原子核反応断面積の測定

ビッグバンで生成されるリチウム量の矛盾、解決へ一歩前進 1701物理及び化学

ビッグバンで生成されるリチウム量の矛盾、解決へ一歩前進

ビッグバン元素合成による7Liの推定量が観測量の3 – 4倍程度多い「宇宙リチウム問題」に関わる原子核反応断面積の測定を行い、7Liの推定量が1割ほど下方修正される可能性を示した。不安定核同士の反応 (7Be + 中性子) を、トロイの木馬法を用いて測定し、7Liの第一励起状態への遷移の寄与を初めて定量的に示した。
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