分子科学研究所

世界最小電圧で光る青色有機ELの開発に成功 ~有機ELディスプレイの省エネ化・長寿命化に向けた大きな一歩~ 0402電気応用

世界最小電圧で光る青色有機ELの開発に成功 ~有機ELディスプレイの省エネ化・長寿命化に向けた大きな一歩~

2023-09-21 東京工業大学要点 乾電池(1.5 V)1本で駆動する、世界最小電圧で発光する青色有機ELの開発に成功 2種類の有機分子の界面を使った独自の発光原理で青色発光を実現 有機ELテレビやスマートフォンディスプレイなどの省エネ...
カーボンナノチューブから生じる近赤外発光を、広範囲・高選択的に波長制御する有機化学的方法を開発 0500化学一般

カーボンナノチューブから生じる近赤外発光を、広範囲・高選択的に波長制御する有機化学的方法を開発

2023-08-01 分子科学研究所発表のポイント▶︎ 付加様式の制御と電子的効果を組み合わせたカーボンナノチューブの化学修飾によって、近赤外発光波長を選択的に、これまでで最も大きく長波長にシフトさせることに成功しました。▶︎ 実験結果とモ...
ナノスケールの極微空間における超広帯域な非線形光学応答の増強効果を解明~新奇ナノ非線形分光法の発展に向けて~ 1700応用理学一般

ナノスケールの極微空間における超広帯域な非線形光学応答の増強効果を解明~新奇ナノ非線形分光法の発展に向けて~

2023-07-14 分子科学研究所発表のポイント 原子レベルで位置制御可能な金ナノ探針の先端に強いパルスレーザーを照射することで誘起される非線形光学応答(1)の増強現象が,可視域のみならず赤外域にわたる非常に広い波長領域において発現するこ...
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常温常圧での非熱的触媒反応における 担持金属助触媒の新たな役割・選択性の起源を解明! 1700応用理学一般

常温常圧での非熱的触媒反応における 担持金属助触媒の新たな役割・選択性の起源を解明!

2023-07-12 分子科学研究所発表のポイント 光を反応駆動源とした非熱的反応系において,金属助触媒(1)は光誘起電子を捕捉・蓄積して専ら還元反応場として機能すると従来考えられてきたが,実際は光誘起正孔(2)を捕捉・蓄積する酸化反応場と...
室温以上で金属化する高伝導オリゴマー型有機伝導体を開発 ~電子機能性を制御する新コンセプトによる有機電子デバイス開発の技術革新に期待~ 1700応用理学一般

室温以上で金属化する高伝導オリゴマー型有機伝導体を開発 ~電子機能性を制御する新コンセプトによる有機電子デバイス開発の技術革新に期待~

2023-07-04 東京大学,分子科学研究所,科学技術振興機構発表のポイント◆電気を流すプラスチック(導電性高分子)をモデルとして、室温以上で金属化する新種の高伝導性オリゴマー型有機伝導体材料を開発、既報物質と比べ100万倍の伝導度を達成...
磁場で発光色が変わる特性をジラジカル1分子で実現 0500化学一般

磁場で発光色が変わる特性をジラジカル1分子で実現

2023-06-14 分子科学研究所発表のポイント ・複数のラジカルが集合した固体中でしか確認できなかったマグネトルミネッセンス(磁場で物質の発光色が変わる現象)の発現を、二つのラジカル部位を含む分子(ジラジカル)一つで実現した。 ・マグネ...
小惑星リュウグウ粒子の微小断層から読み解く天体衝突 1701物理及び化学

小惑星リュウグウ粒子の微小断層から読み解く天体衝突

2023-04-21 海洋研究開発機構,情報・システム研究機構 国立極地研究所,高輝度光科学研究センター,神奈川大学,分子科学研究所,大阪大学,名古屋大学,広島大学,千葉工業大学,京都大学,大阪公立大学本研究のポイント1. 探査機「はやぶさ...
小惑星リュウグウの活発な地質活動の歴史が明らかに 1700応用理学一般

小惑星リュウグウの活発な地質活動の歴史が明らかに

2023-03-22 国立極地研究所,海洋研究開発機構,神奈川大学,高輝度光科学研究センター,分子科学研究所,大阪大学,名古屋大学国立極地研究所の山口亮准教授を中心とする研究グループは、小惑星探査機「はやぶさ2」が地球に持ち帰った粒子の組織...
放射光の光電場を計測する新しい方法を発見~シンクロトロン放射光の光波が振動する様子を観測~ 2004放射線利用

放射光の光電場を計測する新しい方法を発見~シンクロトロン放射光の光波が振動する様子を観測~

2023-02-21 分子科学研究所豊田工業大学 レーザ科学研究室 藤 貴夫 教授と広島大学 放射光科学研究センター 加藤 政博 教授(自然科学研究機構分子科学研究所特任教授兼任)、九州シンクロトロン光研究センター 金安 達夫 副主任研究員...
非熱的なメタンの活性化触媒反応における界面水の役割を分子レベルで明らかに!持続可能なメタン資源の有効活用に向けて 0503燃料及び潤滑油

非熱的なメタンの活性化触媒反応における界面水の役割を分子レベルで明らかに!持続可能なメタン資源の有効活用に向けて

2023-01-23 分子科学研究所発表のポイント 触媒表面を一分子層の水分子で被覆することで,常温常圧において光照射時の非熱的メタン活性化効率が飛躍的に増大することをリアルタイムガス質量分析で実証し,オペランド赤外分光(1)と分子動力学シ...
磁石で右と左を区別することに成功 ~鏡と電子スピンの不思議な関係~ 1700応用理学一般

磁石で右と左を区別することに成功 ~鏡と電子スピンの不思議な関係~

2023-01-19 分子科学研究所発表のポイント• 通常は南北の区別しかできないと考えられていた磁石で、キラル(注1)結晶の左右が区別できることが明らかとなった。• 左右の区別がある超伝導体(キラル超伝導体(注2))に交流電流を流すと、結...
天然酵素に匹敵する活性を持つメタン酸化触媒を開発 ~SDGsに貢献できるテクノロジーの1つに~ 0500化学一般

天然酵素に匹敵する活性を持つメタン酸化触媒を開発 ~SDGsに貢献できるテクノロジーの1つに~

2023-01-12 名古屋大学,科学技術振興機ポイント グラファイトとの相互作用を利用して、触媒分子のメタン酸化活性を飛躍的に高める方法を開発し、天然酵素に匹敵するメタン酸化触媒活性を達成した。 自然界に豊富に存在する次世代資源であるメタ...
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