2026-01-16 NASA
NASAは、航空分野におけるデータの安全性と信頼性向上を目的として、ブロックチェーン技術を活用した新たな航空データ保護システムを開発・実証した。米カリフォルニア州のエイムズ研究センターにおいて、Alta-Xドローンを用いた飛行試験を実施し、航空機と地上局間でやり取りされる飛行計画やテレメトリ情報を、改ざんや盗聴から守れることを確認した。ブロックチェーンは分散型データベースとして機能し、情報の変更履歴をネットワーク全体で共有・検証するため、リアルタイムで安全かつ透明性の高いデータ管理が可能となる。従来の多層防御型サイバーセキュリティとは異なる新しいアプローチとして、自律型航空交通管理、都市型航空モビリティ、高高度航空機運用への応用可能性も示された。本技術は、将来の航空交通システムの安全性と拡張性を高める基盤となることが期待されている。

An Alta-X drone carries a custom built simulated Unmanned Aircraft Systems environment payload for the new blockchain system tests. Credit: NASA/Brandon Torres Navarette
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