分子科学研究所

小惑星リュウグウの活発な地質活動の歴史が明らかに 1700応用理学一般

小惑星リュウグウの活発な地質活動の歴史が明らかに

2023-03-22 国立極地研究所,海洋研究開発機構,神奈川大学,高輝度光科学研究センター,分子科学研究所,大阪大学,名古屋大学国立極地研究所の山口亮准教授を中心とする研究グループは、小惑星探査機「はやぶさ2」が地球に持ち帰った粒子の組織...
放射光の光電場を計測する新しい方法を発見~シンクロトロン放射光の光波が振動する様子を観測~ 2004放射線利用

放射光の光電場を計測する新しい方法を発見~シンクロトロン放射光の光波が振動する様子を観測~

2023-02-21 分子科学研究所豊田工業大学 レーザ科学研究室 藤 貴夫 教授と広島大学 放射光科学研究センター 加藤 政博 教授(自然科学研究機構分子科学研究所特任教授兼任)、九州シンクロトロン光研究センター 金安 達夫 副主任研究員...
非熱的なメタンの活性化触媒反応における界面水の役割を分子レベルで明らかに!持続可能なメタン資源の有効活用に向けて 0503燃料及び潤滑油

非熱的なメタンの活性化触媒反応における界面水の役割を分子レベルで明らかに!持続可能なメタン資源の有効活用に向けて

2023-01-23 分子科学研究所発表のポイント 触媒表面を一分子層の水分子で被覆することで,常温常圧において光照射時の非熱的メタン活性化効率が飛躍的に増大することをリアルタイムガス質量分析で実証し,オペランド赤外分光(1)と分子動力学シ...
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磁石で右と左を区別することに成功 ~鏡と電子スピンの不思議な関係~ 1700応用理学一般

磁石で右と左を区別することに成功 ~鏡と電子スピンの不思議な関係~

2023-01-19 分子科学研究所発表のポイント• 通常は南北の区別しかできないと考えられていた磁石で、キラル(注1)結晶の左右が区別できることが明らかとなった。• 左右の区別がある超伝導体(キラル超伝導体(注2))に交流電流を流すと、結...
天然酵素に匹敵する活性を持つメタン酸化触媒を開発 ~SDGsに貢献できるテクノロジーの1つに~ 0500化学一般

天然酵素に匹敵する活性を持つメタン酸化触媒を開発 ~SDGsに貢献できるテクノロジーの1つに~

2023-01-12 名古屋大学,科学技術振興機ポイント グラファイトとの相互作用を利用して、触媒分子のメタン酸化活性を飛躍的に高める方法を開発し、天然酵素に匹敵するメタン酸化触媒活性を達成した。 自然界に豊富に存在する次世代資源であるメタ...
不完全な酸化状態を純有機中性分子結晶で初めて実現~電子機能性有機物質の開発に新たな道~ 0502有機化学製品

不完全な酸化状態を純有機中性分子結晶で初めて実現~電子機能性有機物質の開発に新たな道~

2022-12-01 分子科学研究所ポイント・超伝導性などの特異な電子機能の発現の鍵となる「不完全な酸化状態*1」を単一の純有機*2中性分子*3で初めて創り出すことに成功しました。・「不完全な酸化状態」の形成には複数種の分子が必要であるとい...
カゴメ格子超伝導を担う電子軌道を解明 ~放射光を用いた先端電子計測で照らし出す~ 1700応用理学一般

カゴメ格子超伝導を担う電子軌道を解明 ~放射光を用いた先端電子計測で照らし出す~

2022-11-14 分子科学研究所発表のポイント ・昨年のノーベル物理学賞でも注目された、特別な三角形・六角形の金属結晶格子(カゴメ格子)の電子状態を先端放射光技術で観察 ・バナジウムとアンチモンが協力し、超伝導状態になることを発見 ・超...
ケイ素を含む新しい有機構造体膜の合成に成功 ~表面合成による炭素ナノ薄膜の多様化に道~ 0505化学装置及び設備

ケイ素を含む新しい有機構造体膜の合成に成功 ~表面合成による炭素ナノ薄膜の多様化に道~

2022-11-08 分子科学研究所概要 国立研究開発法人物質・材料研究機構(NIMS)と大学共同利用機関法人自然科学研究機構 分子科学研究所を中心とした国際共同研究チームは、表面合成に新化学反応を導入することにより、通常は炭素だけで構成さ...
極微の時空間スケールで格子振動の量子ダイナミクスを観察 1700応用理学一般

極微の時空間スケールで格子振動の量子ダイナミクスを観察

2022-10-26 分子科学研究所発表のポイント●原子スケールに迫る時空間分解能で物質表面における量子ダイナミクスを直接観察する先端計測の開発に成功した●原子スケールの厚みをもつ酸化物超薄膜における格子振動の量子ダイナミクスを10-15秒...
無機物のハロゲンと有機物を組み合わせて触媒を創り出すことに成功 0500化学一般

無機物のハロゲンと有機物を組み合わせて触媒を創り出すことに成功

2022-10-20 分子科学研究所発表のポイント 無機物のハロゲンと有機物の配位子からなる非金属錯体触媒を世界で初めて開発した。 既存の触媒よりも圧倒的に少ない触媒量で、有機合成反応を完結することに成功した。 分子性触媒の新たな設計指針を...
ラマン分光によって単一分子のジュール熱発生のミクロな仕組みを解明 0400電気電子一般

ラマン分光によって単一分子のジュール熱発生のミクロな仕組みを解明

2022-10-13 分子科学研究所発表のポイント◆ 単一分子感度をもつ探針増強ラマン分光を応用し、フラーレンの単一分子接合におけるジュール熱発生を分光学的に観測することに成功した◆ フラーレンが金属電極間に架橋構造を形成すると電子-分子振...
回転イオンポンプの2つの分子モーターは硬く繋がり連動して働く 1700応用理学一般

回転イオンポンプの2つの分子モーターは硬く繋がり連動して働く

2022-10-11 分子科学研究所発表のポイント◆ 回転イオンポンプVoV1のイオン輸送律速の回転運動の高精度1分子解析に成功した◆ VoV1の2つの回転モーターは類縁のFoF1より硬く繋がり連動することを明らかにした◆ VoとV1が硬く...
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