東京大学

第4の超伝導状態「フェルミ面を持つ超伝導」の発見 1700応用理学一般

第4の超伝導状態「フェルミ面を持つ超伝導」の発見

2023-05-18 東京大学発表のポイント◆鉄系超伝導体FeSe1-xSxの一部において、今まで知られていた超伝導では説明できない、超伝導電子の数が金属状態の電子数を大幅に下回る性質を持つことを発見しました。◆金属の特徴は「フェルミ面」を...
火山活動の可能性がある地球サイズの惑星を発見 ~潮汐力により加熱された系外惑星LP 791-18d~ 1701物理及び化学

火山活動の可能性がある地球サイズの惑星を発見 ~潮汐力により加熱された系外惑星LP 791-18d~

2023-05-18 東京大学,自然科学研究機構アストロバイオロジーセンター,科学技術振興機構発表のポイント 宇宙望遠鏡と地上望遠鏡による世界的な連携観測によって、新たな太陽系外惑星(系外惑星)LP 791-18dが発見された。 LP 79...
天文学的要因が左右する更新世前期の地球の気候と氷床量変動 1702地球物理及び地球化学

天文学的要因が左右する更新世前期の地球の気候と氷床量変動

2023-05-15 東京大学,海洋研究開発機構,国立天文台,国立極地研究所発表のポイント♦約160-120万年前の氷期・間氷期サイクルは4万年周期であり、現在の10万年周期と大きく異なっていた。その様子が数値的な気候モデルを使ったシミュレ...
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マイクロ空間内に均一な原子層を形成させる新技術~狭窄空間内への新たな原子層堆積手法の開発~ 1700応用理学一般

マイクロ空間内に均一な原子層を形成させる新技術~狭窄空間内への新たな原子層堆積手法の開発~

2023-05-12 東京大学ポイント きわめて狭い空間(マイクロ空間)に対して均一に原子層堆積(ALD)を行う新手法を開発した。 従来困難だったレベルの狭窄空間(長さ1000mm、内径100μm のキャピラリーチューブ)に対しても均一なA...
ベンゼン環1個分の幅しかない 最細グラフェン”ポリアセン”を合成 0500化学一般

ベンゼン環1個分の幅しかない 最細グラフェン”ポリアセン”を合成

2023-05-09 東京大学,科学技術振興機構ポイント ベンゼン環が直線状に連結したアセンは、環の個数が増えるに従って光電子機能が向上しますが、既存技術ではベンゼン環12個までのものしか合成できませんでした。 規則性ナノ空間を反応場とする...
「固体中のワイル粒子」が現れるか?現れないか? ~精密な実験と計算の組み合わせにより10年以上の謎を解決~ 1700応用理学一般

「固体中のワイル粒子」が現れるか?現れないか? ~精密な実験と計算の組み合わせにより10年以上の謎を解決~

2023-05-09 広島大学,東京大学,量子科学技術研究開発機構【本研究成果のポイント】 「固体中のワイル粒子」が現れると初めて予言されたスピネル物質について、その有無を検証することに成功しました。 先行研究の予言に反し、ワイル粒子は現れ...
フィルム状有機半導体センサーを開発、水耕栽培液肥の安定的な計測技術を確立~液肥を一定濃度に制御した水耕栽培設備で、レタスの栽培実験に成功~ 1200農業一般

フィルム状有機半導体センサーを開発、水耕栽培液肥の安定的な計測技術を確立~液肥を一定濃度に制御した水耕栽培設備で、レタスの栽培実験に成功~

2023-04-27 新エネルギー・産業技術総合開発機構,東京大学,株式会社ファームシップNEDOは「人工知能技術適用によるスマート社会の実現」事業で、水耕栽培に使用する液肥の主要成分を検出するセンサーの基本技術開発に取り組んできました。そ...
「マスク・チャージャー」の開発~静電気の力でマスクをパワーアップ~ 0604繊維二次製品の製造及び評価

「マスク・チャージャー」の開発~静電気の力でマスクをパワーアップ~

2023-04-26 東京大学○発表のポイント:◆使い捨てマスク廃棄物の量は、世界中で現在毎月1290億枚にも上ると言われており、環境負荷軽減のためにも、不織布マスクのリサイクル手法開発が求められている。不織布マスクは、製造過程で帯電するこ...
カゴメ格子を持つ超伝導体の電子を直接観測~特異な超伝導状態「カイラル超伝導」実現の可能性~ 1700応用理学一般

カゴメ格子を持つ超伝導体の電子を直接観測~特異な超伝導状態「カイラル超伝導」実現の可能性~

2023-04-27 東京大学発表のポイント 非従来型超伝導体の1つとして注目を集めているカゴメ格子を持つ超伝導体中の電子状態を世界で初めて直接観測することに成功しました。 超伝導体中の電子は、電子の軌道や運動方向に依らない等方的な超伝導ギ...
大気中の黒色炭素(すす)の光学的物性を解明 1702地球物理及び地球化学

大気中の黒色炭素(すす)の光学的物性を解明

2023-04-26 東京大学茂木 信宏(地球惑星科学専攻 助教)大畑 祥(名古屋大学宇宙地球環境研究所 助教)吉田 淳(国立極地研究所 日本学術振興会特別研究員)足立 光司(気象庁気象研究所 主任研究官)発表のポイント 主要な気候強制因子...
昆虫の力を借りて食品廃棄物の臭気を抑える技術を開発~育てた昆虫はタンパク質資源として利用可能~ 1100衛生工学一般

昆虫の力を借りて食品廃棄物の臭気を抑える技術を開発~育てた昆虫はタンパク質資源として利用可能~

2023-04-24 農研機構,東京大学,筑波大学ポイント農研機構、東京大学、筑波大学の研究グループは、アメリカミズアブ1)幼虫の腸内細菌叢2)を含んだ飼育残渣3)を食品廃棄物に加えることで、食品廃棄物が発生する臭気を抑える技術を開発しまし...
国内望遠鏡による観測でスターリンク衛星の日除け効果を検証 0303宇宙環境利用

国内望遠鏡による観測でスターリンク衛星の日除け効果を検証

2023-04-24 東京大学天文学教育研究センター東京大学天文学教育研究センター 特任研究員 堀内 貴史研究の概要東京大学大学院理学系研究科附属天文学教育研究センターの堀内 貴史特任研究員を中心とした、国立天文台天文情報センター石垣島天文...
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