量子科学技術研究開発機構

細胞における分子1個の回転運動を3次元で検出するナノ量子センサーを実現 0403電子応用

細胞における分子1個の回転運動を3次元で検出するナノ量子センサーを実現

医学と生命科学の発展に幅広く貢献2020-05-12 量子科学技術研究開発機構発表のポイント ナノサイズの特殊なダイヤモンドセンサーを用いて、生きた細胞内にある生体分子が起こすナノスケールの回転運動を3次元で計測する新たな技術を開発した。 ...
宙に浮く水素イオン?!~大型タンパク質の中性子結晶構造解析で見えた特異な世界~ 2004放射線利用

宙に浮く水素イオン?!~大型タンパク質の中性子結晶構造解析で見えた特異な世界~

大強度陽子加速器施設(J-PARC)、物質・生命科学実験施設(MLF)の茨城県生命物質構造解析装置(iBIX)を用いた実験により、銅アミン酸化酵素の高分解能中性子結晶構造解析に成功した。
遂に組立完了 世界最大の核融合超伝導トカマク型実験装置JT-60SA 2001原子炉システムの設計及び建設

遂に組立完了 世界最大の核融合超伝導トカマク型実験装置JT-60SA

今後、初プラズマ着火に向けて始動2020-04-22 量子科学技術研究開発機構発表のポイント 日欧共同で茨城県那珂市において建設を進めてきた世界最大の核融合超伝導トカマク型実験装置JT-60SA(以下「JT-60SA」という。)の組立が完了...
ad
熱利用水素製造の主反応の大幅な省エネルギー化に成功 0501セラミックス及び無機化学製品

熱利用水素製造の主反応の大幅な省エネルギー化に成功

熱化学水素製造ISプロセの主反応であるブンゼン反応の過電圧(反応時の消費エネルギーに相当)を従来法から7割近くも低減することに成功した。
コバルト酸鉛のスピン状態転移、電荷移動転移を発見~負熱膨張材料などへの応用に期待~ 0403電子応用

コバルト酸鉛のスピン状態転移、電荷移動転移を発見~負熱膨張材料などへの応用に期待~

「Pb2+0.25Pb4+0.75Co2+0.5Co3+0.5O3」という他に例のない電荷分布を持つペロブスカイト型酸化物コバルト酸鉛(PbCoO3)に圧力を印加すると、スピン状態転移と電荷移動転移を生じることを発見した。
認知症に対する点鼻ワクチンの開発~遺伝子治療による免疫療法と分子イメージング~ 0502有機化学製品

認知症に対する点鼻ワクチンの開発~遺伝子治療による免疫療法と分子イメージング~

タウ蛋白に対する点鼻ワクチンを、遺伝子治療用のセンダイウイルスベクターを用いて作製。タウ点鼻ワクチンにより、タウオパチーモデルマウスは脳内の抗タウ抗体価の上昇、タウ蛋白蓄積の減少、グリア炎症の改善、脳萎縮の改善、認知機能の改善を示した。
現状検出が困難な1cm未満の膵がんを画像化~早期膵がんを診断でき治療にも有用な画像診断法を開発 2004放射線利用

現状検出が困難な1cm未満の膵がんを画像化~早期膵がんを診断でき治療にも有用な画像診断法を開発

難治性として知られる膵がんを早期に診断すると同時に、治療にも有用となる、微小膵がんの画像診断法を開発した。
植物は、弱いガンマ線でも積極的に反応して変異の発生を抑制し、DNAを守る 2004放射線利用

植物は、弱いガンマ線でも積極的に反応して変異の発生を抑制し、DNAを守る

1時間あたり1mGy程度の弱いガンマ線にも植物が積極的に反応して変異の発生を抑制し、DNAを守っていることを発見した。
狭い空間に適用可能な管内レーザ溶接技術を開発 0107工場自動化及び産業機械

狭い空間に適用可能な管内レーザ溶接技術を開発

狙い位置精密制御により核融合実験装置内における配管接続技術を高度化2020-02-28 量子科学技術研究開発機構発表のポイント 核融合炉内で想定される狭隘且つ外側からのアクセスが困難な環境下において、配管の接続部をその配管の内側から溶接レー...
世界最高級強度のレーザー光が引き起こす電子の特異な振る舞いを解明! 2004放射線利用

世界最高級強度のレーザー光が引き起こす電子の特異な振る舞いを解明!

強いレーザー光を数ミクロン程度に小さく集光して高い強度で物質にあてたときに、電子の独特な振る舞いが発生するメカニズムを解明した。
隕石衝突後の環境激変の証拠を発見〜白亜紀最末期の生物大量絶滅は大規模酸性雨により引き起された? 1703地質

隕石衝突後の環境激変の証拠を発見〜白亜紀最末期の生物大量絶滅は大規模酸性雨により引き起された?

白亜紀―古第三紀(K-Pg)境界層試料について、放射光を利用した蛍光X線微量元素マッピング分析、中性子放射化分析、質量分析計全岩元素分析を行い、隕石衝突直後の地球環境変動のうち、大規模な酸性雨が実際に発生していた証拠を発見した。
生命現象の本質を探る量子構造生物学の挑戦 0502有機化学製品

生命現象の本質を探る量子構造生物学の挑戦

地球の窒素循環の鍵反応を担うタンパク質である銅含有亜硝酸還元酵素(CuNIR)の高精度中性子結晶構造解析に成功した。
ad
タイトルとURLをコピーしました