北海道大学

バイオリサイクルに革新:PET分解酵素の活性を69%向上〜疎水性アルキル鎖をN末端に連結する簡便な酵素改変技術を開発〜 0504高分子製品

バイオリサイクルに革新:PET分解酵素の活性を69%向上〜疎水性アルキル鎖をN末端に連結する簡便な酵素改変技術を開発〜

2025-10-20  北海道大学,名古屋大学,自然科学研究機構,北海道立総合研究機構北海道大学の小野田晃教授ら(名古屋大学、自然科学研究機構、北海道立総合研究機構との共同研究)は、PET(ポリエチレンテレフタレート)分解酵素クチナーゼの活...
胆振東部地震による高密度斜面崩壊で森林蒸発散が減少~洪水や土砂流出に注意~ 1304森林環境

胆振東部地震による高密度斜面崩壊で森林蒸発散が減少~洪水や土砂流出に注意~

2025-10-16 北海道大学北海道大学の研究チームは、2018年北海道胆振東部地震で多数の斜面崩壊が起きた森林流域において、蒸発散量が地震後に大幅減少したことを明らかにした。斜面崩壊で森林の37%が失われた地域を調査し、地震3〜4年後の...
北海道中川町で化石を含む琥珀を大量発見~世界的にも希少な太古の陸上生態系の記録~ 1703地質

北海道中川町で化石を含む琥珀を大量発見~世界的にも希少な太古の陸上生態系の記録~

2025-10-15 北海道大学,中川町教育委員会北海道大学の伊庭靖弘准教授らは、北海道中川町で約1億1,500万年前(前期白亜紀)の琥珀を大量に発見し、植物・昆虫・菌類など多様な化石を精細な状態で確認した。琥珀は深海堆積層中に産し、μmス...
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詳細スケールでのエゾシカ捕獲の効果をはじめて解明~効率的なエゾシカ対策に貢献~ 1903自然環境保全

詳細スケールでのエゾシカ捕獲の効果をはじめて解明~効率的なエゾシカ対策に貢献~

2025-10-15 北海道大学,北海道立総合研究機構Web要約 の発言:北海道大学の上野真由美准教授らは、釧路地域での27年間のデータ解析により、エゾシカ捕獲の効果が生息密度によって異なることを明らかにした。高密度地域ほど捕獲率が高く、個...
小天体の捕獲による火星衛星の形成メカニズムを解明~火星衛星探査による地球型惑星の水・有機物の起源の解明に期待~ 1701物理及び化学

小天体の捕獲による火星衛星の形成メカニズムを解明~火星衛星探査による地球型惑星の水・有機物の起源の解明に期待~

2025-10-14 北海道大学Web要約 の発言:北海道大学大学院理学研究院の倉本圭教授・松岡亮博士研究員らは、火星衛星フォボスとディモスの形成過程を「一時捕獲天体のガス抵抗捕獲モデル」で再現することに成功した。従来の捕獲説では、これらの...
中央北極海のメルトポンドの栄養塩動態を解明~海氷栄養塩循環におけるメルトポンドの重要性を提示~ 1404水産水域環境

中央北極海のメルトポンドの栄養塩動態を解明~海氷栄養塩循環におけるメルトポンドの重要性を提示~

2025-10-09 北海道大学,国立極地研究所,東海大学北海道大学・国立極地研究所・東海大学などの国際共同研究チームは、北極海の通年漂流観測「MOSAiC」計画で、海氷上の「メルトポンド(融解水たまり)」の栄養塩動態を解明した。ポンド底で...
時分割X線回折像から粒子の回転を調べる新規手法を開発~高分子複合材料のナノ物性メカニズム解明に期待~ 0505化学装置及び設備

時分割X線回折像から粒子の回転を調べる新規手法を開発~高分子複合材料のナノ物性メカニズム解明に期待~

2025-10-06 北海道大学北海道大学の新井達也助教らは、時分割X線回折像から高分子中のナノ粒子の回転運動を解析する新手法「Diffracted X-ray Blinking(DXB)法」を開発した。X線回折強度の揺らぎを自己相関解析し...
南関東の世界最大ヨウ素・メタン濃集の謎を解明~沈み込み帯でのヨウ素のフラッシュ蒸発と移動集積~ 1702地球物理及び地球化学

南関東の世界最大ヨウ素・メタン濃集の謎を解明~沈み込み帯でのヨウ素のフラッシュ蒸発と移動集積~

2025-10-02 北海道大学北海道大学の鈴木德行名誉教授らの研究チームは、南関東地下の上総層群帯水層に世界最大規模でヨウ素とメタンが濃集するメカニズムを解明した。解析の結果、フィリッピン海プレート(PHS)の沈み込みに伴い、海洋堆積物中...
アジアイネとアフリカイネの雑種障壁を克服した稔性雑種の育成手法を確立~4倍体化と2倍体化で稔性を持つ中間的遺伝構成雑種を安定育成~ 1202農芸化学

アジアイネとアフリカイネの雑種障壁を克服した稔性雑種の育成手法を確立~4倍体化と2倍体化で稔性を持つ中間的遺伝構成雑種を安定育成~

2025-09-25 国際農研,北海道大学国際農研と北海道大学は、アジアイネとアフリカイネの雑種障壁を克服し、種子稔性を持つ安定した種間雑種を育成する新手法を確立した。両種の交配では花粉不稔により種子が得られないが、本研究ではまずゲノムを倍...
奇核形状の相転移の微視的記述に初めて成功~重元素合成メカニズム解明への貢献に期待~ 1701物理及び化学

奇核形状の相転移の微視的記述に初めて成功~重元素合成メカニズム解明への貢献に期待~

2025-09-17 北海道大学北海道大学の野村昂亮准教授らは、奇数の陽子や中性子を持つ「奇核」の分光学的性質を理論的に記述する新手法を開発し、奇核における形状相転移を現象論的補正なしに初めて再現した。研究では、核子多体系の密度汎関数理論を...
GSユアサと北海道大学が共同研究で革新的な CO2分離回収技術を開発~高エネルギー効率・99%以上の高濃度 CO2ガス回収を実現~ 0505化学装置及び設備

GSユアサと北海道大学が共同研究で革新的な CO2分離回収技術を開発~高エネルギー効率・99%以上の高濃度 CO2ガス回収を実現~

2025-09-10 株式会社 GSユアサGSユアサと北海道大学は、電気透析を応用した革新的なCO₂分離回収技術を共同開発し、小型実証機を稼働させました。本技術は独自のpHスイング機構を採用することで高エネルギー効率を実現し、99%以上の高...
画像イメージングによる主要動物プランクトン動態の解析~優占カイアシ類2属の個体群構造と昼夜鉛直分布の季節変化が明らかに~ 1404水産水域環境

画像イメージングによる主要動物プランクトン動態の解析~優占カイアシ類2属の個体群構造と昼夜鉛直分布の季節変化が明らかに~

2025-09-10 北海道大学北海道大学大学院水産科学院修士課程の高天氏(研究当時)と同大学水産科学研究院の山口篤准教授らは、西部北太平洋亜寒帯域の定点(水深0–1000m)で季節ごとに昼夜採集した動物プランクトン試料をZooScanによ...
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