全日本ボーイング787-9の事故[機体の動揺による人の負傷](中部国際空港の南南東約100km、高度約8,500m、令和6年2月1日発生)

2026-03-26 運輸安全委員会

本件は、全日本空輸所属のボーイング787-9(JA899A)が令和6年2月1日、東京国際空港からタイ・スワンナプーム国際空港へ向かう巡航中に機体動揺を起こし、客室乗務員1名が重傷、客室乗務員1名と乗客1名が軽傷を負った事故である。原因は、積乱雲に伴う乱気流への遭遇であり、機内サービス中の客室乗務員が宙に浮いて着地時に右足首へ強い荷重がかかったため重傷となった。乱気流回避ができなかった背景には、雲中飛行時に機上気象レーダーに積乱雲が十分に表示されず、発見が遅れたことがあると考えられる。

全日本ボーイング787-9の事故[機体の動揺による人の負傷](中部国際空港の南南東約100km、高度約8,500m、令和6年2月1日発生)

<関連情報>

概要
全日本空輸株式会社所属ボーイング式787-9型JA899Aは、令和6年2月1日(木)、東京国際空港からタイ王国のスワンナプーム国際空港に向けて飛行中、機体が動揺し、客室乗務員1名が重傷を負い、客室乗務員1名及び乗客1名が軽傷を負った。

原因
本事故は、同機が巡航中に積乱雲の乱気流に遭遇して動揺したため、客室中央左側通路で機内サービス中であった客室乗務員が宙に浮き、着地時に右足首に大きな荷重がかかったことで重傷を負ったものと考えられる。
同機が積乱雲の乱気流に遭遇したことについては、同機が雲中飛行となった際、機上気象レーダーに映っていなかった積乱雲の発見が遅れ、回避が間に合わなかったためと考えられる。

0300航空・宇宙一般
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