カスタマイズ可能な量子デバイスの新しいプラットフォーム(A new platform for customizable quantum devices) 0500化学一般

カスタマイズ可能な量子デバイスの新しいプラットフォーム(A new platform for customizable quantum devices)

量子ビットの設計を一から見直すことで、汎用性の高い、高度にカスタマイズされた量子デバイスを作るための新しいフレームワークが完成しました。
元素間の混ざり方の違いを利用して新しい結晶構造の安定化に成功~未踏の高機能材料開発への貢献に期待~ 0501セラミックス及び無機化学製品

元素間の混ざり方の違いを利用して新しい結晶構造の安定化に成功~未踏の高機能材料開発への貢献に期待~

元素間に固有の相溶性(固体状態での混ざり方)を駆動力として前例のないZ3型構造の安定化に成功しました。熱力学的にL12相のみ形成可能なFePd3合金に対して、Feとは固溶できないがPdとは固溶可能なInを微量導入することで、Z3型Fe(Pd,In)3構造が安定に形成することを発見しました。
グラフェン原子層にカルシウム原子を挿れると特異な超伝導が発現 1700応用理学一般

グラフェン原子層にカルシウム原子を挿れると特異な超伝導が発現

シリコンカーバイド(SiC)半導体結晶基板上に作られた、単一原子層グラフェンの下にカルシウム(Ca)原子が入り込むことで超伝導が発現することを発見し、そのメカニズムを明らかにした。観測された超伝導の性質が従来想定されていたモデルでは説明できない特異なもので、非従来型超伝導で予想される電子状態が関与している可能性がある。
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無機物のみで形成された液晶デバイスの開発~ボロフェン類似物質からなる高温駆動が可能な液晶を発見~ 0501セラミックス及び無機化学製品

無機物のみで形成された液晶デバイスの開発~ボロフェン類似物質からなる高温駆動が可能な液晶を発見~

ボロフェンに類似した、ホウ素の単原子層からなる新物質(ボロフェン類似物質)が液晶材料となることを発見し、高温で駆動できる光学デバイスになることを実証した。有機液晶にはない高い熱安定性を実現。フレキシブルな無機物を用いた熱耐性光学デバイスを実証。
深層学習で乱流の隠れた構造に迫る~太陽とプラズマの乱流研究に新たな展開~ 1702地球物理及び地球化学

深層学習で乱流の隠れた構造に迫る~太陽とプラズマの乱流研究に新たな展開~

太陽表面の観測データから観測困難な乱流構造を調べるための、新たな手法の開発に成功しました。深層学習(ディープラーニング)技術を利用し、数値シミュレーションで得られたデータと観測可能な情報をもとにして、観測が難しい情報を推定できるようになったのです。
イチジク株枯病抵抗性台木「励広台(れいこうだい)1号」標準作業手順書 1202農芸化学

イチジク株枯病抵抗性台木「励広台(れいこうだい)1号」標準作業手順書

イチジク株枯病は、国内の多くの産地で被害が報告されているイチジクの難防除病害で、主に土壌感染で被害が拡大するため、これを防ぐ抵抗性台木の開発が望まれていました。イチジク属の野生種であるイヌビワが持つ本病害への極めて強い抵抗性に着目して、イチジクとイヌビワの種間雑種からイチジク株枯病抵抗性台木の新品種「励広台1号」を育成しました。2022年の秋季より接ぎ木苗木の販売を開始します。
超分子組織化を利用した自在な分子配向制御の新たな選択肢~ポルフィリンの中心金属が薄膜構造を決める~ 0500化学一般

超分子組織化を利用した自在な分子配向制御の新たな選択肢~ポルフィリンの中心金属が薄膜構造を決める~

テトラピリジルポルフィリンが分子間で形成する配位結合を利用することで、この類縁化合物では珍しい垂直配向を実現しました。この成果は配位結合を分子配向制御に用いた初めての例であり、有機半導体だけでな、有機金属構造体(MOF)に代表される超分子材料の分子配向の自在制御にもつながると期待されます。
水の構造をめぐる分光の解釈に決着 ~軟X線発光スペクトルの正しい解釈に向けて~ 1701物理及び化学

水の構造をめぐる分光の解釈に決着 ~軟X線発光スペクトルの正しい解釈に向けて~

水の軟X線発光スペクトルの温度依存性や同位体依存性を理論的に再現することに成功。軟X線発光分光に特有の散乱過程によって水の構造とその変化を強調して観測できることが判明。様々な環境における水の構造とその役割を分子レベルで理解するための理論的裏付けが可能に。
天の川銀河中心の巨大ブラックホール天体「いて座A*」の構造 1701物理及び化学

天の川銀河中心の巨大ブラックホール天体「いて座A*」の構造

東アジアVLBI観測網による波長1.3センチと7ミリ帯の電波観測データから、天の川銀河の中心にひそむ巨大ブラックホール天体「いて座A∗ (エースター)」の詳しい構造が明らかになりました。
プラスチック太陽電池の発電機構を解明~オフセットが小さくても光電変換効率が高い理由を分析~ 0401発送配変電

プラスチック太陽電池の発電機構を解明~オフセットが小さくても光電変換効率が高い理由を分析~

半導体ポリマーと非フラーレン型電子アクセプター(NFA)を用いた有機薄膜太陽電池(OSC)の発電メカニズムを明らかにしました。NFAを用いたOSCの光電変換機構は従来系とは異なり、半導体ポリマーとNFAとの相分離界面近傍に形成されるエネルギー準位勾配を駆動力として光電変換していることを明らかにしました。
結合した2種高分子間の「つなぎ目」が鍵~半導体の微細加工に貢献する新しい高分子設計~ 1700応用理学一般

結合した2種高分子間の「つなぎ目」が鍵~半導体の微細加工に貢献する新しい高分子設計~

次世代半導体微細加工材料として注目されているポリスチレン(PS)とポリメタクリル酸メチル(PMMA)によるブロック共重合体であるPS-block-PMMAのつなぎ目にオリゴペプチドを精密に導入することで、PS-block-PMMAの相分離下限分子量よりも低い分子量で長周期のラメラ構造の形成に成功しました。
耐酸化性を向上した銅・ニッケル系コアシェル型インクを開発 0501セラミックス及び無機化学製品

耐酸化性を向上した銅・ニッケル系コアシェル型インクを開発

大気下で安定な、有機アミンが金属イオンに結合した錯体を使ったインクに着目し、異なる金属の錯体を混合することで、インクの組成や条件により多層コアシェル構造から合金までを印刷可能であることを発見しました。この原理を用いて、銅およびニッケル錯体を混合したインクを印刷することで、自己組織化的に銅・ニッケルコアシェル構造を形成しました。酸化に強いニッケルが銅表面を覆うことによって、耐酸化性を従来の銅インクより大幅に改善し、なおかつ安価なインクを開発しました。銅・ニッケル印刷配線の抵抗率は、最高で19 μΩcmという、従来の金属インクとそん色ない値を示しました。
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