1700応用理学一般 300万気圧を超える圧力下で金属鉄の音速測定に成功~地球内核の解明に向けた新たな一歩~ 2022-11-28 愛媛大学 発表のポイント 地球の内核境界(注1)に相当する300万気圧(注2)を超える極限圧力下での金属鉄の音速測定に初めて成功しました。 高度に最適化された非弾性X線散乱測定法(注3)と超高圧発生法の開発によって先行... 2022-11-28 1700応用理学一般
1404水産水域環境 餌のプランクトン減少がカタクチイワシの再生産に悪影響 2022-11-18 愛媛大学 研究のポイント 春~初夏のカタクチイワシの主要な餌である動物プランクトンが減少していることを発見しました。 その結果、カタクチイワシの雌は痩せ、質の悪い卵を産むことになり、発育初期の生き残りが著しく悪いことを... 2022-11-18 1404水産水域環境
1103廃棄物管理 使用済み自動車および廃電子機器の不適切なリサイクル処理にともなう有害化学物質の環境放出 2022-11-08 愛媛大学 研究のポイント ガスクロマトグラフ三連四重極質量分析計(GC-MS/MS)を駆使して、ベトナム廃棄物処理場のダストに残留していた有害化学物質の包括的な定性・定量分析を実施 既存の難燃剤に加え新規代替物質による... 2022-11-08 1103廃棄物管理
1900環境一般 別府湾海底堆積物が語る過去75年間(1940年〜2015年)の海洋マイクロプラスチック汚染状況の変遷 2022-10-11 愛媛大学 このたび、愛媛大学・日向博文教授(理工学研究科)、加三千宣准教授(沿岸海洋科学研究センター)、畑田佳男講師(理工学研究科)、笠毛健生特任助教(理工学研究科)、松山大学・槻木玲美教授(法学部)、静岡県立大学・谷... 2022-10-11 1900環境一般
1702地球物理及び地球化学 深発地震発生の新しいメカニズムを高温高圧下での地震発生モデル実験により提案 2022-09-15 愛媛大学 ポイント 「深発地震」は多大な被害を引き起こすこともあるが、その発生メカニズムはよくわかっていなかった。 世界で初めて、深発地震が発生する深さ約470kmまでの圧力(約16万気圧)条件下で、マントル鉱物(カン... 2022-09-16 1702地球物理及び地球化学
0504高分子製品 高分子合成における新しい末端官能基化手法の開発に成功~N-置換マレイミドを配位子とする新規Pd錯体を用いたジアゾ酢酸エステルのC1重合による末端官能性ポリマーの合成~ 2022-09-05 愛媛大学 研究のポイント N-置換マレイミドを配位子とする比較的安定な新規Pd(0)錯体の合成に成功した。 炭素―炭素結合を主鎖骨格にもつポリマーの新たな末端官能基化の手法の開発に成功した。 研究の概要 愛媛大学大学院... 2022-09-05 0504高分子製品
1902環境測定 河川のマイクロプラスチック汚染を十分な精度で調査できるサンプリング回数を決定する方法を提案~現場サンプリングのコスト抑制に貢献~ 2022-08-23 愛媛大学 研究の要旨とポイント 淡水環境におけるマイクロプラスチックの分布が完全にランダムな過程に従うことを突き止め、さらに、現場サンプリングで必要となるサンプリング回数を決定する方法を提案しました。 この手法により、... 2022-08-23 1902環境測定
1202農芸化学 甘長トウガラシの青色の蛍光に日射強度の情報が残されていることを発見 2022-08-01 愛媛大学 愛媛大学社会共創学部小長谷圭志助教の研究グループは、京都府農林水産技術センター竹本哲行主任研究員、京都大学農学研究科近藤直教授と共同で京都府のブランド野菜である万願寺甘とう(甘長トウガラシの一つ)のスマート農... 2022-08-01 1202農芸化学
1700応用理学一般 粘土鉱物に吸着した分子の配列の解明 ~赤外円二色性分光法によるモンモリロナイト粘土鉱物の層間に取り込まれたイリジウム錯体の分子配列の研究~ 2022-07-26 愛媛大学 ポイント 粘土鉱物は層状の無機化合物であり、層間に様々な分子やイオンを取り込むことができる。この性質により、徐放性薬剤、化粧品、カフェイン等の有害成分の除去、触媒担体など実用分野で広く用いられている。 今回、... 2022-07-26 1700応用理学一般
1900環境一般 人新世の開始時期を決定する正確なマーカーを提唱~第五福竜丸事件の核実験の痕跡を 別府湾堆積物と石垣島サンゴの極微量同位体から発見~ 2022-07-01 東京大学 大気海洋研究所,愛媛大学 発表のポイント ◆現在、議論が行われている人新世(注1)について、その開始時期を正確に決めることができる手法を発見しました。 ◆年輪を刻む北太平洋のサンゴ骨格に残された1950年代の... 2022-07-04 1900環境一般
1701物理及び化学 アルマ望遠鏡の超コントラスト観測が描き出す銀河の新しい姿 2022-05-31 愛媛大学 愛媛大学宇宙進化研究センターの松岡良樹准教授を含む研究チームは、全天で最強の電波を放つ3C273と呼ばれる天体のすぐそばに、淡い電波を放つ構造があることを発見しました。その明るさは3C273の8.5万分の1も... 2022-05-31 1701物理及び化学
0501セラミックス及び無機化学製品 SiO2ガラスの圧力下における異常特性の構造的起源~SiO2ガラスに潜む四面体構造の変化を高圧下その場放射光X線測定で捉えることに成功~ 2022-05-16 愛媛大学 研究の概要 愛媛大学、高輝度光科学研究センター、山梨大学、理化学研究所からなる共同研究チームは、大型放射光施設SPring-8※のBL05XU、BL37XUビームラインにおける高強度の高エネルギーX線を活用す... 2022-05-16 0501セラミックス及び無機化学製品