産業技術総合研究所

パワー半導体用大口径SiCウェハの高速研磨技術を開発 0705金属加工

パワー半導体用大口径SiCウェハの高速研磨技術を開発

SiCウェハの平坦化を高速で達成するラッピング技術を開発した。特に、低速度だった鏡面化工程では従来の12倍の研磨速度が得られ、枚様式加工法の鏡面研削工程に匹敵する新たなバッチ式加工技術を確立した。
LEDを用いた全方向に光を放射する新たな標準光源を開発~100年の歴史を持つ標準電球への挑戦~ 0405電気設備

LEDを用いた全方向に光を放射する新たな標準光源を開発~100年の歴史を持つ標準電球への挑戦~

照明の明るさを評価する基準となる全方向形標準LEDの試作品を開発。光強度の安定性が従来の標準電球に匹敵、可視波長全域にわたる光を全方向に均等に放射。
CO2を原料とするアルコール連続生産技術の開発~高機能触媒を固定化することで連続的な生産を達成~ 0505化学装置及び設備

CO2を原料とするアルコール連続生産技術の開発~高機能触媒を固定化することで連続的な生産を達成~

CO2を原料としたアルコールの連続生産技術を開発した。
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透過光量を制御する液晶材料の熱安定性を向上~構造変化の耐久性を高め調光ガラスなどの実用化に進展~ 0501セラミックス及び無機化学製品

透過光量を制御する液晶材料の熱安定性を向上~構造変化の耐久性を高め調光ガラスなどの実用化に進展~

透明と白濁の切り換え繰り返しで高い耐久性をもつ液晶と高分子の複合材料を開発した。ガラスのメンテナンス保証期間(10年程度)に相当する回数で温度変化を繰り返しても持ちこたえる耐久性向上を達成し、実用化の目途がついた。
固体表面上の酸素原子を高分解能2次元NMRで測定する技術を開発 0403電子応用

固体表面上の酸素原子を高分解能2次元NMRで測定する技術を開発

金属酸化物の固体表面解析に必須の動的核偏極核磁気共鳴法(DNP−NMR)で高速・高分解能なスペクトルを得ることができる測定技術(新型パルスプログラム)を開発した。これにより固体表面上に存在する酸素原子のNMRスペクトルをより高分解能で、かつ1時間という短時間で測定することに成功した。
バイオマス由来のブタジエンゴムでタイヤを試作~持続可能な原料調達でCO2削減を促進~ 0504高分子製品

バイオマス由来のブタジエンゴムでタイヤを試作~持続可能な原料調達でCO2削減を促進~

ブタジエンの反応条件の最適化および生成したブタジエンの捕集方法の改良などにより、バイオエタノールからブタジエンを大量合成し、それを原料にした合成ゴムで従来と同等の性能を持つ自動車用タイヤを試作する一連のプロセスを実証することに成功した。
シリコンスピン量子ビット素子を高速化する集積構造を提案 1601コンピュータ工学

シリコンスピン量子ビット素子を高速化する集積構造を提案

シリコンスピン量子ビット素子を用いた大規模集積量子コンピューターの実現に向けて、スピン量子ビット素子と演算に必要な微小磁石を集積した新しい集積構造を考案した。
緊急事態宣言発令に伴うCO2排出量の変化を東京住宅街において検出 1902環境測定

緊急事態宣言発令に伴うCO2排出量の変化を東京住宅街において検出

東海大学代々木キャンパス内(東京都渋谷区)の観測タワー上での大気組成の高精度観測に基づいて、新型コロナウイルス感染拡大に伴う2020年4-5月の緊急事態宣言期間における代々木街区の二酸化炭素(CO2)排出を排出源別に評価した。例年と比較して約20%低下しており、その主要因は自動車などの石油消費の減少(約40%)である。
ベイズ推定を用いた新たな電子構造の解析法を開発 ~トポロジカル絶縁体などを巡る数々の論争の決着へ~ 1700応用理学一般

ベイズ推定を用いた新たな電子構造の解析法を開発 ~トポロジカル絶縁体などを巡る数々の論争の決着へ~

「ベイズ推定」という統計学的手法を用いて電子構造の全貌を明らかにする新しい解析方法を開発した。
原子層制御により磁気メモリー素子の平坦性および磁気安定性を改善 0403電子応用

原子層制御により磁気メモリー素子の平坦性および磁気安定性を改善

原子層レベルで制御されたタンタルを用いることで、磁気抵抗メモリー「MRAM」の磁気安定性を飛躍的に改善する技術を開発した。
限定性・偏向性のあるデータから新材料を推薦するシステムを開発 0501セラミックス及び無機化学製品

限定性・偏向性のあるデータから新材料を推薦するシステムを開発

証拠理論を用いたデータ駆動型アプローチによる新材料推薦システムを開発し、ハイエントロピー合金(多数の元素からなる複雑な組成をもった合金)の研究開発への適用および実験検証により、薄膜で新たな単相合金薄膜材料の合成に成功した。
バス車内における模擬飛沫核粒子の挙動や換気回数を測定~空調内気循環による粒子低減効果はどのようなものか?~ 1104空気調和

バス車内における模擬飛沫核粒子の挙動や換気回数を測定~空調内気循環による粒子低減効果はどのようなものか?~

2021-03-04 産業技術総合研究所ポイント 乗客の顔の位置から発生させた模擬飛沫核粒子とCO2の車内への広がりと濃度の変化を観察 空調により車内空気を循環させた場合、CO2濃度の増加と比較して模擬飛沫核粒子濃度の増加は小さい バスの車...
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