日本初 新幹線に地震による脱線リスクを低減する新たなダンパを導入~新技術の導入により、さらに安心してご乗車いただける新幹線へ~

2026-03-10 東日本旅客鉄道株式会社

東日本旅客鉄道(JR東日本)は、地震時の新幹線脱線リスクを低減する「地震対策左右動ダンパ」を日本で初めて開発した。これは地震による車体の左右方向の揺れを抑制する装置で、従来の乗り心地向上を目的としたダンパを改良し、大きな地震動にも対応できる高い振動吸収能力を持つ構造とした。地震時に車体が大きく横揺れすると車輪が浮き上がり脱線につながる可能性があるが、本装置は振動伝達を抑えることで車体の揺れを低減し、脱線確率を最大約5割低減できることが確認された。ALFA-Xや既存車両での検証を経て開発され、2027年秋からE5系、E6系、E7系、E8系新幹線に順次導入される予定である。導入は2031~2032年度までに完了する見込みで、地震多発地域における鉄道輸送の安全性向上に貢献すると期待される。

日本初 新幹線に地震による脱線リスクを低減する新たなダンパを導入~新技術の導入により、さらに安心してご乗車いただける新幹線へ~
図1 試験時の様子(画像提供:(公財)鉄道総合技術研究所)

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0103機械力学・制御
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