産業技術総合研究所

六方晶窒化ホウ素の大面積合成とグラフェン集積デバイスを実現~大きな絶縁性二次元材料で半導体産業の未来へ貢献~ 0403電子応用

六方晶窒化ホウ素の大面積合成とグラフェン集積デバイスを実現~大きな絶縁性二次元材料で半導体産業の未来へ貢献~

2023-02-07 産業技術総合研究所ポイント グラフェンを始めとする原子の厚みしかもたない薄いシートが次世代半導体として大きな注目を集めているが、大面積の絶縁性二次元材料が必要とされていた。 本研究では六方晶窒化ホウ素と呼ばれる絶縁性二...
燃焼排ガス中の窒素酸化物を資源化する触媒材料~窒素資源の循環に向けた新規アンモニア合成法の提案~ 0505化学装置及び設備

燃焼排ガス中の窒素酸化物を資源化する触媒材料~窒素資源の循環に向けた新規アンモニア合成法の提案~

2023-01-31 産業技術総合研究所ポイント 窒素酸化物をアンモニアに触媒変換する新手法を提案 高温燃焼で発生する希薄な窒素酸化物を濃縮・回収して化学原料に 精密多孔化した酸化物に触媒を適材配置した触媒材料を開発窒素酸化物からアンモニア...
生産性の持続的向上と人の負担軽減を両立するデジタルツインを開発~工場部品供給における人とロボットの協働作業で生産性の10~15%向上と人の負担の約10%軽減を実証~ 0107工場自動化及び産業機械

生産性の持続的向上と人の負担軽減を両立するデジタルツインを開発~工場部品供給における人とロボットの協働作業で生産性の10~15%向上と人の負担の約10%軽減を実証~

2023-01-31 新エネルギー・産業技術総合開発機構,産業技術総合研究所NEDOの「人と共に進化する次世代人工知能に関する技術開発事業」で産業技術総合研究所は、生産性の持続的向上と人の負担軽減を両立するデジタルツインを開発しました。本技...
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グラファイト層間化合物(GIC)の簡便・高速合成法を開発~次世代電子材料と期待されるGICの大量生産に道筋~ 0505化学装置及び設備

グラファイト層間化合物(GIC)の簡便・高速合成法を開発~次世代電子材料と期待されるGICの大量生産に道筋~

2023-01-31 産業技術総合研究所ポイント リチウムイオン電池材料などに用いられるGICの合成時に、金属Naが触媒として働くことを発見 原料の室温混合または低温(250 ℃)熱処理でGICが高速生成 高品質GICの簡便かつ大量合成が可...
耐熱性・耐薬品性に優れるスーパーエンジニアリングプラスチックのリサイクル技術を開発 ~ポリエーテルエーテルケトンのモノマー単位への解重合に成功~ 0504高分子製品

耐熱性・耐薬品性に優れるスーパーエンジニアリングプラスチックのリサイクル技術を開発 ~ポリエーテルエーテルケトンのモノマー単位への解重合に成功~

2023-01-24 産業技術総合研究所ポイント ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)の主鎖結合を正確に切断し、モノマー単位への解重合に成功 熱分解より低い150 ℃で実施でき、フィルムやペレットなど素材の形状に影響しない 炭素繊維および...
1662年日向灘地震の新たな断層モデルを構築~地球物理学と地質学の検証に基づく初の成果~ 1702地球物理及び地球化学

1662年日向灘地震の新たな断層モデルを構築~地球物理学と地質学の検証に基づく初の成果~

2023-01-24 京都大学山下裕亮 防災研究所宮崎観測所助教、伊尾木圭衣 産業技術総合研究所主任研究員、加瀬善洋 北海道立総合研究機構研究主任の研究グループは、浅部スロー地震の海底地震観測の成果や人工地震波を用いたプレート境界の位置情報...
光を99.98%以上吸収する至高の暗黒シート~触れる素材で黒さ世界一、秘密は漆に似た成分と光閉じ込め構造~ 0501セラミックス及び無機化学製品

光を99.98%以上吸収する至高の暗黒シート~触れる素材で黒さ世界一、秘密は漆に似た成分と光閉じ込め構造~

2023-01-18 産業技術総合研究所ポイント 従来の暗黒シートと比べて可視光の反射率が一桁低く、レーザーポインターの光も消えて見える カシューオイル黒色樹脂の表面に微細な凹凸構造を形成し、くすみもぎらつきも少ない深い黒を実現 明るい場所...
物質の熱伝導率を低減させる新機構を発見~高性能な熱電材料開発の新たな指針に~ 1700応用理学一般

物質の熱伝導率を低減させる新機構を発見~高性能な熱電材料開発の新たな指針に~

2022-12-27 京都大学物質の熱の伝わりやすさである熱伝導率を制御することは、放熱や断熱といった生活に身近な応用に加えて、電子デバイスの高性能化や自動車等の省エネルギー化、また発電効率や各種の材料特性の向上など、熱に関する様々な課題解...
溶液をかき混ぜると結晶成長が速くなるのはなぜか? ~「結晶のゆりかご」の中で揺すられて、結晶の成長速度は増加する~ 0500化学一般

溶液をかき混ぜると結晶成長が速くなるのはなぜか? ~「結晶のゆりかご」の中で揺すられて、結晶の成長速度は増加する~

2022-12-21 東京大学中室 貴幸(化学専攻 特任准教授)中村 栄一(化学専攻 特別教授/東京大学名誉教授)灘 浩樹(産業技術総合研究所 客員研究員/鳥取大学 教授)発表のポイント 食塩の濃厚溶液をかき混ぜると一気に結晶が出現する。人...
世界初、未知ノイズの影響を削減可能な量子センシングアルゴリズムを考案 ~高精度な量子センシングをハードウェアの改善なしに実現~ 1600情報工学一般

世界初、未知ノイズの影響を削減可能な量子センシングアルゴリズムを考案 ~高精度な量子センシングをハードウェアの改善なしに実現~

2022-12-16 産業技術総合研究所日本電信電話株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:島田 明、以下「NTT」)と国立研究開発法人 産業技術総合研究所(以下「産総研」)、国立大学法人 大阪大学量子情報・量子生命研究センター(以...
大気下でもホールと電子の双方を流す新しい分子性半導体材料の開発に成功 0403電子応用

大気下でもホールと電子の双方を流す新しい分子性半導体材料の開発に成功

2022-12-14 東京大学,大阪公立大学 単一成分でホールと電子の双方を流すことのできるアンバイポーラ型の分子性半導体材料を開発した。 従来の電子輸送材料の多くは、酸素や水を厳しく排除する真空状態や不活性ガス雰囲気下で用いられてきたが、...
光格子時計とセシウム原子泉時計で暗黒物質の探索に挑む~国際原子時に貢献する秒の「再定義候補」と「現定義の担い手」の同時・高稼働率運転が鍵~ 1701物理及び化学

光格子時計とセシウム原子泉時計で暗黒物質の探索に挑む~国際原子時に貢献する秒の「再定義候補」と「現定義の担い手」の同時・高稼働率運転が鍵~

2022-12-08 産業技術総合研究所ポイント 高精度原子時計の高稼働率運転の達成により暗黒物質探索を実現 超軽量の暗黒物質と電子との相互作用の強さに新たな知見 暗黒物質の解明を目指した基礎物理学に貢献イッテルビウム(Yb)光格子時計とセ...
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