1202農芸化学 未来を読む育種で、2つの薬効を同時改良:アカジソで示した新戦略
2025-06-18 東京大学東京大学を中心とした研究グループは、将来世代の遺伝的変化を確率的に予測し、「未来に優れた個体」を選抜する新しい育種法を開発しました。薬用植物アカジソを対象に、ペリルアルデヒドとロスマリン酸という2種の薬効成分に...
2025-06
1202農芸化学 
1701物理及び化学 高伝導性フラストレート磁性体における巨大ホール効果～磁性体における異常ホール効果の新しい発現機構を実証～
2025-06-20 理化学研究所,日本原子力研究開発機構,総合科学研究機構理化学研究所らの国際共同研究グループは、GdCu₂というひずんだ三角格子構造を持つ高伝導性磁性体において、「巨大ホール効果」を発見しました。通常の10～100倍に達...
0402電気応用 超高容量かつ低コストの鉄系全固体フッ化物イオン二次電池正極材料の開発
2025-06-20 東京科学大学東京科学大学などの研究チームは、鉄・カルシウム・酸素を主成分とする新規正極材料Ca₀.₈Sr₀.₂FeO₂Fₓを開発。全固体フッ化物イオン二次電池に適用し、従来のリチウムイオン電池の2倍超にあたる580 m...
1900環境一般 抽選式ボトルリターンはリサイクルをどう変えるか(How lottery-style bottle returns could transform recycling)
2025-06-19 カナダ・ブリティッシュコロンビア大学(UBC)UBCの研究によると、飲料容器の返却に宝くじ方式を導入することで、リサイクル回収率が約47％向上することが分かった。実験では、現金返金よりも抽選で高額賞金が当たる仕組みの方...
1900環境一般 森林火災が北半球の可溶性鉄を2倍に増加させる可能性（Climate Change-Driven Fires Could Double Soluble Iron in Northern Oceans）
2025-06-19 ノースカロライナ州立大学（NCState）ノースカロライナ州立大学の研究によると、気候変動による森林火災の増加により、可溶性鉄（SFe）が海洋に多量に供給され、21世紀末までにその量が現在の約1.7〜1.8倍に増加する...
1702地球物理及び地球化学 ハルビン人のほぼ完全な頭骨がデニソワ人と結びつく重要な証拠(Key Evidence Links Harbin Individual’s Nearly Complete Skull to a Denisovan)
2025-06-18 中国科学院(CAS)中国科学院と河北地質大学の研究チームは、中国・ハルビンで発見された頭蓋骨化石がデニソワ人のものであると同定した。約14万6,000年前のこの化石から、27万件以上のペプチド情報と95種類の内在性タン...
1702地球物理及び地球化学 三畳紀の爬虫類が過酷な環境下で1万マイルを移動(Triassic reptiles took 10,000 mile trips through “hellish” conditions, study suggests)
2025-06-11 バーミンガム大学バーミンガム大学とブリストル大学の研究チームは、三畳紀初期(約2.45–2.37億年前)の古代爬虫類(アーコサウロフォルム)が、ペルム紀末の大量絶滅後に「死の熱帯域」と呼ばれた極限環境を横断し、最大1万...
0404情報通信 量子ネットワーク向け「翻訳機」の設計図を提案（UBC scientists propose blueprint for ‘universal translator’ in quantum networks）
2025-06-19 カナダ・ブリティッシュコロンビア大学（UBC）UBCの研究チームは、量子コンピュータのマイクロ波信号と光信号を双方向に高効率で変換できる「ユニバーサルトランスレーター」デバイスをシリコンチップ上に設計。最大95％の変換...
0109ロボット 新たな触覚インタラクションのためのソフトロボットモジュール（Soft robot modules for new haptic interactions）
2025-06-19 スイス連邦工科大学ローザンヌ校 (EPFL)The 16 possible configurations of Digits modules. 2025 RRL EPFL CC BY SA 4.0EPFLのリコンフィギ...
1102水質管理 イオン検出用の安定適応インターフェースを開発（Researchers Develop Stable Adaptive Interface for Ion Sensing）
2025-06-16 中国科学院 (CAS)The inside front cover article in Advanced Materials. (Image by CAI Xin)中国科学院・合肥物質科学研究院の黄興久教授らの研究チ...
1900環境一般 低炭素開発が風力と太陽光の相乗効果を促進（Low-carbon Development Enhances Wind and Solar Synergy in China, Study Finds）
2025-06-18 中国科学院 (CAS)中国科学院新疆生態地理研究所の陳亜寧教授らによる研究で、低炭素開発が中国における風力・太陽光エネルギーの相乗効果を高め、安定化させることが示されました。CMIP6気候予測と再解析データを用い、今世...
1202農芸化学 植物由来の肥料添加剤が収量を向上させ排出量を削減（Plant-derived Fertilizer Additive Boosts Yields and Cuts Emissions）
2025-06-19 中国科学院 (CAS)Path analysis of NH₃, N₂O, NH₄⁺-N, and NO₃⁻-N emissions under different treatments (Image by LI Ya...