2018年10月3日 (ハワイ現地時間)
ハワイ時間2018年9月13日にマウナケア山頂域全体で発生した大規模な停電に際して、すばる望遠鏡本体に電源を供給する無停電電源 (UPS) が正常に機能しなかったため、すばる望遠鏡は同日から観測を中止していました。
その後、UPS に関する仮復旧作業が迅速に進められ、望遠鏡を部分的に運用できる状態になったため、10月2日の夜から、高分散分光器 HDS を用いて共同利用観測を暫定的に再開しました。
ただし、UPS は本格的に復旧していないため、一部の観測装置交換に制限があります。本格的な復旧にはなお時間を要する見込みです。
国立天文台ハワイ観測所長 吉田道利
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