2025-03-13 情報通信研究機構,理化学研究所,大阪大学,株式会社QunaSys
図1 NICTの量子セキュアクラウド(左)と理研の量子コンピュータ(右)の統合
国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)は、理化学研究所(理研)、大阪大学量子情報・量子生命研究センター(QIQB)、株式会社QunaSysと共同で、NICTの量子セキュアクラウドと理研の国産ゲート型量子コンピュータを接続し、量子コンピュータの計算結果を安全に伝送・保管する相互接続環境を構築しました。 これにより、量子セキュアクラウドのユーザーが国産量子コンピュータを利用し、その計算結果を情報理論的に安全に取り扱うことが可能となりました。今後、各拠点のトライアルユーザー間でのノウハウやニーズの共有を通じて、量子技術の社会実装が加速することが期待されます。
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