九州大学

スマホゲームの遊びすぎ防止効果を8万人で検証~数秒の待ち時間と視覚刺激の低減が、ゲーム依存対策に有効である可能性が示唆~ 1603情報システム・データ工学

スマホゲームの遊びすぎ防止効果を8万人で検証~数秒の待ち時間と視覚刺激の低減が、ゲーム依存対策に有効である可能性が示唆~

2025-11-28 九州大学九州大学の研究グループは、世界84,325名の実プレイヤーを対象とした1か月の大規模実験により、スマホゲームに「数秒の待ち時間(ロード遅延)」を挿入する、または「画面をグレースケール化する」という2つの軽微なデ...
夏季東アジアの台風による極端降水の将来予測において日本の災害リスクの増大が明らかに~台風の疑似温暖化実験~ 1702地球物理及び地球化学

夏季東アジアの台風による極端降水の将来予測において日本の災害リスクの増大が明らかに~台風の疑似温暖化実験~

2025-12-01 九州大学九州大学の研究チームは、過去の台風事例を高解像度の領域気象モデルで再現し、将来温暖化シナリオ(SSP245)を与える「疑似温暖化実験」を実施することで、夏季東アジアの台風による極端降水が将来どのように変化するか...
1原子レベルの薄膜で磁気準粒子の磁化ねじれを制御~大容量・高速・低電力な新規情報端末の幕開け~ 0403電子応用

1原子レベルの薄膜で磁気準粒子の磁化ねじれを制御~大容量・高速・低電力な新規情報端末の幕開け~

2025-11-21 九州大学九州大学の研究グループは、情報端末の大容量・高速・低電力化を同時に実現できる可能性をもつ磁気スキルミオンの性能を、1原子レベルの薄膜挿入によって飛躍的に改善する手法を実証した。従来のPt/Co/Ni積層構造に、...
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植物の栄養環境応答の新しいしくみを発見~植物の窒素利用効率の向上と生長促進への応用に期待~ 1202農芸化学

植物の栄養環境応答の新しいしくみを発見~植物の窒素利用効率の向上と生長促進への応用に期待~

2025-11-06 九州大学九州大学大学院理学研究院の西谷謙太郎准教授らは、植物が窒素やリン酸などの栄養環境変化に応答する新たな仕組みを発見した。植物は細胞内の転写制御ネットワークを通じて代謝や成長を調整しているが、研究ではその中心因子「...
2種類の触媒でアミドとエステルの位置選択的な重水素化を達成~創薬研究やマテリアル分野への応用に期待~ 0502有機化学製品

2種類の触媒でアミドとエステルの位置選択的な重水素化を達成~創薬研究やマテリアル分野への応用に期待~

2025-10-24 九州大学九州大学大学院理学研究院の福住俊一教授らは、アミドおよびエステル化合物の特定位置を選択的に重水素化する触媒反応を開発した。白金とイリジウムという2種類の金属触媒を使い分けることで、同一分子内でも部位選択的に水素...
幅広い化学反応に対応するAIフレームワーク「CatDRX」~高性能触媒設計を加速し、持続可能な化学・製薬産業に貢献~ 0500化学一般

幅広い化学反応に対応するAIフレームワーク「CatDRX」~高性能触媒設計を加速し、持続可能な化学・製薬産業に貢献~

2025-10-23 九州大学九州大学の研究チームは、化学反応の触媒設計を効率化するAIフレームワーク「CatDRX」を開発した。CatDRXは実験データと量子化学計算を統合し、触媒反応の速度や選択性を高精度に予測できる。機械学習モデルが電...
地球温暖化は宇宙通信環境を悪化させる~二酸化炭素濃度上昇でスポラディックE層は強まり低高度化~ 1702地球物理及び地球化学

地球温暖化は宇宙通信環境を悪化させる~二酸化炭素濃度上昇でスポラディックE層は強まり低高度化~

2025-10-24 九州大学九州大学の研究チームは、地球温暖化が宇宙通信環境に悪影響を与える可能性を初めて定量的に示した。大気温度上昇に伴う対流圏水蒸気量の増加が、電波減衰や信号遅延を引き起こす要因となる。研究では1979〜2020年の衛...
圧力で光励起状態分子の分裂を操る!柔らかな分子で拓く次世代エネルギー変換材料~静水圧によって一重項分裂を自在に制御するソフトマテリアルの新設計指針を提案~ 1700応用理学一般

圧力で光励起状態分子の分裂を操る!柔らかな分子で拓く次世代エネルギー変換材料~静水圧によって一重項分裂を自在に制御するソフトマテリアルの新設計指針を提案~

2025-10-24 九州大学九州大学の研究チームは、柔らかな有機分子結晶を用い、圧力によって光励起状態の分裂を自在に制御する新原理を発見した。従来、分子の励起状態は静的にしか扱えなかったが、圧力印加により電子スピンの相互作用を変化させ、励...
盛夏期に出現するモンスーンジャイアの実体を解明~台風の外側循環が巨大な渦を形成~ 1702地球物理及び地球化学

盛夏期に出現するモンスーンジャイアの実体を解明~台風の外側循環が巨大な渦を形成~

2025-10-14 九州大学九州大学の研究チームは、インドモンスーン期に形成される「モンスーンジャイア(亜熱帯高気圧性渦)」の実体を解明した。衛星観測と気象モデル解析により、盛夏期のチベット高気圧とアラビア海上の下降流が連動して環状循環を...
スパッタリングにより成膜された磁性絶縁体の電流誘起磁化反転に成功~情報機器を大幅に省エネルギー化する技術開発を加速~ 0403電子応用

スパッタリングにより成膜された磁性絶縁体の電流誘起磁化反転に成功~情報機器を大幅に省エネルギー化する技術開発を加速~

2025-10-10 九州大学九州大学の研究チームは、スパッタリング法で作製した磁性絶縁体「Y₃Fe₅O₁₂(YIG)」薄膜において、電流による磁化反転を世界で初めて実証した。これまで磁化制御には金属強磁性体が用いられていたが、絶縁体での成...
要注意な外来害虫「フウノキギンバネスガ」が西日本で拡大~複数回侵入の可能性と日本新記録の寄生蜂による高い寄生率~ 1304森林環境

要注意な外来害虫「フウノキギンバネスガ」が西日本で拡大~複数回侵入の可能性と日本新記録の寄生蜂による高い寄生率~

2025-10-10 九州大学九州大学の研究によると、外来害虫「フウノキギンバネスガ(Neomaskellia andropogonis)」の分布が西日本で急速に拡大していることが確認された。主に街路樹や公園のフウノキを加害し、葉の黄化や落...
九州工業大学と九州大学の学生が共同で開発した 超小型人工衛星「YOTSUBA-KULOVER」宇宙空間へ放出 0303宇宙環境利用

九州工業大学と九州大学の学生が共同で開発した 超小型人工衛星「YOTSUBA-KULOVER」宇宙空間へ放出

2025-10-08 九州大学九州工業大学と九州大学の学生が共同開発した超小型人工衛星「YOTSUBA-KULOVER」が、ISS(国際宇宙ステーション)から放出された。衛星は10cm角・約1.3kgで、地球観測カメラや通信実験装置を搭載し...
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