンデ計画:超巨大空洞の掘削を完了

2025-08-05 東京大学

東京大学が主導する次世代宇宙素粒子観測装置「ハイパーカミオカンデ」の巨大地下空洞(直径69m・高さ94m)の掘削が、岐阜県飛騨市の地下600mで完了。約2年9か月かけて進められ、人工空洞としては世界最大級。情報化設計施工により安全かつ効率的に工事を進行。今後は2025年8月から水槽建設、2026年から装置の組立と機器の取り付けが行われ、2028年の観測開始を予定。宇宙の謎解明に向け国際共同研究が本格化。

ハイパーカミオカンデ計画:超巨大空洞の掘削を完了

図 1:国内外の主要な岩盤地下空洞の断面図

<関連情報>

1701物理及び化学
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