1702地球物理及び地球化学 令和6年9月能登半島豪雨の発生要因を解明 ~海洋熱波が台風の遠隔降雨を増幅~ 2025-03-25 九州大学令和6年9月21日に発生した能登半島北部の記録的豪雨について、九州大学の川野哲也助教らの研究グループは、台風14号(Pulasan)による遠隔降雨と日本海南部の異常高温海水(海洋熱波)の関係を明らかにしました。... 2025-03-25 1702地球物理及び地球化学
0500化学一般 AIを活用し化学反応の理解を自動化する仕組みを開発~深層学習による反応機構の解明をより容易に~ 2025-03-14 九州大学九州大学先導物質化学研究所の森俊文准教授らの研究チームは、化学反応の理解を自動化するための新たなAI手法を開発しました。 従来、化学反応の成否を決定する遷移状態の予測には深層学習が有効とされていましたが、そのモ... 2025-03-14 0500化学一般
0402電気応用 次世代電池の内部挙動シミュレーターの開発に成功 ~体積膨張が激しい高容量電池の長寿命化・早期実用化に貢献~ 2025-03-11 九州大学九州大学の研究チームは、全固体電池の内部挙動を可視化するシミュレーターを開発しました。全固体電池は安全性と高容量が期待される次世代電池ですが、充電時の活物質の体積膨張(シリコンでは最大300%)により劣化しやす... 2025-03-11 0402電気応用
1600情報工学一般 メモリーとプロセッサーを分離した 新たな量子コンピューターのアーキテクチャーを提案 ~移植性の優れた高メモリー効率な設計で実用的な量子計算への道を切り開く~ 2025-03-04 東京大学東京大学、NTT、理化学研究所、九州大学の研究グループは、従来のロードストア型計算機の概念を量子計算に適用した新しい誤り耐性量子計算アーキテクチャを提案した。この手法により、プログラムの移植性が向上し、量子ハー... 2025-03-04 1600情報工学一般
1702地球物理及び地球化学 近年の黒潮続流の大蛇行に伴う海洋熱波が豪雨の発生をもたらしたことを解明 2025-02-25 立正大学,九州大学,海洋研究開発機構発表のポイント・2022年の秋ごろから本州のすぐ東の海上において黒潮続流※1が北へ大きく蛇行することで、海面水温が顕著に高い状態『海洋熱波※2』が発生しています。海面水温の上昇は海か... 2025-02-25 1702地球物理及び地球化学
1701物理及び化学 ALMAがとらえた小マゼラン雲のふんわり分子雲 ~大昔の星の保育園は変幻自在か?~ 2025-02-20 九州大学理学研究院 徳田一起 学術研究員ポイント 現在の宇宙では、星の保育園(分子雲, ※1)が細長いフィラメント構造をとることが知られており、太陽系もそのような雲から生まれた可能性が高い。しかし、大昔の宇宙も同様の特... 2025-02-21 1701物理及び化学
1504数理・情報 弥生時代前期土器の拡散過程を定量的に検証~2ルート仮説を裏付ける結果~ 2025-02-19 九州大学理学研究院 野下浩司 助教ポイント 世界で初めて弥生時代前期土器の三次元データを大量に数理解析し、2つの拡散ルートの存在を裏付けました。 土器以外の人工物にも適用できる本研究の定量的数理解析手法は、考古学に留ま... 2025-02-19 1504数理・情報
0502有機化学製品 チオフェン縮環ナノベルトの合成に成功~光電子デバイスや極性材料などの応用に期待~ 2025-02-03 理化学研究所,名古屋大学,九州大学理化学研究所(理研)開拓研究本部 伊丹分子創造研究室の伊丹 健一郎 主任研究員(名古屋大学 トランスフォーマティブ生命分子研究所(WPI-ITbM)主任研究者)、名古屋大学 トランスフ... 2025-02-04 0502有機化学製品
1700応用理学一般 色素集合材料を用いた光捕集電子スピン超偏極 ~量子応用に向けた超偏極電子スピン材料の設計指針を提案~ 2025-01-28 東京大学発表のポイント 色素-ラジカル連結分子を用いた電子スピンの光誘起スピン超偏極は量子技術への応用に向けて重要であるが、電子スピンの位置を制御しつつ効果的に偏極することが困難であった。 色素から構成される金属錯体骨... 2025-01-28 1700応用理学一般
1702地球物理及び地球化学 乾燥と湿潤の繰り返しが土壌のCO2放出を増大させることを解明 2025-01-21 新潟大学地球全体で土壌の有機炭素注1の微生物分解により放出される二酸化炭素(CO2)の量は人為的CO2排出量の約5倍に相当しているため、気候変動が土壌のCO2放出動態に及ぼす影響を明らかにすることが重要です。本学自然科... 2025-01-21 1702地球物理及び地球化学
1600情報工学一般 米国標準化コンペ第2ラウンド 日本発のデジタル署名方式公開~「QR-UOV」方式の仕様を公開、量子コンピュータ時代にも安全に利用可能~ 2025-01-20 九州大学ポイント 共同研究開発を進めているデジタル署名方式「QR-UOV」について、安全性証明および処理性能を向上させる実装技術を含む新たな技術仕様書を公開します。 今回、提案初期と比較して処理性能が向上したことにより... 2025-01-20 1600情報工学一般
1900環境一般 大気汚染対策で街路樹も元気に 〜京都での18年の調査が示す光合成改善〜 2025-01-20 九州大学農学研究院 久米 篤 教授ポイント 京都市での18年間のモニタリング調査から、大気汚染が大幅に改善し街路樹の光合成が高まったこと、一方、2020〜2023年のコロナ流行に伴う交通量減少は大気汚染改善にはほとんど... 2025-01-20 1900環境一般