東京大学

海底ケーブル地震観測網DONETの温度計で100km 以上にわたって同期する海洋波を検出 1702地球物理及び地球化学

海底ケーブル地震観測網DONETの温度計で100km 以上にわたって同期する海洋波を検出

2025-08-08 東京大学東京大学と防災科学技術研究所の共同研究チームは、南海トラフの海底ケーブル地震観測網DONETに付随する温度計データを解析し、100km以上にわたり同期して変動する海洋波を初めて検出しました。変動は10〜100日...
新鉱物・アマテラス石の発見~日本の国石「ヒスイ」から見つかった新種の鉱物~ 1703地質

新鉱物・アマテラス石の発見~日本の国石「ヒスイ」から見つかった新種の鉱物~

2025-08-07 東京大学,山口大学,高輝度光科学研究センター,京都大学,リガク・ホールディングス株式会社東京大学や山口大学などの研究チームは、日本の国石「ヒスイ」から新鉱物「アマテラス石(Amaterasuite)」を発見した。ストロ...
ハイパーカミオカンデ計画:超巨大空洞の掘削を完了 1701物理及び化学

ハイパーカミオカンデ計画:超巨大空洞の掘削を完了

2025-08-05 東京大学東京大学が主導する次世代宇宙素粒子観測装置「ハイパーカミオカンデ」の巨大地下空洞(直径69m・高さ94m)の掘削が、岐阜県飛騨市の地下600mで完了。約2年9か月かけて進められ、人工空洞としては世界最大級。情報...
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カゴメ金属の特異なホール効果の起源を解明~移動度スペクトル解析で捉えた高移動度キャリアの役割~ 1701物理及び化学

カゴメ金属の特異なホール効果の起源を解明~移動度スペクトル解析で捉えた高移動度キャリアの役割~

2025-08-06 東京大学,東北大学,日本原子力研究開発機構東京大学などの研究チームは、カゴメ格子構造を持つ金属CsV₃Sb₅で観測される非単調なホール効果が、従来考えられていた異常ホール効果ではなく、高移動度の少数キャリアによる通常の...
生体のしくみにヒント 分子を自動で仕分けて並べてつなげる新技術~ナノ空間を利用したマルチタスク型ポリマー合成法を開発~ 0504高分子製品

生体のしくみにヒント 分子を自動で仕分けて並べてつなげる新技術~ナノ空間を利用したマルチタスク型ポリマー合成法を開発~

2025-08-05 東京大学東京大学の研究グループは、金属有機構造体(MOF)のナノ細孔を利用し、異なるモノマーを自動で選別・整列・単独重合させる「マルチタスク型ポリマー合成法」を開発。混合物からでも単一ポリマーを効率的に合成でき、分子レ...
世界初、機能性酸化物の新しい電子状態を発見~未来の高機能エレクトロニクス材料開発の糸口~ 0403電子応用

世界初、機能性酸化物の新しい電子状態を発見~未来の高機能エレクトロニクス材料開発の糸口~

2025-07-30 東京大学東京大学とNTTの共同研究により、機能性酸化物SrRuO₃で、これまで同一と考えられていたRu原子とO原子の電子状態が異なることを世界で初めて発見。Ru 4d電子は金属的で電気伝導に寄与する一方、O 2p電子は...
「分子の輪」が守る 微小パラジウム触媒を開発 ~リング状の金属酸化物で作る、選択性と安定性に優れたナノ触媒~ 0505化学装置及び設備

「分子の輪」が守る 微小パラジウム触媒を開発 ~リング状の金属酸化物で作る、選択性と安定性に優れたナノ触媒~

2025-07-31 東京大学,東京都立大学,科学技術振興機構東京大学などの研究チームは、リング状の金属酸化物分子の内部に微小なパラジウムナノクラスターを閉じ込めた新型触媒を開発した。この触媒は表面が露出した構造を持ち、反応性・選択性・安定...
世界初!LED植物工場で“甘くて栄養価の高いミニトマト”の安定生産に成功~LED光と空間設計の最適化で、温室を凌ぐ甘さと栄養価を達成~ 1200農業一般

世界初!LED植物工場で“甘くて栄養価の高いミニトマト”の安定生産に成功~LED光と空間設計の最適化で、温室を凌ぐ甘さと栄養価を達成~

2025-07-30 東京大学東京大学の研究チームは、LED光のみを使ってミニトマトを高品質かつ安定的に生産する世界初の技術に成功した。従来の縦型(I字)栽培と新開発の多段S字栽培を比較し、S字型では株全体に光が均等に届くため、糖度・ビタミ...
金属ナノクラスターの精密集積とイメージングを実現~階層性ナノ物質の自在構築に向けて~ 0502有機化学製品

金属ナノクラスターの精密集積とイメージングを実現~階層性ナノ物質の自在構築に向けて~

2025-07-30 東京大学東京大学と物質・材料研究機構の研究チームは、IrAu₁₂金属ナノクラスターを多座イソシアニド架橋配位子で連結し、二量体・三量体・多量体といった集積体の構築とその電子顕微鏡観察に成功した。溶液中で自己組織的に形成...
中性子星に現れる極限状態のクロスオーバー~物性理論による挑戦~ 1701物理及び化学

中性子星に現れる極限状態のクロスオーバー~物性理論による挑戦~

2025-07-24 東京大学東京大学らの研究チームは、中性子星内部で起こるとされる「ハドロン-クォーククロスオーバー」現象の理論構築に成功した。これは、ハドロン物質が極端な高密度環境でクォーク物質へ連続的に変化する過程で、音速が増大する仕...
海面に着水したUAVによるセンチメートル精度の深海底位置計測に成功~船やブイに依存しない高速かつ高機動な海底観測が可能に~ 0200船舶・海洋一般

海面に着水したUAVによるセンチメートル精度の深海底位置計測に成功~船やブイに依存しない高速かつ高機動な海底観測が可能に~

2025-07-24 東京大学東京大学と株式会社ハマの研究チームは、海面に着水する飛行艇型無人航空機(UAV)によって、深海底(1,000m以深)の位置をセンチメートル精度で測定することに世界で初めて成功しました。UAVに搭載した音響装置と...
3段階ですすむ新たな氷の成長機構を発見~地球大気や宇宙に存在する氷微粒子の構造解明に前進~ 1702地球物理及び地球化学

3段階ですすむ新たな氷の成長機構を発見~地球大気や宇宙に存在する氷微粒子の構造解明に前進~

2025-07-25 東京大学東京大学の研究チームは、地球大気の中間圏(高度80~90km、約-153℃)に見られる氷微粒子の構造を、膜厚に応じて3段階で変化することを実験的に明らかにした。膜厚が15nm未満ではアモルファス氷、15~50n...
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