東京大学

世界最高水準の長寿命超伝導共振器を開発~量子メモリや誤り訂正の基盤技術として期待~ 0403電子応用

世界最高水準の長寿命超伝導共振器を開発~量子メモリや誤り訂正の基盤技術として期待~

2025-06-13 理化学研究所,情報通信研究機構,東京大学スパイラル形状の高Q値超伝導共振器(イメージ)理化学研究所、情報通信研究機構、東京大学の共同研究チームは、スパイラル形状と高品質窒化チタン薄膜を組み合わせた平面型超伝導共振器を開...
カーボンコートモスアイ構造による超広帯域な完全吸収体~テラヘルツから深紫外までの領域で98%以上の吸収率を実現~ 1701物理及び化学

カーボンコートモスアイ構造による超広帯域な完全吸収体~テラヘルツから深紫外までの領域で98%以上の吸収率を実現~

2025-06-12 東京大学東京大学の小西邦昭准教授らの研究グループは、シリコン製モスアイ構造に厚さ100nmのカーボン膜をコーティングすることで、1~1200 THzというテラヘルツから深紫外に至る超広帯域で98%以上の吸収率を持つ完全...
レーザー加工を従来比100万倍高速化~半導体分野におけるガラスの微細加工に革新~ 0110情報・精密機器

レーザー加工を従来比100万倍高速化~半導体分野におけるガラスの微細加工に革新~

2025-06-12 東京大学東京大学大学院工学系研究科の伊藤佑介講師らとAGCは、ガラスなど透明素材を従来の100万倍高速で超精密に加工する手法、「ベッセルTSL加工法」を開発しました。レーザーの時間波形(鋭いピコ秒パルス+低強度マイクロ...
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非常に高速で多様な情報検索が可能に~生成AIやECサイト検索結果向上から地震の波形探索への応用まで~ 1602ソフトウェア工学

非常に高速で多様な情報検索が可能に~生成AIやECサイト検索結果向上から地震の波形探索への応用まで~

2025-06-12 東京大学東京大学大学院情報理工学系研究科の松井勇佑講師は、画像や文章の検索結果の多様性を向上させる新手法「LotusFilter」を開発しました。LotusFilterは、似すぎている結果を非常に高速(0.02ミリ秒/...
気候ティッピングは予測可能か?~データ同化の数理で探る気候変動の転換点の予測可能性~ 1702地球物理及び地球化学

気候ティッピングは予測可能か?~データ同化の数理で探る気候変動の転換点の予測可能性~

2025-06-11 東京大学東京大学大学院(久保亘修士・澤田洋平准教授)の研究グループは、気候変動による不可逆的変化「気候ティッピング」の予測可能性を初めて定量評価する手法を開発しました。データ同化を用いた観測システムシミュレーション実験...
鮮やかな色変化をする相転移のメカニズムを超高速分光で解明!~長年謎だった光誘起電荷移動型スピン転移現象の しくみが明らかに~ 1701物理及び化学

鮮やかな色変化をする相転移のメカニズムを超高速分光で解明!~長年謎だった光誘起電荷移動型スピン転移現象の しくみが明らかに~

2025-06-06 東京大学東京大学と仏レンヌ大学の研究チームは、色変化を伴う相転移物質CsCoWで、光誘起による電荷移動とスピン転移の順序をフェムト秒分光により解明。光照射後、まず数十フェムト秒でCoとW間の電荷移動が起き、130フェム...
光導波路多重型シリコン光行列演算回路を実証~AIに向けた超並列光コンピューティングへの道を拓く~ 0403電子応用

光導波路多重型シリコン光行列演算回路を実証~AIに向けた超並列光コンピューティングへの道を拓く~

2025-06-06 東京大学東京大学は、未活用だった「光導波路多重」を用い、シリコンチップ上で高いスケーラビリティを持つ光行列演算回路を初めて実証。従来の波長・モード多重に加え、多ポート光検出器を活用することで、AI演算の基礎である行列-...
次世代半導体ガラス基板への微細レーザー加工を実現 0107工場自動化及び産業機械

次世代半導体ガラス基板への微細レーザー加工を実現

2025-05-31 東京大学東京大学とAGCは、次世代半導体用のガラス基板(EN-A1)に対し、深紫外レーザーを用いて直径10マイクロメートル以下、アスペクト比約20の微細穴あけ加工に成功しました。従来のエッチング法では困難だった高密度・...
機械学習が解き明かす新たな水素化反応メカニズム~超高密度水素貯蔵材料開発への画期的突破口~ 0500化学一般

機械学習が解き明かす新たな水素化反応メカニズム~超高密度水素貯蔵材料開発への画期的突破口~

2025-06-02 東京大学東京大学大学院工学系研究科の佐藤龍平助教ら国際研究チームは、機械学習を用いた分子動力学シミュレーションにより、超高密度水素化物「スーパーハイドライド」の新たな合成メカニズムを解明しました。カルシウム水素化物(C...
イジング模型の動的臨界指数の下限z ≥ 2を厳密に証明~100年来の未解決問題に対しての理論的進展~ 1701物理及び化学

イジング模型の動的臨界指数の下限z ≥ 2を厳密に証明~100年来の未解決問題に対しての理論的進展~

2025-05-28 東京大学東京大学大学院の研究チームは、統計力学の基本モデル「イジング模型」において、動的臨界指数zの下限が任意の空間次元で2以上であることを世界で初めて厳密に証明しました。マルコフ過程と量子多体系の性質を活用し、緩和時...
強磁性半導体の世界最高のキュリー温度を実現~スピン機能半導体デバイスの実現へ前進~ 0403電子応用

強磁性半導体の世界最高のキュリー温度を実現~スピン機能半導体デバイスの実現へ前進~

2025-05-27 東京科学大学東京科学大学(Science Tokyo)と東京大学の研究チームは、強磁性半導体 (Ga,Fe)Sb において、世界最高のキュリー温度530K(257℃)を達成しました。これは、従来の最高値420Kを大幅に...
培養肉の「味成分」は熟成で増加~分化と熟成がもたらす遊離アミノ酸変化を解明し、味制御へ~ 1202農芸化学

培養肉の「味成分」は熟成で増加~分化と熟成がもたらす遊離アミノ酸変化を解明し、味制御へ~

2025-05-23 東京大学東京大学生産技術研究所の竹内昌治特任教授(大学院情報理工学系研究科教授)と古橋麻衣博士課程学生らの研究グループは、培養肉の味に関わる遊離アミノ酸(FAAs)の変化を解明しました。筋芽細胞から筋管細胞への分化過程...
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