北海道大学

「はやぶさ2」初期分析チーム 2021年6月より試料の分析開始 1701物理及び化学

「はやぶさ2」初期分析チーム 2021年6月より試料の分析開始

「はやぶさ2」が持ち帰った粒子は、2021年6月ごろより、プロジェクト内の初期分析チームで詳細分析される。一年間の分析で、太陽系の起源と進化、地球の海や生命の原材料物質に関する成果をあげることをめざす。初期分析は、日本を中心に14カ国、109の大学と研究機関、269名が参加する国際チームで進めていく。6つのサブチームに分かれ、全体の統括は東京大学の橘 省吾 教授が担当する。
地球コアに大量の水素 〜原始地球には海水のおよそ50倍の水〜 1702地球物理及び地球化学

地球コアに大量の水素 〜原始地球には海水のおよそ50倍の水〜

超高圧高温実験と微小領域化学組成分析により、地球形成期の超高圧下(約50万気圧)でおきた、コア−溶融マントル間の水素の分配の決定に世界で初めて成功した。当時地球に存在した水の9割以上が水素としてコアに取り込まれたことがわかった。
SO2排出削減にもかかわらず硫酸エアロゾル減少が鈍化する要因を特定 1902環境測定

SO2排出削減にもかかわらず硫酸エアロゾル減少が鈍化する要因を特定

北極グリーンランドアイスコアの分析から硫酸エアロゾルの生成過程を復元し、1980年以降の二酸化硫黄(SO2)排出削減にもかかわらず、硫酸エアロゾルの減少が鈍化している要因を解明した。
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銅酸化物高温超伝導体の電子状態の定説が覆る ~一次元的な動きの重ね合わせをコンプトン散乱で初観測~ 1700応用理学一般

銅酸化物高温超伝導体の電子状態の定説が覆る ~一次元的な動きの重ね合わせをコンプトン散乱で初観測~

銅酸化物高温超伝導体の電子は二次元的な運動をしているという35年間の定説とは異なり、一次元的な運動が重ね合わさった状態であることを見出した。
水田は、周辺地域の気温の上昇を緩和しているが、 その効果は大気CO2の増加により低下する 1206農村環境

水田は、周辺地域の気温の上昇を緩和しているが、 その効果は大気CO2の増加により低下する

水田には、水田および周辺地域の日中の気温上昇を緩和する効果があるが、新たに開発した数値モデルで、水稲の気孔応答などを反映させることによりこの水田の持つ気象緩和効果の大きさを見積もることに成功した。
磁場に強い超伝導を実現する新たなメカニズムを発見 1700応用理学一般

磁場に強い超伝導を実現する新たなメカニズムを発見

原子レベルの厚さで起こるスピンのひねりが鍵 量子コンピュータ素子などへの応用に期待 2021-03-05 物質・材料研究機構 (NIMS),大阪大学,北海道大学 NIMSは大阪大学および北海道大学と共同で、磁場によって容易に破壊される超伝導...
望む結果までの手順を導くことができる「説明可能なAI」を世界で初めて開発 1602ソフトウェア工学

望む結果までの手順を導くことができる「説明可能なAI」を世界で初めて開発

人と協働するAIの信頼性と透明性の向上を実現 2021-02-04 株式会社富士通研究所,北海道大学 株式会社富士通研究所(注1)(以下、富士通研究所)と国立大学法人北海道大学(注2)(以下、北海道大学)は、AIが自動判断した結果を基に、望...
ハイスループット実験と触媒インフォマティクスが実現するゼロからの触媒設計 0500化学一般

ハイスループット実験と触媒インフォマティクスが実現するゼロからの触媒設計

2021-01-27 北陸先端科学技術大学院大学,北海道大学,科学技術振興機構 ポイント 物質空間からの無作為なサンプリング ハイスループット実験による触媒ビッグデータの取得 バイアスを含まないデータからの触媒設計指針の抽出 北陸先端科学技...
ロボット農機や 5G、IOWN 関連技術による 農機の圃場間自動走行と遠隔監視制御を実現 0109ロボット

ロボット農機や 5G、IOWN 関連技術による 農機の圃場間自動走行と遠隔監視制御を実現

複数ネットワーク最適活用技術による円滑な広域自動走行等を通じた農業の生産性向上に貢献 2020-11-16 北海道大学,岩見沢市,日本電信電話株式会社,東日本電信電話株式会社,株式会社 NTTドコモ 国立大学法人北海道大学(以下、北大)、岩...
赤道熱帯降雨林の植物季節の1年周期性を発見~無季節熱帯に12ヶ月の周期性が存在する~ 1900環境一般

赤道熱帯降雨林の植物季節の1年周期性を発見~無季節熱帯に12ヶ月の周期性が存在する~

2020-10-07 京都大学 北山兼弘 農学研究科教授、潮雅之 白眉センター特定准教授、相場慎一郎 北海道大学教授らの研究グループは、北ボルネオのキナバル山で熱帯降雨林の観測を10年間継続し、樹木成長には明確な12ヶ月の周期性があることを...
大雨を伴う台風は森林倒壊リスクを増大させることを解明~雨台風による森林倒壊のメカニズムに迫る~ 1300森林一般

大雨を伴う台風は森林倒壊リスクを増大させることを解明~雨台風による森林倒壊のメカニズムに迫る~

2020-09-15 京都大学  竹見哲也 防災研究所准教授、森本淳子 北海道大学准教授、饗庭正寛 人間文化研究機構総合地球環境学研究所特任助教、松井孝典 大阪大学助教らの研究グループは、大雨が台風による森林倒壊リスクを増大させることを突き...
超高真空・極低温のアモルファス亜酸化窒素(N2O)の構造を解明~機能性有機薄膜や氷星間塵の研究への応用も 0501セラミックス及び無機化学製品

超高真空・極低温のアモルファス亜酸化窒素(N2O)の構造を解明~機能性有機薄膜や氷星間塵の研究への応用も

2020-09-08 東京大学  東京大学大学院総合文化研究科附属先進科学研究機構の羽馬哲也准教授、京都大学化学研究所の長谷川健教授、北海道大学低温科学研究所の渡部直樹教授、香内晃教授らは、「赤外多角入射分解分光法(Infrared Mul...
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