2004放射線利用 ”負の圧力”で膨張した「液体金属」を直接観察~航空宇宙分野の新材料開発やレーザー加工の高度化へ~ 高出力レーザーとX線自由電子レーザー(XFEL)を組み合わせた実験により、極限環境下の液体金属の様子を直接観察することに初めて成功。超高速膨張時の液体金属状態のタンタルに、数万気圧もの“負の圧力” が作用していることを実証。 2021-05-25 2004放射線利用
2004放射線利用 コヒーレント回折イメージングがワンショットで可能に~三角形でエッジの鋭い開口が鍵~ 1枚の回折強度パターンから広がった試料の実空間像を再構成できるコヒーレント回折イメージング法(CDI)(シングルフレームCDI)を提案・実証した。動的現象を可視化するX線動画撮像としての展開が期待できる。 2021-05-12 2004放射線利用
2004放射線利用 高密度な中性子物質の硬さの測定に初めて成功~中性子星内の状態を実験室で再現~ 重イオン加速器施設「RIビームファクトリー(RIBF)」において、新たに開発した3次元時間射影型飛跡検出システム「SPiRIT」を用いて、RIビームの衝突によって生成した中性子過剰な高密度核物質(原子核密度の1.5倍)の硬さの測定に世界で初めて成功した。 2021-05-11 2004放射線利用
2004放射線利用 高強度X線が引き起こす特殊な融解現象~X線と物質との相互作用を1000兆分の1秒単位で可視化~ X線自由電子レーザー施設「SACLA」を用いて、高強度X線を物質に照射した際に起こる融解過程をフェムト秒オーダーの高い時間分解能で可視化に成功した。SACLAから時間差を制御した二つのXFELビームを出射して、ダイヤモンドに高強度X線を照射した際に起こる固体から液体への融解過程を測定した。この過程が原子間ポテンシャルの変化によって生じる特殊な融解(非熱的な融解)であることを明らかにした。 2021-03-20 2004放射線利用
2004放射線利用 新たな中性子利用開拓の鍵となる高精度核反応計算手法を開発 計算結果を基礎科学や医療等での中性子利用に資するデータベースとして公開2021-02-10 日本原子力研究開発機構,九州大学,大阪大学【発表のポイント】 基礎科学や医療等の分野で新たな中性子利用の検討が進められており、従来の中性子源では得ら... 2021-02-11 2004放射線利用
2004放射線利用 米国:DARPAが現場で展開可能なコンパクトな電子直線加速器の開発を目指す DARPA Seeks Compact, Deployable Electron Accelerator「政策の科学」関連 海外情報(DARPA 記事) 元記事公開日: 2021/1/8国防高等研究計画局(DARPA)が、高出力で展開可能な... 2021-01-15 2004放射線利用
1700応用理学一般 超伝導転移端検出器TESを用いた蛍光XAFS分析に成功~超微量分析や発光分光法への応用の端緒を拓く~ 2021-01-13 立教大学立教大学理学部 山田真也 准教授、一戸悠人 助教、財団法人高輝度光科学研究センター(JASRI)の宇留賀朋哉任期制専任研究員、新田清文 研究員、関澤央輝 主幹研究員、東京大学大学院理学系研究科 高橋嘉夫 教授ら... 2021-01-13 1700応用理学一般2004放射線利用
2001原子炉システムの設計及び建設 核変換研究のための陽子ビーム制御技術を開発~微小出力陽子ビーム取り出し技術の確認試験に成功~ 2020-12-14 日本原子力研究開発機構J-PARCセンター【発表のポイント】 大出力陽子ビームから微小出力陽子ビームを取り出す場合、通常は電磁石や金属薄膜を用いていますが、ビーム出力が安定しない課題がありました。 電磁石内で陽子ビーム... 2020-12-15 2001原子炉システムの設計及び建設2004放射線利用
1900環境一般 原子力技術を活用した温暖化対応研究をアジア諸国と協力して推進 アジア原子力協力フォーラム大臣級会合において最優秀研究チーム賞を受賞2020-12-10 日本原子力研究開発機構【発表のポイント】 地球温暖化の予測と緩和対策の検討において、陸域生態系の炭素循環(二酸化炭素の固定と放出)を正しく評価すること... 2020-12-11 1900環境一般2004放射線利用
0501セラミックス及び無機化学製品 鉄の磁石の「表面の謎」を解明~一原子層単位の深さ精度で磁性探査する新技術を開発~ 2020-12-08 京都大学瀬戸誠 複合原子力科学研究所教授、小林康浩 同助教、三井隆也 量子科学技術研究開発機構上席研究員、綿貫徹 同次長、上野哲朗 同主任研究員、境誠司 同プロジェクトリーダー、李松田 同主任研究員、増田亮 弘前大学助... 2020-12-08 0501セラミックス及び無機化学製品0704表面技術2004放射線利用
0102材料力学 内壁の改良と速い流れで水銀標的容器損傷を抑制~二重壁構造の採用で高出力核破砕標的を実現~ 『原子力機構の研究開発成果2020-21』P.58図5-6 二重壁構造を採用した水銀標的容器写真と断面図1 MW のパルス陽子ビームが衝突すると、最大約 40 MPa の圧力が水銀中に発生します。圧力が高くなる先端部に狭い水銀流路を隔てて、... 2020-11-30 0102材料力学2004放射線利用
0403電子応用 省電力次世代記憶素子材料の開発に向けて アルミ酸化膜を用いた新しい不揮発メモリの電子状態の観測に成功『原子力機構の研究開発成果2020-21』P.62図5-16 アモルファスアルミ酸化物の内部構造のイメージ図アモルファスアルミ酸化物では、酸素原子とアルミニウム原子が不規則に空間配... 2020-11-30 0403電子応用2004放射線利用