技術情報等の適正な管理の在り方

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経済産業省「技術情報等の適正な管理の在り方に関する研究会」の報告(平成20年7月)

「技術」は、経営にとって重要で資産価値を有している。技術の利用や保全に関しての現状と課題について報告書では検討している。

標記報告書を要約すると、*)

①グローバル化した今日の国際競争環境の中で競争力を維持・強化していくためには、対外的にオープンな姿勢を貫きつつ資金、知的財産、人材等を受け入れながら価値創造を行うことが不可欠となっている。

②今日の企業活動における技術情報等の活用は不可欠なもの、組織内外を結ぶオープン・イノベーションが効率的な価値創造のかたちとして位置づけられている。共有化されたプラットフォームである「情報インフラ」にアクセスすることで、企業は業務の迅速化・効率化といった面で多大な恩恵を享受している。

③技術情報等は、企業の収益力の源であるにもかかわらず、その価値を容易に把握することができない性質(不可視性)を有する。

④より平等で活発な経済社会を実現するためには、技術情報等の評価と価値を客観的に測定するシステム環境を研究し、確立する必要がある。

*)要約はテック・アイ技術情報研究所による。

http://www.meti.go.jp/committee/materials2/downloadfiles/g80912b06j.pdf

2100総合技術監理一般
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