愛媛大学

フェムト秒レーザーで1本のナノファイバー中の励起子拡散を可視化~独自開発したフェムト秒顕微分光装置による有機半導体ナノ構造における光エネルギー移動の直接観測~ 1700応用理学一般

フェムト秒レーザーで1本のナノファイバー中の励起子拡散を可視化~独自開発したフェムト秒顕微分光装置による有機半導体ナノ構造における光エネルギー移動の直接観測~

2025-11-27 愛媛大学愛媛大学の研究グループは、独自開発のフェムト秒顕微分光装置を用い、単一の銅フタロシアニン(CuPc)ナノファイバー内部での励起子拡散を世界で初めて直接観測した。従来は集合体全体の平均値しか得られなかった拡散係数...
分子が曲がり、性質が変わる!酸化で姿を変えるナノグラフェン~ピロール縮環アザナノグラフェンが示す、酸化状態に応じた構造変化と電子特性を解明~ 1701物理及び化学

分子が曲がり、性質が変わる!酸化で姿を変えるナノグラフェン~ピロール縮環アザナノグラフェンが示す、酸化状態に応じた構造変化と電子特性を解明~

2025-11-07 愛媛大学Web要約 の発言:愛媛大学大学院理工学研究科の髙瀬雅祥教授らの研究グループは、大阪大学・名古屋大学との共同研究で、アントラセン骨格に8つのピロール環を縮環させた新規π共役系分子「ピロール縮環アザナノグラフェン...
宇宙最強の磁石 “中性子星” がのみこむ多量のガスと回転スピードの未知なる関係を発見 10年以上にわたるX線モニタリングの成果 1701物理及び化学

宇宙最強の磁石 “中性子星” がのみこむ多量のガスと回転スピードの未知なる関係を発見 10年以上にわたるX線モニタリングの成果

2025-10-30 愛媛大学愛媛大学などの国際研究チームは、強い磁場を持つ中性子星(マグネター)が大量のガスを取り込む際、ガスの流入速度と星の自転速度の間に新たな相関関係があることを発見した。X線観測衛星「NICER」などのデータ解析によ...
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発光するバイオ素材を樹木で創る~分子生物学×光化学による新たな挑戦~ 1303林産

発光するバイオ素材を樹木で創る~分子生物学×光化学による新たな挑戦~

2025-10-17 愛媛大学愛媛大学と東京農工大学の研究グループは、遺伝子組換え技術を活用し、樹木(ポプラ)の細胞壁構成成分であるリグニンに、発光機能を持つ新たな発色団構造を導入することに成功した。特定酵素(フェルロイルCoA 6-ヒドロ...
ミジンムシダマシ科の世界の種のリスト~コロナ禍で行った研究~ 1903自然環境保全

ミジンムシダマシ科の世界の種のリスト~コロナ禍で行った研究~

2025-10-08 愛媛大学愛媛大学ミュージアムを中心とする国際研究チームは、ミジンムシダマシ科(Tenebrionidae)に属する世界の既知約2万種を網羅した最新の分類リストを発表した。研究では、過去200年にわたる標本・文献データを...
ハナムグリの新種を日本から約半世紀ぶりに発見! ~隠れた新種「ヒスイコアオハナムグリ」の存在をDNA解析と形態比較から解き明かす~ 1903自然環境保全

ハナムグリの新種を日本から約半世紀ぶりに発見! ~隠れた新種「ヒスイコアオハナムグリ」の存在をDNA解析と形態比較から解き明かす~

2025-10-09 愛媛大学Web要約 の発言:愛媛大学ミュージアムの吉田貴大准教授と東京都立大学の瀬島勇飛氏らは、宮古諸島の多良間島と水納島で採集されたハナムグリ亜科の甲虫が新種であることを明らかにし、「ヒスイコアオハナムグリ(Game...
光子と電子の狭間で ~有機物の狭い空間に閉じ込められた不思議な粒子の振舞い~ 1701物理及び化学

光子と電子の狭間で ~有機物の狭い空間に閉じ込められた不思議な粒子の振舞い~

2025-10-01 愛媛大学愛媛大学大学院理工学研究科の内藤俊雄教授らの研究グループは、有機分子を用いて通常の物質には存在しない特殊な電子「ディラック電子」を実現することに成功した。この電子は質量が通常の電子の約1/10に見えるほど軽く、...
世界初!土壌団粒単位の微生物シングルセルゲノム解析に成功~微生物の多様性と窒素循環機能の解明への足掛かり~ 1200農業一般

世界初!土壌団粒単位の微生物シングルセルゲノム解析に成功~微生物の多様性と窒素循環機能の解明への足掛かり~

2025-09-12 農研機構,愛媛大学,bitBiome株式会社農研機構、東北大学、愛媛大学、bitBiome社の共同研究により、世界で初めて「土壌団粒」単位での微生物シングルセルゲノム解析が実現した。団粒内部から超音波処理で効率的に微生...
光子と電子の中間のような電子~化学で作る不思議な粒子の振舞い~ 0403電子応用

光子と電子の中間のような電子~化学で作る不思議な粒子の振舞い~

2025-09-04 愛媛大学愛媛大学の内藤俊雄教授らの研究グループは、有機分子材料を用いて「光子と電子の中間のような振る舞いをする電子状態」を実現することに成功しました。研究対象となったBETS系有機分子結晶(α-BETS₂Xおよびα′-...
環状構造を高密度に有する新しい炭素主鎖骨格ポリマーの開発 0504高分子製品

環状構造を高密度に有する新しい炭素主鎖骨格ポリマーの開発

2025-09-01 愛媛大学愛媛大学の下元浩晃准教授・井原栄治教授らは、ジアゾ酢酸エステルをモノマーとする独自の重合法により、主鎖炭素上に高密度で環状構造を導入できる新しい炭素主鎖骨格ポリマーを開発した。従来の環化重合では合成可能な構造に...
⽇本各地におけるタイヤ由来マイクロプラスチックによる汚染状況の解明 1900環境一般

⽇本各地におけるタイヤ由来マイクロプラスチックによる汚染状況の解明

2025-08-22 国立環境研究所,産業技術総合研究所,愛媛大学国立環境研究所・産業技術総合研究所・愛媛大学の共同研究チームは、日本各地11都道府県36地点(沿岸海域・湖沼)の堆積物を分析し、タイヤ由来マイクロプラスチック(MPs)の汚染...
二次電池の電極内で分子イオンPF6-は単原子イオンLi+よりも高速に移動する~「分子イオン電池」の急速充放電特性のポテンシャルの高さを実証~ 0402電気応用

二次電池の電極内で分子イオンPF6-は単原子イオンLi+よりも高速に移動する~「分子イオン電池」の急速充放電特性のポテンシャルの高さを実証~

2025-08-22 産業技術総合研究所産総研、大阪公立大学高専、愛媛大学の研究チームは、二次電池電極内でのイオン移動速度を比較し、分子性イオンPF₆⁻が単原子イオンLi⁺より高速に移動することを初めて実験的に確認しました。通常、Li⁺は溶...
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