九州大学

大気汚染対策で街路樹も元気に 〜京都での18年の調査が示す光合成改善〜 1900環境一般

大気汚染対策で街路樹も元気に 〜京都での18年の調査が示す光合成改善〜

2025-01-20 九州大学農学研究院 久米 篤 教授ポイント 京都市での18年間のモニタリング調査から、大気汚染が大幅に改善し街路樹の光合成が高まったこと、一方、2020〜2023年のコロナ流行に伴う交通量減少は大気汚染改善にはほとんど...
マヨネーズとガラスの隠れたつながりを発見! ~ソフトジャム固体の粘弾性の解明~ 1700応用理学一般

マヨネーズとガラスの隠れたつながりを発見! ~ソフトジャム固体の粘弾性の解明~

2025-01-10 東京大学,九州大学発表のポイント マヨネーズや泡沫などを代表例とする、柔らかい粒子が乱雑に充填された物質(ソフトジャム固体)について、その粘弾性を定量的に理解することに、世界で初めて成功しました。 特に、ソフトジャム固...
AI規制と倫理的ロボットデザイン~技術開発スピードと、AI対応技術の規制に対する立法措置の遅さとのミスマッチ解決を目指して~ 0109ロボット

AI規制と倫理的ロボットデザイン~技術開発スピードと、AI対応技術の規制に対する立法措置の遅さとのミスマッチ解決を目指して~

2025-01-09 九州大学高等研究院 翁 岳暄 准教授ポイント 翁岳暄准教授は、IEEE 7000人工知能倫理標準化の枠組みを選択し、IEEE P7017™ワーキンググループを設立し、社会的ロボットの社会的影響(ELSI)に関するデザイ...
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マイクロ波フロー反応装置による糖の触媒的加水分解 ~マイクロ波磁場フロー反応によるスルホン化活性炭触媒の活性向上~ 0500化学一般

マイクロ波フロー反応装置による糖の触媒的加水分解 ~マイクロ波磁場フロー反応によるスルホン化活性炭触媒の活性向上~

2025-01-07 九州大学農学研究院 椿俊太郎 准教授ポイント 持続可能な化学産業の実現に向けてバイオマスなどの有機資源の有効利用が望まれる 電場/磁場分離したマイクロ波*1照射下でスルホン化活性炭触媒を用いたフロー反応*2を行い、糖類...
日本近海の水産資源における隠れた地域特異的適応を初めて解明 〜日本海におけるシロウオ南北集団の緯度環境への適応〜 1404水産水域環境

日本近海の水産資源における隠れた地域特異的適応を初めて解明 〜日本海におけるシロウオ南北集団の緯度環境への適応〜

2024-12-18 九州大学農学研究院 小北 智之 教授ポイント 開放的な海洋環境では、陸上生物や陸水生物でよく知られるような、種内の地域集団特異的な適応進化(局所適応)は生じにくいと考えられており、海洋生物種における局所適応の確固たる実...
AIの思考を解き明かす! ~ニューラルネットワークの隠れたパターンを解明~ 1600情報工学一般

AIの思考を解き明かす! ~ニューラルネットワークの隠れたパターンを解明~

2024-12-12 九州大学システム情報科学研究院VASCONCELLOS VARGAS DANILO 准教授ポイント 従来の視覚化ツールではニューラルネットワーク内のデータ処理を正確に理解することが困難だったため、新しい手法が求められて...
環境に関する情報開示と保全取組が経済パフォーマンスを向上させることを解明~世界34ヵ国8,547社を対象としたデータ解析より関係性を明らかに~ 1900環境一般

環境に関する情報開示と保全取組が経済パフォーマンスを向上させることを解明~世界34ヵ国8,547社を対象としたデータ解析より関係性を明らかに~

2024-12-11 九州大学経済学研究院 藤井 秀道 教授ポイント 企業の業績に影響を与えうるサステナビリティ課題の情報開示が2027年より義務化の見込み 環境に関する情報開示や保全取組が進んでいる企業ほど利益率や企業価値が上昇している ...
最終氷期(2万年前)の日本海水温復元に成功~2万年前の福井沖の年平均水温は約5℃と現在のオホーツク海並み~ 1702地球物理及び地球化学

最終氷期(2万年前)の日本海水温復元に成功~2万年前の福井沖の年平均水温は約5℃と現在のオホーツク海並み~

2024-12-05 九州大学理学研究院 岡崎 裕典 教授ポイント 日本海の水温は日本海側の冬季豪雪など日本列島の気候に大きな影響を及ぼしますが、最終氷期(2万年前)の日本海水温は復元できていませんでした。 微小なプランクトン化石群集を用い...
液晶の複雑な秩序構造の形成メカニズムを解明 ~連続体シミュレーションと機械学習構造判定による新戦略~ 0500化学一般

液晶の複雑な秩序構造の形成メカニズムを解明 ~連続体シミュレーションと機械学習構造判定による新戦略~

2024-12-03 九州大学理学研究院 福田 順一 教授ポイント 液晶や高分子といったソフトな機能材料(ソフトマテリアル)において、分子の集合体が示す複雑な秩序構造の形成過程を明らかにすることは困難な問題であった。 本研究では連続体シミュ...
防鹿柵の設置はブナの成長低下と土壌微生物の多様性低下を防ぐ ~シカの過採食による森林衰退を止める有効な手立てとして期待~ 1304森林環境

防鹿柵の設置はブナの成長低下と土壌微生物の多様性低下を防ぐ ~シカの過採食による森林衰退を止める有効な手立てとして期待~

2024-11-27 九州大学ポイント 強度なシカの採食から森の地表部にある植生(下層植生)を保全するため、各地で防鹿柵の設置が進められています。しかし、柵の設置が下層植生以外の生物群集の保全にも役立つかは知見が限られています。 熊本県の白...
インクジェット印刷で高速にスピントロニクス素子を作製~インクジェット印刷技術を用いて、フレキシブルなスピンゼーベック熱電変換素子を実現~ 0403電子応用

インクジェット印刷で高速にスピントロニクス素子を作製~インクジェット印刷技術を用いて、フレキシブルなスピンゼーベック熱電変換素子を実現~

2023-12-18 九州大学ポイント 容易に曲げられ、曲げても特性を維持するスピンゼーベック熱電変換素子をインクジェット印刷で実現。 サーモパイル構造を有するスピンゼーベック熱電変換素子がインクジェット印刷で作製可能であることを実証した。...
原子核の分子構造を発見~不安定ベリリウム−10原子核は窒素分子とそっくり~ 1700応用理学一般

原子核の分子構造を発見~不安定ベリリウム−10原子核は窒素分子とそっくり~

2023-12-06 理化学研究所,中国科学院,パリ・サクレ―大学,香港大学,京都大学,九州大学理化学研究所(理研)仁科加速器科学研究センター 核反応研究部の上坂 友洋部長、多種粒子測定装置開発チームの大津 秀暁 チームリーダー、中国科学院...
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