0500化学一般

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バイオ由来製品の実用化に向け、産業用物質生産システムの実証14件に着手

「カーボンリサイクル実現を加速するバイオ由来製品生産技術の開発」の中で、産業・社会に有用な物質のバイオ生産システム(産業用物質生産システム)の有効性を実証する14件の研究開発を採択した。
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セメントベース蓄電池の世界初のコンセプト (World first concept for rechargeable cement-based batteries)

セメントベース蓄電池の世界初となるコンセプトを開発。 セメントをベースとした混合物に少量の短い炭素繊維を加えて導電性と曲げ強さを付与し、炭素繊維メッシュへの金属コーティング処理(アノードには鉄、カソードにはニッケル)で電極を作製して電池性能を向上させた。
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次世代有機LED材料の電子の動きを直接観察することに成功~発光効率低下の原因を解明~

改良した時間分解光電子顕微鏡(TR-PEEM)を用いることで、構造がよく制御された熱活性型遅延蛍光(TADF)材料の薄膜に対して、TADF発光過程の電子のダイナミクスを直接観察することが初めて可能に。励起電子の生成から、発光による失活、また、濃度消光と呼ばれる特異な無輻射失活過程までの電子の動きを捉えることに成功した。
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環のすり抜けにより力を可視化する蛍光プローブ ~材料が受けるpNオーダーの力を2段階で評価する~

「環のすり抜け」を巧みに利用した、力を可視化する分子ツールの開発に成功。力に応じて、蛍光特性の可逆・不可逆変化が段階的に切り替わることを実証。
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スマートセル開発に寄与するデータ群をデータベースとして整備

「植物等の生物を用いた高機能品生産技術の開発」(スマートセルプロジェクト)の一環で、プロジェクトで蓄積した基盤技術や有用物質生産に関するデータをNITEの生物資源データプラットフォーム(DBRP)に集積して整備した。
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有機マイクロ球体から発生する円偏光発光の角度依存性を実証

巨大な非対称強度で円偏光発光CPLを示す有機マイクロ球体を作製することに成功した。外形は等方的な球体形状であるにも関わらず、内部に、ねじれ双極型配向と呼ばれる異方的ならせん分子配向が形成していることを見いだした。マイクロ球体1粒子の角度分解CPLを計測した結果、分子配向方向に対するCPLの角度依存性の実験的な実証に成功した。
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スーパーバグキラー:バクテリアや真菌類を破壊する新しいナノテク

多種の薬剤耐性菌や真菌細胞を破壊する、黒リン(balck phosphorus: BP)のナノ薄膜コーティングを開発。インプラントや包帯に使用されるチタンや綿の表面に塗布した BP のナノ薄膜層が病原菌の死滅に効果的であることを発見した。
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DNA で強靱な 3D ナノ材料を構築 (Building Tough 3D Nanomaterials with DNA)

DNAナノテクノロジーを利用した、真空、1,000℃超の高温度や 8GPa 超の高圧力等の厳しい条件を耐久する 3Dナノ構造体の新製造技術を開発。多様な機能性ナノ粒子の利用に加え、従来のナノリソグラフィー技術による迅速な処理が可能な、完全設計による強固なナノスケール・フレームワークを実現。DNA-ナノ粒子格子のフレームワークアーキテクチャを完全に維持した 3D無機材料のレプリカを作製する。
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簡便な製造方法で油と水を結合させたナノ粒子ゲル

開発したナノ粒子ゲル、「SeedGel(solvent segregation driven gel)」は、様々な産業用途が期待できる優れた特性を備え、電池、浄水フィルターや色調を変えるスマートウインドウ等に利用できる。水、油と二酸化ケイ素のナノ粒子から成る「SeedGel」は、従来よりも容易に製造できるため、商業化の可能性が見込める。
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グラフェン・フラッグシップによる研究が 2025 年までのグラフェンの市場参入増加を予測

EU のグラフェン・フラッグシップのパートナーであるフラウンホーファー・システム・イノベーション研究所(ISI)(ドイツ・カールスルーエ)が、グラフェンと関連材料の今後の大規模な市場参入の道筋予測を発表。
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低温高圧下で新しい氷の相(氷XIX)を発見

2021-02-19 東京大学 山根 崚(東京大学物性研究所附属中性子科学研究施設 特任研究員 / 研究当時:化学専攻 博士課程3年) 小松 一生(地殻化学実験施設 准教授) 郷地 順 (東京大学物性研究所附属物質設計評価施設 助教) 上床...
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原子1つの沈殿を調べる! ~超重元素ラザホージウムの共沈挙動の実験的観測~

2021-02-17 大阪大学 大阪大学大学院理学研究科化学専攻の笠松良崇講師、篠原厚教授と理化学研究所仁科加速器科学研究センター核化学研究チームの羽場宏光チームリーダーらをはじめとする大阪大学、理化学研究所、東北大学、京都大学の共同研究グ...
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