京都大学

1700応用理学一般

結晶中の電子の集団的な運動が原子を動かすプラズモン誘起原子変位を初めて発見~見えない光学センサーなど新技術の実現に期待~

2023-08-01 京都大学 赤外線という目に見えない領域の光は、サーモグラフィや生体認証センサーに代表されるように幅広く工業応用されています。坂本雅典 化学研究所准教授、佐藤徹 福井謙一記念研究センター教授、大田航 同博士後期課程学生(...
1700応用理学一般

スピン自由度を持つ超伝導の実験的同定~スピン三重項超伝導多重相における新現象~

2023-08-01 京都大学 金城克樹 理学研究科博士課程学生(現:東北大学)、藤林裕己 同修士課程学生(研究当時)、松村拓輝 同修士課程学生、堀文哉 同博士課程学生、北川俊作 同助教、石田憲二 同教授の研究グループは、東北大学、九州大学...
1700応用理学一般

ジグザグ鎖構造をもつ磁性体で現れる電気的中性な準粒子の発見

2023-07-28 京都大学 堀文哉 理学研究科博士課程学生、金城克樹 同博士課程学生(現:東北大学助教)、北川俊作 同助教、石田憲二 同教授、水谷宗一郎 広島大学修士課程学生(研究当時)、山本理香子 同博士課程学生(現:同博士研究員)、...
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2001原子炉システムの設計及び建設

水素分子の回転温度を予測し、プラズマ再結合を効果的に起こす

2023-07-28 京都大学 核融合発電では、磁場で閉じ込めた水素プラズマを1億度に加熱し、イオン同士が衝突して核融合する際に放出されるエネルギーを利用します。この際、閉じ込め領域から漏れ出たプラズマによって装置の壁が損傷することを防ぐた...
1700応用理学一般

イオン周りの水分子は水素結合を素早く組み替えていた~水和物結晶中の水分子の運動を中性子で観測~

2023-07-27 京都大学 奥地拓生 複合原子力科学研究所教授、嶋田仁 大阪大学博士後期課程学生(日本学術振興会特別研究員)、菅原武 同助教、平井隆之 同教授、谷篤史 神戸大学准教授、山田武 総合科学研究機構(CROSS)博士の研究グル...
0504高分子製品

易分解性結合を使わずにビニルポリマーを分解する画期的アプローチ~側鎖の炭素ー水素結合活性化をトリガーにして主鎖の炭素−炭素結合を切断~

2023-07-21 京都大学 京都大学大学院工学研究科 大内誠 教授、木村太知 同修士課程学生(研究当時)の研究グループは、(メタ)アクリルポリマーに対し、共重合によって少量のビニルエーテルを導入し、光(UV)照射による水素原子移動反応(...
1204農業及び蚕糸

”AIの目”によるイネ収穫量の簡単・迅速推定

2023-07-21 京都大学 イネは、わが国では言うまでもなく、世界的にみても人口の約半数が主食としている非常に重要な作物です。田中佑 農学研究科准教授(現:岡山大学教授)、齋藤和樹 コートジボワール・アフリカライスセンター(Africa...
0500化学一般

可逆な化学反応ネットワークにおける経路選択の原理~準不可逆性の発現~

2023-07-21 京都大学 東京大学大学院総合文化研究科の平岡秀一教授と、京都大学大学院工学研究科の佐藤啓文教授らによる研究グループは、可逆な化学反応ネットワークの中のある反応過程が準不可逆になることで、ネットワーク中の反応経路が選択さ...
0501セラミックス及び無機化学製品

電子誘電体が圧電性と強誘電性を示すことを実証~圧電性と強誘電性を導く新たな機構の提案~

2023-07-21 京都大学 京都大学大学院工学研究科 小西伸弥 研修員、田中勝久 教授、名古屋工業大学大学院工学研究科 漆原大典 助教、浅香透 准教授、オックスフォード・インストゥルメンツ株式会社 石井孝治 博士らの研究チームは、東京工...
0402電気応用

充放電による蓄電池電極劣化の経時的進行を3次元でとらえる新技術を開発~全固体電池をはじめとした次世代型蓄電池の長寿命化に貢献~

2023-07-19 京都大学 スマートフォンなどの携帯電子機器の充放電を繰り返すと、次第に電池残量の減りが速くなります。この大きな原因の一つとして、これらの機器に搭載されている蓄電池の蓄電容量などの性能が、繰り返し充放電に伴い、次第に劣化...
0501セラミックス及び無機化学製品

白金単原子触媒を担体表面/内部に選択的に担持する方法を開発~錯体化学を用いた新しい合成戦略および触媒性能への効果~

2023-07-20 京都大学 遠藤健一 化学研究所研究員(研究当時)、猿山雅亮 同特定准教授、寺西利治 同教授らの研究グループは、白金単原子触媒を担体表面/内部に選択的に担持する方法の開発に成功しました。 貴金属触媒粒子を極限まで小さくし...
0501セラミックス及び無機化学製品

新しいコンセプトに基づいたシリコン・チタン・タングステン電析用溶融塩~溶融塩電気めっき技術の実用化を目指して~

2023-07-20 京都大学 溶融塩とは、塩そのものが溶融したものであり、イオンのみからなる液体です。例えば身近な塩であるNaClを融点以上に加熱して溶かすと、Na+とCl−のみからなる液体となります。溶融塩は電気化学的に安定なため、溶融...
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