農研機構

ビワの新害虫ビワキジラミの対策技術標準作業手順書 1202農芸化学

ビワの新害虫ビワキジラミの対策技術標準作業手順書

2012年に国内で初めて発生が確認されたビワの新たな害虫「ビワキジラミ」の分布や被害の拡大を抑制するための対策技術をまとめました。ビワキジラミの被害の特徴、モニタリング法、識別法、発生時の初期対応、ビワキジラミ対策に特化した防除暦、効果的な防除技術のノウハウ等を分かりやすく解説しています
最新の予測では世界の穀物収量に対する 気候変動影響の将来見通しが顕著に悪化 1900環境一般

最新の予測では世界の穀物収量に対する 気候変動影響の将来見通しが顕著に悪化

気候変動が進行した場合、今世紀末(2069-2099年)の世界の平均収量は、現在(1983-2013年)に比べて、トウモロコシでは24%減少するとの結果だった一方、コムギでは18%増加するとの結果でした。主要生産国の多い中緯度地域ではこうした収量変化がコムギでは2020年代後半から、トウモロコシでは2030年代後半から顕在化すると予測されました。
自然環境の干ばつを再現した自動潅水かんすい制御システムを開発 1204農業及び蚕糸

自然環境の干ばつを再現した自動潅水かんすい制御システムを開発

ポット底面からの給水により1ポットごとに土壌水分を任意に制御する世界初の自動潅水システムを開発しました。本システムでは自然界で起こる干ばつ状態を屋内環境にて再現でき、さらに、各ポットの温湿度、照度、土壌水分や地温の状態を常時監視できます。
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雪の下で作物を腐らせる「雪腐病ゆきぐされびょう」の謎に迫る。実験植物を使って雪腐病菌への強さを調べられる実験系を開発 1202農芸化学

雪の下で作物を腐らせる「雪腐病ゆきぐされびょう」の謎に迫る。実験植物を使って雪腐病菌への強さを調べられる実験系を開発

雪腐病は、麦類や牧草を枯らす重要病害です。実験植物であるシロイヌナズナに感染する雪腐病菌を初めて特定し、シロイヌナズナを用いて雪腐病菌に対する植物の抵抗性を評価する実験系を開発しました。
8月の収穫直後から甘い サツマイモ新品種「あまはづき」~ ねっとり甘い焼き芋を、ひと足はやく食卓に~ 1202農芸化学

8月の収穫直後から甘い サツマイモ新品種「あまはづき」~ ねっとり甘い焼き芋を、ひと足はやく食卓に~

8月頃からねっとり甘い焼き芋をつくれるサツマイモ新品種「あまはづき」を開発しました。「あまはづき」は、糖度がきわめて高く、肉質がねっとりして食味が良く、早掘り栽培でもその特長が際立っています。
ナタデココとβ-グルカンを混合した新食品素材~食品粉末に新たな特性を与えて適用範囲を拡大~ 1200農業一般

ナタデココとβ-グルカンを混合した新食品素材~食品粉末に新たな特性を与えて適用範囲を拡大~

ナタデココとオオムギに含まれる(1-3),(1-4)-β-グルカンとを混合・破砕した新食品素材(ナタピューレ)を開発した。ナタピューレは、農産物由来の粉末に新たな物性や加工特性を付与し、ペースト状食品の結着性や分散性を向上させ、余剰・規格外農産物など未利用資源の適用範囲を3Dプリント食品等へ拡大し、フードロス削減に貢献。
農研機構と日清製粉およびJA全農による国産小麦の共同開発の取組について 1202農芸化学

農研機構と日清製粉およびJA全農による国産小麦の共同開発の取組について

汎用性の高い国産小麦の開発を目的とした新たな取り組みを開始する。
温暖地向け豆乳用大豆品種「すみさやか」~ 青臭みやえぐ味の少ない豆乳~ 1202農芸化学

温暖地向け豆乳用大豆品種「すみさやか」~ 青臭みやえぐ味の少ない豆乳~

温暖地向け豆乳用大豆品種「すみさやか」を育成した。子実中の青臭みの原因となる酵素であるリポキシゲナーゼおよびえぐ味の原因とされるグループAアセチルサポニンを欠失しており、本品種を原料とした豆乳は青臭みやえぐ味が少なく、すっきりした味わい。成熟期、草姿、収量および品質等の特性は豆腐用の主力品種である「フクユタカ」に類似。
ジャガイモ・サツマイモの品種開発を効率化するDNAマーカー迅速作製法を開発 1202農芸化学

ジャガイモ・サツマイモの品種開発を効率化するDNAマーカー迅速作製法を開発

ジャガイモやサツマイモなどの高次倍数体作物で、迅速にDNAマーカーを作製する方法を開発した。
モバイルGISを用いた農地一筆調査支援システム~ 市町村が行う農地の現況確認業務を効率的に~ 1600情報工学一般

モバイルGISを用いた農地一筆調査支援システム~ 市町村が行う農地の現況確認業務を効率的に~

市町村が行う農地の現況確認業務を効率化する「農地一筆調査支援システム」を開発した。パソコン用GISソフトとタブレット用モバイルGISアプリで構成され、PC上で構築したデータセットは、モバイルGISアプリと双方向で同期できる。農地の現況確認にモバイルGISアプリを活用すると、調査結果の入力、撮影写真の記録など、現場で行う一連の作業を効率的に実施できる。
「施設有機栽培ミニトマトの総合的病害虫管理体系標準作業手順書」を公開 1202農芸化学

「施設有機栽培ミニトマトの総合的病害虫管理体系標準作業手順書」を公開

関東地域の夏秋どり施設有機栽培ミニトマトを対象に品質・収量の向上を目指して構築した総合的病害虫管理体系について詳しく説明。
遺伝子組換え作物の混入率をより正確に評価する 検査法が国際標準化 1200農業一般

遺伝子組換え作物の混入率をより正確に評価する 検査法が国際標準化

国際規格ISO 22753:2021には、遺伝子組換え(Genetically Modified; GM)作物が含まれているかどうかの定性検査の結果から、その混入率を統計的に評価する手法について、用語の定義や検査に求められる技術的な要件などが記載されています。その付属文書に、農研機構が開発し、わが国の公定検査法として定められている"グループ検査法"が具体的な事例として収載された。
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