国立天文台

1701物理及び化学

銀河系外縁部の分子雲衝突候補天体の距離を精密に測定することに成功

2020-03-17 国立天文台 鹿児島大学の大学院生 小出凪人氏らの研究グループは、VERAを用いて、銀河系外縁部領域にある星形成領域IRAS 01123+6430に付随する水メーザー天体について年周視差の計測を行い、正確な距離の測定に成...
1701物理及び化学

太陽内部の対流と磁場

2020-03-13 国立天文台 私たちの最も近くにある恒星であり馴染み深い天体,太陽.その内部はどんな観測機を用いても見ることはできませんが,太陽表面の観測や理論的研究から,太陽の内部は複雑な流れで占められていることがわかっています.そし...
1701物理及び化学

超広視野多天体分光器 PFS 「メトロロジカメラ」の試験観測を実施

すばる望遠鏡に搭載される超広視野多天体分光器 PFSの一部である「メトロロジカメラシステム」の試験観測が2019年8月に実施された。
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1600情報工学一般

土星の衛星タイタンがひとりぼっちになった訳

ガス惑星が一つだけ大きな衛星を持つ衛星系はどのように作られるのか、解析の結果、円盤の中に、惑星へ近づく向きとは反対の向きに衛星が移動する、衛星系の形成を可能にする「安全地帯」が惑星の周りに存在した可能性が導き出された。
1701物理及び化学

臨終間近の老星が変身する瞬間をアルマ望遠鏡が捉えた

老齢の星から噴き出すガスのジェットとその周囲の物質の分布が、これまでにない解像度で描き出され、詳しい分析の結果、ジェットが噴き出し始めたのは今からわずか60年ほど前であることや、このジェットが星の周囲のガス雲を今まさに変形させつつあることが明らかになった。
1701物理及び化学

M87ジェットの根元が次第に加速する様子を捉えることに成功

2020-03-04   国立天文台 台湾の中央研究院天文及天文物理研究所のパク・ジョンホ研究員や国立天文台水沢VLBI観測所の秦和弘助教を中心とする東アジアの国際研究チームが、楕円銀河M87の中心にある巨大ブラックホール近傍から噴出するジ...
1701物理及び化学

大型低温重力波望遠鏡KAGRA観測開始

2020-02-25   国立天文台 大型低温重力波望遠鏡KAGRAのアームトンネル(クレジット:国立天文台) オリジナルサイズ(6.6MB) 大型低温重力波望遠鏡KAGRA(かぐら)が観測を開始しました。 KAGRAは、東京大学宇宙線研究...
1701物理及び化学

オリオン座に潜む赤ちゃん星たちのポートレート

アルマ望遠鏡とアメリカにある電波望遠鏡カール・G・ジャンスキー VLA (Very Large Array)を用いて、オリオン座の星形成領域にある300個を超える原始星を観測し、原始星を取り巻くガスと塵の円盤の画像を得ることに成功した。
1701物理及び化学

地上大型電波望遠鏡により、土星の衛星タイタンの大気成分の詳細な観測に成功

太陽系外からの放射線が大気成分に与える影響を明らかに 202002-14   国立天文台 NASAの土星探査機カッシーニが撮影した、土星の衛星タイタン(Credit: NASA/JPL-Caltech/Space Science Insti...
1701物理及び化学

直接撮像で迫る太陽系外巨大ガス惑星と褐色矮星の形成過程

ケック望遠鏡とすばる望遠鏡を使った高解像度直接撮像観測から、太陽系外の巨大ガス惑星と褐色矮星の軌道を 27 の系について求めた。巨大ガス惑星と褐色矮星とが異なる軌道の特徴を示し、両者は別々の形成過程を経た可能性があることを明らかにした。
1701物理及び化学

アルマ望遠鏡がとらえた、連星系を成す星の最期

アルマ望遠鏡によって、連星系 を成すふたつの星が織りなす美しいガスの広がりが撮影された。
1701物理及び化学

いて座の新星を日本の天体捜索者が発見

2020-02-04   国立天文台 山本稔さんが発見翌日に撮影した新星画像。(クレジット:山本稔) いて座に11等級の新星が発見されました。 2020年1月31日(日本時、以下同じ)の早朝、日本人天体捜索者がいて座の方向に新星を発見しまし...
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