2025-07-17 ミシガン大学

Image credit: Marcin Szczepanski, Michigan Engineering
ミシガン州では、アナーバーのミシガン大学(U‑M)自動運転試験場とデトロイトのイノベーション地区を結ぶ約40マイルの「M‑Air」飛行回廊が新設される。これはMcityの地上試験インフラに連動した縦空域の拡張で、ドローンや電動垂直離着陸機(eVTOL)の目視外飛行(BVLOS)やバッテリーテストを現実環境で行うためのものだ。飛行回廊には「アイアンバード」地上試験施設やドローン交通管理システムも整備され、安全基準に準拠しつつ群飛行(スワーム)などの実証を可能にする。州は公共・民間のパートナーと共に、資金提供(各100万ドル)や試験環境整備を推進。医療機関による緊急輸送やインフラ空撮、物流など多様な応用を視野に入れ、規制クリアや技術成熟に向けた学術・政策連携も図られる。これは航空モビリティ分野での人材育成や企業創出、地域経済活性化につながる。
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