0500化学一般

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新素材:LMUの研究者が有望な窒化物化合物の合成経路を発見(New materials: Synthetic pathway for promising nitride compounds discovered)

2024-06-25 ミュンヘン大学(LMU) Ruddlesden-Popper化合物は特有の層状構造を持ち、多くの応用が期待される材料です。しかし、これまで窒化物は製造されていませんでした。LMUのSimon Kloß博士率いる研究チー...
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二次元強誘電体の作製に成功~強誘電体デバイス開発の新しいルートを開拓~

2024-06-26 京都大学 菅大介 化学研究所准教授、Yufan Shen 同博士課程学生、治田充貴 同准教授、島川祐一 同教授の研究グループは、大江耕介 ファインセラミックスセンター客員研究員、小林俊介 同主任研究員、Xueyou Y...
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N2型超原子分子の合成~可視光照射により誘起される超原子融合反応~

2024-06-26 京都大学 齋藤亮平 化学研究所博士課程学生(研究当時)、磯﨑勝弘 同准教授、水畑吉行 同准教授、中村正治 同教授らの研究グループは、価電子が閉殻な電子配置を有することから「超原子」と呼ばれる金属ナノクラスターが光照射に...
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PFAS「永遠の化学物質」を分解する新しい方法が実験室で有効であることが判明(New method to degrade PFAS ’forever chemicals’ found effective in the lab)

2024-06-23 ニューサウスウェールズ大学(UNSW) PFAS(パーフルオロアルキル物質)は、分解に対する耐性が非常に高いため「永遠の化学物質」とも呼ばれています。これらの化学物質は、耐油性の食品包装、フライパン、化粧品、衣類、消防...
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エステルを還元する新規光触媒を開発~エステルからアルコールへの光触媒多電子還元を達成~

2024-06-17 分子科学研究所 【発表のポイント】 高い酸化還元性能を示す新規光触媒N-BAPを開発し、これまで困難であった有機化合物(エステル)の多電子を必要とする還元反応に成功しました。 N-BAPの触媒作用のもと、天然に広く存在...
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溶融塩中の反応種を解読する(Decoding reactive species in molten salts)

2024-06-14 オークリッジ国立研究所(ORNL) オークリッジ国立研究所のチームは、アルミニウム塩化物とカリウム塩化物の高度に反応性のある溶融塩混合物で、振動特性とイオン交換を観察することで化学種の形成を明らかにしました。塩化物塩の...
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可視光から近赤外まで発光が様々に変色するマイクロビーズ~植物由来の材料を主原料とした環境に優しいフォトニック発光材料~

2024-06-13 物質・材料研究機構 NIMSの研究チームは、クエン酸などを主原料とした、環境に優しいマイクロビーズ型の発光材料の開発に成功しました。 概要 NIMSの研究チームは、クエン酸などを主原料とした、環境に優しいマイクロビーズ...
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高速製造への再生可能なルート(Renewable route to rapid manufacturing)

「スマート」化学がネットワーク化されたゴム状材料のリサイクルを可能にする ‘Smart’ chemistry allows recycling of networked rubbery materials 2024-06-07 オークリッジ...
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多機能でサステイナブルな積層型ナノファイバーを新たに開発~環境中で分解できるプラスチック、汚染物質フィルターなどへ応用も~

2024-06-06 福岡工業大学 ※1 nm(ナノメートル)は、1ミリメートルの百万分の1の長さです。 発表のポイント 多機能でサステイナブルな新規素材である積層型ナノファイバーを開発しました。 マイナス電荷を持つサイズの揃った極薄シート...
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原子からメソスケールの化学のための新しい計算手法を開発(Developing New Computational Methods for Atomic-to-Mesoscale Chemistry)

2024-06-3 パシフィック・ノースウェスト国立研究所(PNNL) 多くの重要な化学反応は、複雑な溶液内での反応性や動力学を伴いますが、従来のシミュレーション技術では大規模な系や長時間のシミュレーションが困難です。研究者は、分子スケール...
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溶液中で孤立した水分子の観測に成功~水分子の新たな分析手法の確立~

2024-06-04 分子科学研究所 【発表のポイント】 ・ アセトニトリル(ACN)(1)水溶液の軟X線吸収分光計測(2)により得られたスペクトルは、液体水とは異なり、水蒸気に似たX線吸収ピークを含むスペクトル形状を示す。 ・ アセトニト...
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1分子1分子の乱雑さからエントロピー変化を定量する~統計力学的手法を用いたナノスケールでの融解エントロピー測定~

2024-05-31 東京大学 中村 栄一 (化学専攻 特任教授/東京大学特別教授/東京大学名誉教授) 中室 貴幸(化学専攻 特任准教授) 発表のポイント 高校生から科学者まで人々を悩ませてきた「エントロピー」、つまり分子の「乱雑さ」の度合...
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