農研機構

ナタデココとβ-グルカンを混合した新食品素材~食品粉末に新たな特性を与えて適用範囲を拡大~ 1200農業一般

ナタデココとβ-グルカンを混合した新食品素材~食品粉末に新たな特性を与えて適用範囲を拡大~

ナタデココとオオムギに含まれる(1-3),(1-4)-β-グルカンとを混合・破砕した新食品素材(ナタピューレ)を開発した。ナタピューレは、農産物由来の粉末に新たな物性や加工特性を付与し、ペースト状食品の結着性や分散性を向上させ、余剰・規格外農産物など未利用資源の適用範囲を3Dプリント食品等へ拡大し、フードロス削減に貢献。
農研機構と日清製粉およびJA全農による国産小麦の共同開発の取組について 1202農芸化学

農研機構と日清製粉およびJA全農による国産小麦の共同開発の取組について

汎用性の高い国産小麦の開発を目的とした新たな取り組みを開始する。
温暖地向け豆乳用大豆品種「すみさやか」~ 青臭みやえぐ味の少ない豆乳~ 1202農芸化学

温暖地向け豆乳用大豆品種「すみさやか」~ 青臭みやえぐ味の少ない豆乳~

温暖地向け豆乳用大豆品種「すみさやか」を育成した。子実中の青臭みの原因となる酵素であるリポキシゲナーゼおよびえぐ味の原因とされるグループAアセチルサポニンを欠失しており、本品種を原料とした豆乳は青臭みやえぐ味が少なく、すっきりした味わい。成熟期、草姿、収量および品質等の特性は豆腐用の主力品種である「フクユタカ」に類似。
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ジャガイモ・サツマイモの品種開発を効率化するDNAマーカー迅速作製法を開発 1202農芸化学

ジャガイモ・サツマイモの品種開発を効率化するDNAマーカー迅速作製法を開発

ジャガイモやサツマイモなどの高次倍数体作物で、迅速にDNAマーカーを作製する方法を開発した。
モバイルGISを用いた農地一筆調査支援システム~ 市町村が行う農地の現況確認業務を効率的に~ 1600情報工学一般

モバイルGISを用いた農地一筆調査支援システム~ 市町村が行う農地の現況確認業務を効率的に~

市町村が行う農地の現況確認業務を効率化する「農地一筆調査支援システム」を開発した。パソコン用GISソフトとタブレット用モバイルGISアプリで構成され、PC上で構築したデータセットは、モバイルGISアプリと双方向で同期できる。農地の現況確認にモバイルGISアプリを活用すると、調査結果の入力、撮影写真の記録など、現場で行う一連の作業を効率的に実施できる。
「施設有機栽培ミニトマトの総合的病害虫管理体系標準作業手順書」を公開 1202農芸化学

「施設有機栽培ミニトマトの総合的病害虫管理体系標準作業手順書」を公開

関東地域の夏秋どり施設有機栽培ミニトマトを対象に品質・収量の向上を目指して構築した総合的病害虫管理体系について詳しく説明。
遺伝子組換え作物の混入率をより正確に評価する 検査法が国際標準化 1200農業一般

遺伝子組換え作物の混入率をより正確に評価する 検査法が国際標準化

国際規格ISO 22753:2021には、遺伝子組換え(Genetically Modified; GM)作物が含まれているかどうかの定性検査の結果から、その混入率を統計的に評価する手法について、用語の定義や検査に求められる技術的な要件などが記載されています。その付属文書に、農研機構が開発し、わが国の公定検査法として定められている"グループ検査法"が具体的な事例として収載された。
安価かつ簡便にハウスの情報をスマートフォンで確認~「通い農業支援システム」製作マニュアルを公開~ 1200農業一般

安価かつ簡便にハウスの情報をスマートフォンで確認~「通い農業支援システム」製作マニュアルを公開~

「通い農業支援システム」の製作方法を説明したマニュアルを本日ウェブサイトで公開した。
サツマイモ基腐病菌の新しい検出・同定技術を開発~リアルタイムPCRにより迅速かつ正確な診断が可能に~ 1202農芸化学

サツマイモ基腐病菌の新しい検出・同定技術を開発~リアルタイムPCRにより迅速かつ正確な診断が可能に~

サツマイモ基腐病(基腐病)とサツマイモ乾腐病、両種をそれぞれ特異的に検出できるDNAプライマーを用いたリアルタイムPCRにより、最短約1日で基腐病菌と乾腐病菌を高精度に検出・同定する技術を開発した。
農業用水路の摩耗量測定システムをアップグレード~操作性一新、扱いやすく~ 1203農業土木

農業用水路の摩耗量測定システムをアップグレード~操作性一新、扱いやすく~

農業用水路表面の摩耗量を高精度に測定する装置をコンパクトにして現場作業を効率化するとともに、摩耗量を計算するまでの手間を大幅に省略する解析用プログラムを作成した。
日本の2000年から2015年の窒素収支を解明~持続可能な窒素利用の実現に向け基礎情報を提供~ 1900環境一般

日本の2000年から2015年の窒素収支を解明~持続可能な窒素利用の実現に向け基礎情報を提供~

日本の全ての人間活動と環境を対象に2000年から2015年の窒素収支を解明し、大気や水域への窒素排出の実態を明らかにした。国民一人当たりの廃棄窒素は年間41~48 kgで、同時期の世界平均の約2倍であることや、廃棄窒素の発生量に対して環境に排出される反応性窒素は1/3程度に抑えられていることなどが明らかになった。
全世界を対象とした穀物の収量予測情報を提供~ サービスの速報性と予測の精度を確認し本格運用へ前進~ 1200農業一般

全世界を対象とした穀物の収量予測情報を提供~ サービスの速報性と予測の精度を確認し本格運用へ前進~

トウモロコシ、コムギ、コメ、ダイズについて全世界を対象とした収量予測手法を開発し、毎月提供するサービスを試験運用してきた。米国と12ヶ国を対象に本サービスによる2019年産収量の予測精度を検証し、1~6ヶ月前(収穫の3~6ヶ月前)に収量の概況が把握できることが示された。
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