1700応用理学一般

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ミュオグラフィの陸から海への展開

世界初となる海底ミュオグラフィセンサーアレイの一部を東京湾アクアライン海底トンネル内部の100 mにわたって設置し、東京湾における天文潮位のリアルタイム測定に成功した。
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スピントロニクス疑似量子ビットを従来比100倍超に高速化

スピントロニクス技術を用いた擬似的な量子ビット(確率ビット:Pビット)で1秒間に1億回以上状態を更新する重要技術を開発し、エントロピーの概念を非平衡動的磁化過程へ導入することでPビットの高速動作原理を解明。
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ダイヤモンドを用いた広帯域波長変換に成功 ~新しい量子センシング技術の糸口に~

ダイヤモンドの表面近傍に窒素-空孔(NV)センターと呼ばれる欠陥を導入してダイヤモンド結晶の対称性を操作し、第二高調波、第三高調波発生など、広帯域の波長変換を行うことに成功した。
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分子で探るモアレの化学 ~「不整合二層炭素膜」を選んで組み上げ~

炭素膜2枚をずらして重ねることで生じる「モアレ(ずれの周期性)」は超伝導物質などの材料科学分野で注目されています。本研究では、この「モアレ」を「ナノカーボン分子」で実現することに世界で初めて成功した。数種類の組み合わせが想定されるずらした構造のうち、特定の二層膜構造が選択的に得られることを発見した。
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量子もつれ光を用いた、新たな赤外分光法を実証~分析装置の飛躍的な小型化・高性能化に期待~

2021-03-09 京都大学 竹内繁樹 工学研究科教授、岡本亮 同准教授、向井佑 同研究員、田嶌俊之 同研究員、荒畑雅也 同博士課程学生らの研究グループは、量子もつれ光の干渉を用い、可視光のみの検出で赤外分光を実現する「フーリエ変換型赤外...
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磁場に強い超伝導を実現する新たなメカニズムを発見

原子レベルの厚さで起こるスピンのひねりが鍵 量子コンピュータ素子などへの応用に期待 2021-03-05 物質・材料研究機構 (NIMS),大阪大学,北海道大学 NIMSは大阪大学および北海道大学と共同で、磁場によって容易に破壊される超伝導...
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トポロジーの異なる絶縁体界面による高効率磁化制御

トポロジカル電流を用いたスピントロニクス素子応用に期待 2021-03-03 理化学研究所,東京大学 大学院工学系研究科,東北大学 金属材料研究所,科学技術振興機構 理化学研究所(理研) 創発物性科学研究センター 強相関量子伝導研究チームの...
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次世代磁性材料:反強磁性体の持つ普遍的機能性の実証 ~デバイス形状にとらわれない巨大磁気応答~

2021-02-25 東京大学,理化学研究所,科学技術振興機構 ポイント 次世代磁性材料として世界的に注目が集まる反強磁性体において、試料形状によらず任意の方向に指向可能な巨大磁気応答を観測。 不揮発性磁気メモリー開発へつながる新たな多値記...
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陽子の中の反物質が持つ大きな非対称性の発見~反クォークの生成過程により物質の成り立ちを探る~

2021-02-25 東京工業大学 要点 陽子中の反物質である反クォークの存在量を、反クォークの運動量が大きい領域で実験により測定した結果、反クォークのフレーバー対称性が大きく破れていることを発見した。 運動量が大きい領域で、反ダウンクォー...
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ハライドペロブスカイト半導体においてテラヘルツ励起によるホットキャリアの長寿命化を実現

太陽電池材料のフォノン操作による高効率化への新たな指針 2021-02-19 京都大学 金光義彦 化学研究所教授、関口文哉 同特定助教、廣理英基 同准教授らの研究グループは、高強度のテラヘルツパルスをハライドペロブスカイト半導体CH3NH3...
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カゴメ格子の極薄ナノ結晶でも安定な強磁性 ~磁性ワイル半金属の起源解明に前進~

2021-02-18 東北大学,科学技術振興機構 ポイント 磁性ワイル半金属Co3Sn2S2のCoカゴメ格子を有するナノサイズの粒状結晶に、垂直磁化の強磁性を初めて検出。 強磁性は磁性ワイル半金属状態を実現するために不可欠な性質。 新省電力...
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理論計算による高効率な磁気構造予測手法の開発に成功

2021-02-18 東京大学,理化学研究所,東北大学,大阪大学,科学技術振興機構 ポイント さまざまな磁性体が示す複雑な磁気構造を、高精度で効率良く予測できる計算手法の開発に成功し、既存の磁気構造データベースを用いた詳細なベンチマークを行...
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