多波長域の望遠鏡観測

1701物理及び化学

多波長同時観測でさぐるM87巨大ブラックホールの活動性と周辺構造~地上・宇宙の望遠鏡が一致団結~

イベント・ホライズン・テレスコープ(EHT)と地球上の各地の望遠鏡、さらに宇宙空間にある電波望遠鏡、可視光線・紫外線望遠鏡、X線望遠鏡、ガンマ線望遠鏡が、一斉に楕円銀河M87の中心にある巨大ブラックホールを観測した。多波長域の観測データを組み合わせた結果、巨大ブラックホールから噴き出すジェットの詳細な姿が描き出され、この時期のブラックホールの活動は非常に「おとなしい」状態にあったことが明らかになった。
ad
タイトルとURLをコピーしました