京都大学

脱水を伴う新しい還元反応の発見~電気化学反応と脱水反応を組み合わせた新しい機能性材料の開拓~ 0501セラミックス及び無機化学製品

脱水を伴う新しい還元反応の発見~電気化学反応と脱水反応を組み合わせた新しい機能性材料の開拓~

脱水反応を、電気化学反応と組み合わせることで、コバルト酸化物中の酸素を大量に取り除き、チューブ型の構造をえることに成功しました。酸素を取り除く還元反応として従来知られている手法よりも強力であるだけでなく、副産物は水だけしか生じません。今後は、この簡便な手法が様々な酸化物に適用され、新しい機能性材料が得られることが期待できます。
大規模な二酸化炭素除去技術に依存しない温室効果ガス排出削減とそれが土地利用と食料システムへ与える影響 1900環境一般

大規模な二酸化炭素除去技術に依存しない温室効果ガス排出削減とそれが土地利用と食料システムへ与える影響

大規模な二酸化炭素(CO2)除去に依存せずに、パリ協定の1.5℃、2℃目標に相当する温室効果ガス排出削減を実施することによる土地利用・食料システムへの影響を明らかにした。
常温・常圧で二酸化炭素の多孔性材料への変換に成功~カーボンニュートラルを目指す新たな手法~ 0500化学一般

常温・常圧で二酸化炭素の多孔性材料への変換に成功~カーボンニュートラルを目指す新たな手法~

常温・常圧下において二酸化炭素(CO2)を有用な多孔性材料へと変換する新しい手法の開発に成功した。
ad
AI技術による新規酸化物の発見~未発見物質の合成条件もピンポイントで予測~ 0500化学一般

AI技術による新規酸化物の発見~未発見物質の合成条件もピンポイントで予測~

AI で効率的に新規物質の合成条件を予測するためのシステムを開発した。約6万通りの合成条件から、誰も発見していない新規物質であってもその合成条件を的確に予測することが可能であり、実際に2つの新規物質の合成に成功した。
放射光でついに見えた磁気オクタポール~熱を電気に変える新たな担い手~ 1700応用理学一般

放射光でついに見えた磁気オクタポール~熱を電気に変える新たな担い手~

磁石のミクロな起源である電子スピンが互いに打ち消しあう反強磁性と呼ばれる状態の中に潜んだ「磁気八極子(磁気オクタポール)」を放射光X線実験から明らかにした。
脱炭素・次世代エネルギーとしてのアンモニアの食品加工廃棄物からのバイオ生産プラットフォーム 0505化学装置及び設備

脱炭素・次世代エネルギーとしてのアンモニアの食品加工廃棄物からのバイオ生産プラットフォーム

マメ科食品加工廃棄物(日本では、オカラなど)から、水素の液体運搬キャリアや新しいカーボンフリーの内燃燃料であるアンモニアを大量に生産できるプラットフォームの構築に成功した。
太陽フレアによる被ばくの脅威から航空機搭乗者を「合理的」に護る 0300航空・宇宙一般

太陽フレアによる被ばくの脅威から航空機搭乗者を「合理的」に護る

過去2000年間に発生した太陽フレアの頻度と強度、及び最新のシミュレーションにより得られた太陽放射線被ばく線量率の4次元空間時系列データを解析し、太陽放射線被ばくによる航空機運航計画変更に伴う経済的損失リスクの定量化に世界で初めて成功しました。
ミディアムエントロピー合金の局所規則構造の原子レベル観察に成功 0703金属材料

ミディアムエントロピー合金の局所規則構造の原子レベル観察に成功

三次元アトムプローブトモグラフィー法によりCoCrNi MEA中に形成したLCOを原子レベルで直接観察することに世界で初めて成功した。
スパコンで予言する魅惑の新粒子「チャームダイオメガ」 1701物理及び化学

スパコンで予言する魅惑の新粒子「チャームダイオメガ」

チャームクォーク6個からなる新粒子「チャームダイオメガ(ΩcccΩccc)」の存在を理論的に予言した。
泳ぐ水滴はなぜ直進しないのか? 1700応用理学一般

泳ぐ水滴はなぜ直進しないのか?

泳ぐ水滴の観測実験と理論的な考察を行い、水滴サイズが大きくなるにつれて直線的な動きをやめて、ふらふらと彷徨い始めることを明らかにした。
黒体限界を超える高密度の光電流を生成可能な熱輻射光源/太陽電池一体型熱光発電デバイスの開発に成功 0402電気応用

黒体限界を超える高密度の光電流を生成可能な熱輻射光源/太陽電池一体型熱光発電デバイスの開発に成功

高温の物体から生じる熱輻射から、黒体限界を超える高密度の光電流を生成することが可能な、熱輻射光源/太陽電池一体型・熱光発電デバイスの開発に成功した。
地震の破壊はなぜ止まるのか? ~2016年鳥取県中部地震の断層サイズを決めたもの~ 1702地球物理及び地球化学

地震の破壊はなぜ止まるのか? ~2016年鳥取県中部地震の断層サイズを決めたもの~

2018年鳥取県中部地震の余震観測データの解析を行った。余震の初動分布の詳細な解析により、初めて震源断層の正確な位置、特にその両端の位置を把握することが出来た。両端付近において、断層をすべらせる力が局所的に小さかったために、本震の破壊がそこで止まったことがわかった。
ad
タイトルとURLをコピーしました