京都大学

森林渓流水の硝酸濃度を決定する環境要因を広域スケールで解明~機械学習により視覚化~ 1900環境一般

森林渓流水の硝酸濃度を決定する環境要因を広域スケールで解明~機械学習により視覚化~

森林渓流水の硝酸(NO3-)濃度を規定する環境要因を、機械学習を用いて広域スケールで解明した。
分子構造により細孔径を制御したカーボン 0501セラミックス及び無機化学製品

分子構造により細孔径を制御したカーボン

炭素源の有機分子を合理的に設計し、焼成のみで細孔径が分子レベルで制御された多孔性カーボンを得ることに成功した。高カーボン化効率のため元の構造を保ったカーボンが再現性良く得られることに加え、分子設計により分子レベルでの細孔径制御が可能。
徹底的に電子不足化した有機Π共役分子の創出に成功~高機能n型有機半導体材料の創製を目指して~ 0403電子応用

徹底的に電子不足化した有機Π共役分子の創出に成功~高機能n型有機半導体材料の創製を目指して~

イミド基とイミン型窒素原子の同時挿入という分子設計指針に基づき、高性能なn型有機半導体として機能する新規電子不足π共役分子の創出に成功した。
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「はやぶさ2」初期分析チーム 2021年6月より試料の分析開始 1701物理及び化学

「はやぶさ2」初期分析チーム 2021年6月より試料の分析開始

「はやぶさ2」が持ち帰った粒子は、2021年6月ごろより、プロジェクト内の初期分析チームで詳細分析される。一年間の分析で、太陽系の起源と進化、地球の海や生命の原材料物質に関する成果をあげることをめざす。初期分析は、日本を中心に14カ国、109の大学と研究機関、269名が参加する国際チームで進めていく。6つのサブチームに分かれ、全体の統括は東京大学の橘 省吾 教授が担当する。
貼るだけで3次元ナノアンテナを作製 ~サンドイッチでもっと明るく~ 0404情報通信

貼るだけで3次元ナノアンテナを作製 ~サンドイッチでもっと明るく~

3次元ナノアンテナを作製する新手法の開発に成功した。この技術を発光素子に応用すると、発光をより明るくすることができる。
複数の地震観測網を統合した計算手法を開発~より早く正確な緊急地震速報に向けて~ 1702地球物理及び地球化学

複数の地震観測網を統合した計算手法を開発~より早く正確な緊急地震速報に向けて~

現在の緊急地震速報に導入されているIPF法を拡張し、どの地震観測網のデータでも利用できる新しい手法(拡張IPF法)を開発した。複数の地震観測網を一緒に利用すると、計算に使える地震計の数が多くなり、より早く正確に地震を検知することができる。
遠地地震によって誘発される地震活動の特徴を解明 ~地震ビッグデータ解析を通じて~ 1702地球物理及び地球化学

遠地地震によって誘発される地震活動の特徴を解明 ~地震ビッグデータ解析を通じて~

遠地で発生した大地震に伴い誘発される地震の活動の特徴を、ビッグデータの解析から明らかにした。過去10年間に南カリフォルニアで得られた地震に関する記録を解析し、地震の揺れの強さに応じて地震活動が活発化しやすくなる関係性や、誘発を受けやすい場所の地域性を検証したほか、誘発された地震活動は通常の余震活動よりも時間とともに緩やかに減少する特徴などを明らかにした。
Thoulessポンプにおける乱れの効果を検証~トポロジカル量子現象と乱れの競合と協奏~ 1700応用理学一般

Thoulessポンプにおける乱れの効果を検証~トポロジカル量子現象と乱れの競合と協奏~

Thoulessポンプと呼ばれるトポロジカル量子現象における「乱れ」の効果について明らかにした。
ひとつひとつの観測データが気象予測に与える影響を簡易に評価可能に 1702地球物理及び地球化学

ひとつひとつの観測データが気象予測に与える影響を簡易に評価可能に

気象に関する全ての観測のインパクトを一度に診断できる手法(EFSO)について、JAMSTECのデータ同化システムに導入し、その利用可能性を確認した。EFSOは北極・中緯度・熱帯どの緯度帯での特別観測においても、2〜3日先(短期)までの予測に対する影響を正しく推定できる。北極の観測データは北米の6〜7日先(中期)の予測を改善することもわかった。
メッシュネットワーク対応 国際標準規格Wi-SUN FANを搭載した高機能IoTゲートウェイを開発 0404情報通信

メッシュネットワーク対応 国際標準規格Wi-SUN FANを搭載した高機能IoTゲートウェイを開発

国際無線通信規格Wi-SUN FANを搭載したIoT用途向けのゲートウェイを新たに開発した。さらに、生体データや環境データをWi-SUN FANで多段中継してクラウドまで伝送するアプリケーションを開発し、医療機関での実証実験に成功した。
隕石中に閉じ込められたCO2に富む液体の水を世界で初めて発見 1702地球物理及び地球化学

隕石中に閉じ込められたCO2に富む液体の水を世界で初めて発見

X線ナノCTおよび低温下での透過型電子顕微鏡を用いた分析により、炭素質コンドライトと呼ばれる隕石(サッターズミル隕石:Sutter's Mill)の鉱物の中に、鉱物中に閉じ込められた二酸化炭素(CO2)に富む液体の水(CO2に富む流体包有物)を世界で初めて発見した。この流体包有物は太陽系形成時のCO2を含む氷に由来すると考えられる。
我が国における金属由来の粒子酸化能の大気中濃度について、初めて予測に成功、発生源別の寄与率を評価 1902環境測定

我が国における金属由来の粒子酸化能の大気中濃度について、初めて予測に成功、発生源別の寄与率を評価

金属由来の粒子酸化能の大気中濃度について、試薬実験と野外観測の結果を元にした数値シミュレーションで初めて予測に成功し、その発生源別の寄与率を評価した。
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