1701物理及び化学

トポロジカル物質で超伝導ダイオードを実現 ~トポロジカル超伝導体の電子状態解明に向けて~ 0403電子応用

トポロジカル物質で超伝導ダイオードを実現 ~トポロジカル超伝導体の電子状態解明に向けて~

トポロジカル絶縁体表面状態と超伝導が共存しているFeTeとBi2Te3の積層界面に着目。超伝導界面と平行に磁場を加えて抵抗を測定、部分的に超伝導が発現し、電流の方向に依存して抵抗が変化する整流効果(ダイオード効果)が現れることが分かった。
銀河系の端が見えてきた 1701物理及び化学

銀河系の端が見えてきた

銀河系の最遠端までの距離は半径約 52 万光年もあり、銀河系中心から太陽系までの距離 (約2万6千光年) の 20 倍にもなることがわかった。銀河系の星ぼしは年齢が 120 億年前後の最長老で、銀河系形成を知る上で大変重要。
「エネルギーがゼロ」の束縛状態を観測~マヨラナ粒子による次世代量子計算への第一歩~ 1601コンピュータ工学

「エネルギーがゼロ」の束縛状態を観測~マヨラナ粒子による次世代量子計算への第一歩~

トポロジカル超伝導体FeTe0.6Se0.4の量子渦において、マヨラナ粒子の特徴であるゼロエネルギー束縛状態(ZBS)の観測に成功した。次世代の量子コンピュータの実現に向けたマヨラナ粒子の検出と制御法の基盤になると期待できる。
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アルマ望遠鏡、観測史上最遠の合体銀河の証拠をとらえた 1701物理及び化学

アルマ望遠鏡、観測史上最遠の合体銀河の証拠をとらえた

2019-06-18 国立天文台アルマ望遠鏡による観測結果をもとに描かれた、131億光年彼方の合体銀河B14-65666の想像図。 オリジナルサイズ(3.6MB)アルマ望遠鏡による観測で、遠方銀河に酸素、炭素、塵がそろって発見され、130億...
高精度な曲面ミラーで軟X線ナノメートル集光に成功: 高分解能時空間集光計測の新技術開発 1700応用理学一般

高精度な曲面ミラーで軟X線ナノメートル集光に成功: 高分解能時空間集光計測の新技術開発

開発した高精度な回転楕円ミラーを用いて、軟X線領域の高次高調波をナノメートル領域に集光し、波長10~20 nmの軟X線ビームを集光することにより、ナノビーム の形成に成功した。
宇宙のポップコーン~初期宇宙におけるクォーク・グルーオンからの粒子生成~ 1701物理及び化学

宇宙のポップコーン~初期宇宙におけるクォーク・グルーオンからの粒子生成~

高エネルギー加速器研究機構(KEK)BファクトリーのBelle実験において、電子と陽電子を正面衝突させ、クォークと反クォークの対に対して、垂直な方向に2次的に生成されたさまざまなハドロンの横運動量を測定することに初めて成功した。
太陽系初期における原始惑星の巨大衝突 1701物理及び化学

太陽系初期における原始惑星の巨大衝突

小惑星ベスタを起源とする隕石の超高精度年代測定を実施。ベスタは今から45.25億年前に北半球が崩壊するほどの巨大衝突を経験。ベスタ南半球の異常に分厚い地殻の謎を初めて解明
ワイル粒子がつなぐ量子化された伝導を観測 1700応用理学一般

ワイル粒子がつなぐ量子化された伝導を観測

トポロジカル半金属の高品質薄膜を作製し、ワイル粒子によって物質表面の伝導が量子化する現象を観測した。三次元方向に散逸のない伝導を利用することで、低消費電力エレクトロニクスにおける新しい応用が期待される。
アルミ系近似結晶で半導体を創製~固体物理学の基本的問題の解決と高性能熱電材料開発への突破口~ 1700応用理学一般

アルミ系近似結晶で半導体を創製~固体物理学の基本的問題の解決と高性能熱電材料開発への突破口~

バンドエンジニアリングによって、半金属のバンド構造を持っていたアルミ系近似結晶のバンドギャップを開いて半導体を創製した。
反強磁性交換相互作用に起因するダブロン―ホロン間引力の発見 1700応用理学一般

反強磁性交換相互作用に起因するダブロン―ホロン間引力の発見

銅酸化物高温超伝導体の母物質であるモット絶縁体において、テラヘルツパルスを励起に用いたポンプ―プローブ分光法を適用し、電場による光吸収スペクトルの変化を精密に測定することに成功した。
暗黒物質の正体に迫る新しい探査法を提唱~原始惑星系円盤の偏光パターンからアクシオンを探索~ 1701物理及び化学

暗黒物質の正体に迫る新しい探査法を提唱~原始惑星系円盤の偏光パターンからアクシオンを探索~

アクシオンは光の偏光方向を回転させる性質がある、アクシオンが暗黒物質だとすれば、同心円状の偏光パターンが渦巻き状へと乱されてしまうことが期待される。原始惑星系円盤の偏光パターンの乱れを探すことで、アクシオンを探索することができる。
銀河は「見かけ」によらない? 銀河進化の定説くつがえす発見 1701物理及び化学

銀河は「見かけ」によらない? 銀河進化の定説くつがえす発見

グリーンバレー銀河の一酸化炭素輝線の観測を行い星形成効率と銀河形態との関係性を調べた。理論的な予測に反して、星形成効率は銀河形態に依らず、ほぼ一定の効率であった。分子ガスから星を作る過程に銀河の形態ほとんど影響していない可能性を明らかに。
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