大阪大学

X線ナノプローブスキャナーの発明~試料は動かさずに、X線を精密にスキャンするナノ顕微法~ 1700応用理学一般

X線ナノプローブスキャナーの発明~試料は動かさずに、X線を精密にスキャンするナノ顕微法~

大型放射光施設「SPring-8」において、「走査型X線顕微鏡」用の新しい高精度スキャン技術「X線ナノプローブスキャナー」を開発した。
天体衝突を記録する結晶の生成を超高速計測 ~レーザー衝撃圧縮実験による太陽系史の読解~ 1701物理及び化学

天体衝突を記録する結晶の生成を超高速計測 ~レーザー衝撃圧縮実験による太陽系史の読解~

太陽系の天体衝突が記録された結晶の原子配列が生成する過程を、世界で初めて実験で計測した。
水処理膜のナノチャネルがもつ特性を計算科学で解明:水分子の動きを活発化させる水素結合の仕組み 1700応用理学一般

水処理膜のナノチャネルがもつ特性を計算科学で解明:水分子の動きを活発化させる水素結合の仕組み

スーパーコンピュータによりナノサイズの穴で水をきれいにする膜のシミュレーション基盤を新たに構築し、分子の自己集合によるナノ構造の観測に成功した。水分子を、水処理膜の中のナノチャネルという超微小空間で安定化させ、その一つ一つが次々に繋がって動きを活発化させる水素結合の仕組みを解明した。
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天体衝突を記録する結晶の生成を超高速計測~レーザー衝撃圧縮実験による太陽系史の読解~ 1701物理及び化学

天体衝突を記録する結晶の生成を超高速計測~レーザー衝撃圧縮実験による太陽系史の読解~

太陽系の天体衝突が記録された結晶の原子配列が生成する過程を、世界で初めて実験で計測した。
宇宙線のミュオンと中性子が引き起こす半導体ソフトエラーの違いを解明 2004放射線利用

宇宙線のミュオンと中性子が引き起こす半導体ソフトエラーの違いを解明

大強度陽子加速器施設(J-PARC)物質・生命科学実験施設(MLF)ミュオン科学実験施設(MUSE)の負および正ミュオンビーム、本学研究用原子炉(KUR)の熱中性子ビーム、大阪大学 核物理研究センター(RCNP)の高エネルギー中性子ビームをそれぞれ半導体デバイスに照射することにより、ミュオンと中性子が引き起こすソフトエラーの特徴が異なることを実験的に初めて明らかにした。
明滅オーロラとともに起こるオゾン破壊 ~宇宙からの高エネルギー電子が大気に及ぼす影響を実証~ 1702地球物理及び地球化学

明滅オーロラとともに起こるオゾン破壊 ~宇宙からの高エネルギー電子が大気に及ぼす影響を実証~

宇宙のさえずりと呼ばれる特殊な電波によって、脈動オーロラと呼ばれる明るさが明滅するオーロラが発生した時に、オーロラを起こす電子よりも1000倍以上のエネルギーを持つバン・アレン帯(放射線帯)の高エネルギー電子が高さ60km付近の中間圏にまで侵入することによって、中間圏のオゾンが10%以上減少することを発見した。
「富岳」を使ったゲリラ豪雨予報 ~首都圏で30秒ごとに更新するリアルタイム実証実験を開始~ 1600情報工学一般

「富岳」を使ったゲリラ豪雨予報 ~首都圏で30秒ごとに更新するリアルタイム実証実験を開始~

スーパーコンピューター「富岳」を使い、首都圏において30秒ごとに更新する30分後までの超高速高性能降水予報のリアルタイム実証実験を行う。
単一分子の精密ナノ分光 ~観察しているナノ物質の性質を正確に評価する手法の確立~ 1700応用理学一般

単一分子の精密ナノ分光 ~観察しているナノ物質の性質を正確に評価する手法の確立~

ナノメートルサイズの領域に局在する光を用いることで、原子分解能を持つ顕微鏡で観察しているナノ物質の性質を直接測る精密ナノ分光手法を確立した。
ネオン20原子核の新しい存在形態の発見~低密度原子核物質の解明に向けて~ 1701物理及び化学

ネオン20原子核の新しい存在形態の発見~低密度原子核物質の解明に向けて~

中性子星の表面近くで現れる原子核物質の新奇な存在形態(アルファ凝縮状態)の候補をネオン20原子核で発見した。
シリコンの新しいスピン物性を発見 0403電子応用

シリコンの新しいスピン物性を発見

巧妙かつ人工的にスピン軌道相互作用(SOI)をシリコンに発現させ、外部磁場を全く用いずにシリコン中の流れるスピンを操作することに成功した。この成功により、情報素子の産業応用上最適な材料であるシリコンを用いてスピン演算をよりコンパクトな素子で実現できる道程を開拓することができた。
光とスズの協働による炭素-フッ素結合の変換 0502有機化学製品

光とスズの協働による炭素-フッ素結合の変換

パーフルオロ化合物のある特定の炭素-フッ素結合のみを選択的に切断し、他の官能基へと変換する新しい有機反応の開発に成功した。
H‒イオンの低温高速伝導を実現 1700応用理学一般

H‒イオンの低温高速伝導を実現

負の電荷を持つ水素であるヒドリド(H‒)イオンが、室温から300度までの低温領域で優れた伝導を示す固体材料を発見した。この優れたイオン伝導が、アニオン秩序による高温相(高伝導相)の低温安定化によってもたらされていることを見いだした。
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