2025-03-25 NASA
ACERO’s PAMS unit shown during a flight test on March 19, 2025 NASA/Brandon Torres-Navarrette
NASAの研究者たちは、森林火災の消火と監視を24時間体制で支援する新しい空域管理システムの初期検証を実施しました。 このシステムは、低視界条件下でも航空機の安全な運用を可能にすることを目的としています。2025年3月17日から28日にかけて、カリフォルニア州モントレー郡のシエラ・デ・サリナス山脈周辺で、NASAの「緊急対応作戦のための高度な能力(ACERO)」プロジェクトの一環として、持ち運び可能な空域管理システム(PAMS)のテストと検証が行われました。PAMSは、スーツケースサイズの装置で、厚い煙や夜間でもパイロットが他の航空機の位置や運用意図を把握できるよう設計されています。この技術により、無人航空機の運用が可能となり、森林火災対応の効率と安全性が向上することが期待されています。
<関連情報>