重イオン加速器施設「RIビームファクトリー(RIBF)

1701物理及び化学

チタン・バナジウム中性子過剰同位体で新魔法数の消失を観測 〜精密質量測定による原子核構造のより深い理解に期待〜

2023-01-06 高エネルギー加速器研究機構,理化学研究所,大阪大学 概 要 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構(KEK)・素粒子原子核研究所・和光原子核科学センター(和田道治センター長)のマルコ=ローゼンブシュ特任助教、 ...
1701物理及び化学

加速器実験によるr過程の同位体比の再現に成功~宇宙初期と太陽系のバリウムは中性子星合体が起源か?~

2022-10-19 理化学研究所 理化学研究所(理研)仁科加速器科学研究センターRI物理研究室のヴィ・ホー・ホアン特別研究員、西村俊二先任研究員、櫻井博儀室長らのBRIKEN(ビーリケン)プロジェクトに参加するBRIKEN国際共同研究グル...
1701物理及び化学

1個の陽子が引き起こす大きな核構造変化の発見~中性子過剰核の存在限界の謎に迫る~

2020-05-28 理化学研究所,東京大学 理化学研究所(理研)仁科加速器科学研究センタースピン・アイソスピン研究室のツ・リュン・タン特別研究員(研究当時)と上坂友洋室長、東京大学大学院理学系研究科附属原子核科学研究センターの川瀬頌一郎大...
1701物理及び化学

フッ素とネオンの同位元素の存在限界を初めて決定~原子核の地図の境界線を20年ぶりに更新~

フッ素とネオンの「中性子ドリップライン(各元素において中性子数が最も多い同位元素の存在限界)」が、フッ素-31(31F:中性子数22、質量数31)とネオン-34(34Ne:中性子数24、質量数34)であることを初めて同定した。
2004放射線利用

新魔法数34の新たな証拠 ~中性子ノックアウト反応で探るカルシウム-54の閉殻構造~

重イオン加速器施設「RIビームファクトリー(RIBF)」におけるガンマ線分光により、中性子過剰なカルシウム-54(54Ca、陽子数20、中性子数34)の基底状態を調べ、中性子の「新魔法数」34の直接証拠を得ることに成功した。
1701物理及び化学

魔法数研究に金字塔~ついに中性子過剰なニッケル原子核の二重魔法性に結論~

中性子過剰なニッケル同位体である78Ni原子核(陽子数28、中性子数50)のガンマ線分光に成功し、長年未解決であった二重魔法性の直接的証拠を発見した。宇宙における重元素合成(r過程)の謎を解くための鍵になると期待できる。
1701物理及び化学

マグネシウム-40原子核のガンマ線分光に成功

理研の重イオン加速器施設「RIビームファクトリー(RIBF)」を用いて、中性子過剰なマグネシウム-40(40Mg、陽子数12、中性子数28)原子核のガンマ線分光に成功し、二つのガンマ線を観測した。
ad
タイトルとURLをコピーしました